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夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

瓢形花生 大清乾隆年製銘

2012-04-08 07:13:24 | 陶磁器
4月から新らたなスタート・・。我々の状況を取り巻く環境が大きく変化していることに気が付いていないと大変なことになります。気が付いていたとしても、何も行動を起こせなかったり、勝負に負けていると抹殺されます。

経営は常に変革を求められます。何もしてないと倒産します。間違った変革はもっと早く倒産します。

焦せることなく、方針の正しい改革が組織を活性化します。目の前にある皆が認める問題を解決する改革が一番です。一つ目の課題は問題を見つける考察力があるかどうかです。

次の課題が行動力です。高齢化した組織は成功体験が優先し、硬直化します。今の日本の組織の大きな問題はそこであると思います。問題を認識しても改革に足を踏み出そうとしていないことです。

改革は目立つことだけではありません。意識を活性化させればその目的は達成されます。続きは後日として・・。

本日は単純明快な中国陶磁器です。

中国の陶磁器は気に行った作品を無理のない値段でしか購入しません。中国陶磁器はその真贋の鑑定は非常に難しいからです。プロを思われる人でも間違いをします。

瓢形花生 大清乾隆年製
合箱
下胴径125*上胴径85*口径20*高台径64*高さ230



焼きががりが良く大きめの瓢形の一輪挿しの花入れで、一輪挿しにもまた飾っておいても良いと思われます。

中国の陶磁器の単色の陶磁器は本ブログにても以前投稿しました。

黒釉玉壺春瓶

他にも幾つか単色の陶磁器を投稿しています。




銘が通常の写しよりもきちんと記されてますが、あまりに整然としすぎているように思えます。

ただ、雑然と記されている作品は完全にコピーです。



最後の「製」の字の書かれ方に文献からの銘との違いがありますが、詳細は後学とさせていただきます。

単色でその色と、そのフォルムの美しさだけで鑑賞するという器もまた、潔い魅力として存在感があります。

骨董には本当にいろんな面からの感性が必要です。貪欲と評していいでしょう。贋作であろうが美として認めることも必要ですし、好みだけの一面だけのコレクターではだめなことが数多くあります。



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