腐れゲー道

プレーしたゲームの感想文を、ダラダラと粘着質に綴ります。

龍が如く3(PS3版)

2020年04月02日 01時29分32秒 | PS3ゲーム感想文
【ハード】PS3
【メーカー】セガ
【発売日】2009年2月26日(オリジナル版)
【定価】3980円(廉価版)
【購入価格】540円(中古)
【プレー時間】108時間

龍が如く。今更説明するまでもない、今年で15周年(!?)を迎える、人気ゲームシリーズである。
発表当時は「ヤクザがテーマ」「(コケた)シェンムーっぽい」等で微妙な空気を醸していたが、発売されると状況は一変。
「ゲームに飽いた人たちへ。」というコピー通り、長年ゲームをやり続けた男性ユーザーの心を見事にキャッチ(古っ)。
なんだかんだで「子供向け」であった日本ゲーム市場において、これほど明確に大人を意識した作品は初めてだったと思う。
雰囲気だけでなく、シェンムーとは違った思想のリアルな街並みやサブ要素の多さといった作りも、大いに受け入れられた。
作品の方向性と人気が固まったなら、後はガンガン売るのみ! ……という方針なのかは知らんが、続編もバンバン作られた。
本編だけでなく派生作も幾つも発売され、先日は最新作「7」をリリース。龍シリーズはまだまだ続いていくことだろう。
次の次辺りでPS5版かな。PS2生まれのシリーズがPS5でどんな姿になるのか。日本ゲームの星としても、期待するしかない。

で。そんな俺と龍が如くとの付き合いは……シリーズ開始と同時期にあったセガのパチ屋買収により、難航した(アホか)。
まぁ最終的には「もうそんな意地張っていられる状況じゃない」という諦観と、シリーズへの興味で、俺が白旗を揚げた。
意地張ってごめんなさい、龍シリーズをプレーさせて下さいとセガに頭を下げたのである。俺の中での認識は実際そうだ。
もちろん別に怒られも咎められもせず、随分遅れて俺は龍が如くを始めた。PS3版「1・2HD」にて、2本セットで。
その感触は、概ね良好だった。無論不満点もあったが、この2本はPS2世代、続編では大幅な改良とパワーアップが望める。
続編は既に大量に発売されており、待つ必要はない。これからはガンガン追っていこう。そう前向きな決意をしたのだった。
……それが、5年前。あー。いや別に忘れたわけじゃないけどさ。色々あるのよ。中年老い易く、ゲームやり難し。
相変わらず龍シリーズは続編製作が早く、シリーズは積み重なる一方。いい加減続きをやらないと、洒落にならん。
てわけで遂に重い腰を上げたのであった。5年の歳月を経てプレーする続編は、言うまでもなく「龍が如く3」である。

ちなみに今ではPS4版が出ているが、俺はPS3版をプレーした。というのも、数年前にソフトは確保していたからである。
PS4版が出ると分かっていれば当然そちらを選んだが、購入当時は未発表だったのだ。かといって追加購入は勿体無い。
絵の強化やスタンバイ機能等、今からやるならどう考えてもPS4版の方にすべきだが、俺は男のPS3版。硬派なもんで。
いや中古だし、正直心苦しいが。セガさんごめんなさい。なんか頭下げてばっかやのう。桐生に〆られた雑魚みたい。はぁ。


さて、龍が如く3。今作は外伝である「見参!」を挟み、本編としては初のPS3対応となった、記念すべき一本である。
それは3作目ということ以上にシリーズとして重要な意味を持っていた。そのパワーアップ具合は、PS3→PS4を上回るだろう。
最大の恩恵は、無論グラフィックだ。HD化し、人も街も格段に描写が細かくなり、「リアルさ」のレベルが跳ね上がった。
更に主人公・桐生の移動が、背後カメラ固定の現代3D標準システムになった。個人的にはこれが一番大きな進化だった。
というのも、1と2は、旧バイオハザード風の固定カメラだったのである。移動によりカメラ位置、つまりアングルが変わる。
PS2の性能的に仕方なかったのだろうが、これは非常に操作しにくかった。街並みの魅力を削いでいる部分もあったと思う。
それが今作では、見事に一般的なゲームに進化。……表現がちょっとアレだが、別に嫌味ではない。非常に良くなった。
桐生の走り方も、前作までは大股・もっさりで不自然な感じだったが、今作ではごく普通の小走りに。相変わらず超速い。
戦闘は画面が切り替わらないシームレス制になり、リアリティが増した。まぁ読み込み時間はあるから快適さに差はないが。
総じて理想的なパワーアップを果たしていたと思う。俺は今作の後に1と2を再プレーしたので、よりそれが実感できた。
まさに次世代、新ハードに相応しい続編である。……11年も前のゲームに何言ってんだって話だが、本心だ。はぁ。

今回、プレーを始める前に、ふたつ決めたことがあった。一つ目は、難度・ハードで開始すること。
龍が如くは別に難しくはないが、鼻歌ゲームでもない。引継ぎありならともかく、最初からハードは結構厳しいと予想される。
でもやれないこともないだろ? と思い、実行。俺は普段ほぼ何でもノーマル開始派だが、たまにはこれくらいいいだろう。
そして二つ目は「サブイベント関連は最初から攻略サイトをガン見する」こと。メインじゃないよ、あくまでサブだけな。
というのも、龍が如くはサブイベントが大量に用意されているものの、取り返しのつかない時限要素もまた多いのである。
前2作ではそれでクリア後にかなり嫌な気分になった。「これは自力じゃ無理だろ」と思えるフラグもいっぱいあったし。
メインで悩むなら構わんが、サブは全部堪能したい。なのでサブの発生条件だけはガッツリ他人に頼り、取り零しを無くす。
そうすると自然に経験値や金が多く手に入ることになるが、そこはまぁハード開始と相殺ということで。マイ屁理屈。
なんとなくバランスの取れた条件て感じで、始める前から気分が良かった。ともあれ新たなYAKUZA(海外名)、スタート。


うーむ。これは。なんともはや。……面白いですねぇ!! 開始してほどなく、俺はもうどっぷり今作にハマッていった。
龍が如くは、総合娯楽ゲームである。まぁゲームと言う娯楽自体が総合娯楽とも言えるが、龍をやってるとそれを強く感じる。
最初は主にメイン物語を進めていたが、サブクエストが開放され始めると浮気が始まり、そこから更に寄り道が広がる。
ふとやってみたゴルフやUFOキャッチャーにムキになったり、或いは「これは後でやろう」と見切りを付けたり、色々ある。
寄り道で腹が膨れたらまたメインを進め、すると新たに寄り道が用意されるので、また浮気が始まり、のめり込む。
前述した遊びやすさの向上でプレーが非常に快適になり、単純に面白さが格段に増した。故に単純に、とても面白い。
龍が如くは要はOWだが、他のOWと比較してフィールドの規模が小さめだ。だがそれは必ずしも欠点ではない。
このくらいだからこそガッツリ歩き回れるのだ。とにかくフィールドを何度も行き来するのは、「本来のOWの姿」だと思う。
ファストトラベルが不便なのも、恐らくわざとなのだろう。これくらいは自力で回れ、適度な面倒さも必要だ、と。
現代ゲーム製作において「規模感」は非常に難しいところだと思うが、今作は製作者の意志がビシッと通っていると感じる。
前から思っていたが、龍はプレー感覚が「妖怪ウォッチ」に似ている。世界設定や客層は正反対なのに、面白いもんだ。
いい意味で製作者にキッチリと管理された世界で、適度に不満を抱きつつ遊びまわる。実に面白い。セガは最高です!

……しかしそんな桐生ちゃんの道楽を阻む悪い奴らがいる。ヤクザ? まぁそれも含むが、チンピラと称した方がいいだろう。
桐生は一瞬とはいえ日本最大ヤクザ集団のトップに立った男である。加えて単純に、喧嘩が化物レベルで強い。超危険人物だ。
しかし本人は一応既にヤクザを辞めた堅気であり、また普段の素行はごく普通、寧ろ世話焼きな「いい人」である。
どの要素を見ても、チンピラに絡まれる要素はない。しかし龍世界のチンピラは桐生が大好きで、方々で追い回す。
肩がぶつかって因縁を付けてくるならまだ分かるが、発見した(目が合ってもいない)だけで「おい!」と絡んでくるのだ。
他に弱そうなリーマンや爺さんが幾らでもいるのに、屈強な肉体と精悍な顔付きをした強面にわざわざ喧嘩を売ってくる。
龍ワールド最大の謎と言っていいこの点は今作でも継承されている。街のあちこちで「おい!」の後に付け回され、絡まれる。
そもそも龍ワールドは、現実と比較してヤクザの勢力が大きすぎる。昭和ならともかく、今の時代にどんだけ巨大なんだ、と。
幹部をあの世に送っても次から次へと後継者が現れるし、なり手に全く困ってないように思える。物凄く不思議な世界だ。
だが龍雑魚の気合入りっぷりを見ると、それも当然かもしれないと思う。そこらのチョイ悪でさえ、そうなのだから。
要するに龍世界の男達は、全体的に血の気が有り余っているのである。だからヤクザ界が盛況で、チンピラも活きがいいのだ。
……しかしそうなると、一般人の治安が心配だな。神室町はともかく、日本中がこんなだとしたら、危ないってもんじゃない。
描写がないけど、学校も相当荒れていると思われる。俺なんてこの世界じゃ……ひぃいい。創作でよかったよ龍が如く。

そんなわけで桐生は今回もしつこく何度もチンピラに絡まれる。そして龍シリーズの特徴として、敵からは逃げられない。
シンボルを避ければ戦闘にはならないが、その判定は非常に大きく、避けるのは難しい。雑魚戦は必然的に頻発する。
まぁそれはいいのだが……残念ながら、今作でも龍が如くの戦闘はあんまし面白くなかった。ここは進歩がない感じ。
いや、絵の強化で迫力は倍増したし、壁バウンドの導入でコンボが派手になり爽快感が増す等、改良点は無論多くある。
でも根本的に、龍シリーズの戦闘はつまらんと思う。やれることが、特に序盤は少なくて、深みと面白さが感じられない。
何よりムカつくのが、敵のガードだ。敵は雑魚であろうと、ガードで桐生のパンチも蹴りも完璧に防ぐ。ノーダメージだ。
難度ハードで始めたからか、序盤から非常に攻撃が通り難かった。ジャブは当たっても次の攻撃はサクッとガードされるし。
ちなみに事前準備や路上で様々武器が手に入るが、それが強いとは限らない。寧ろ素手より弱いものもあり、正直微妙。
刃物や拳銃でさえ、当てても当たっても大したダメージがない。バランス調整のためなのだろうが、あれはおかしすぎるよ。

で、ガードへの対抗手段といえば、投げだ。格ゲーの基本だ。それは今作でも間違いではないのだが、最適解とも言えない。
というのも、投げに抵抗してくる敵もいるからだ。また巨体の敵はそもそも投げられず、ひき潰しの反撃さえ食らってしまう。
打撃はーガードされ、投げも通らない……どうせぇっちゅうねん!? と叫びたくなる事態が、雑魚戦でさえ普通に発生する。
まぁガードさせ続ければいつかは通るから、結局はそういう横着思想に帰結してしまう。でもこれじゃ攻略になっていない。
ガードってのは攻撃よりもずっと高度な技術であろう。その辺のチンピラが何故桐生の本気パンチをガードできるのか。
龍シリーズはそもそも戦闘面がそんなガチ志向なゲームではないが、今作の敵の「硬さ」にはほとほとウンザリさせられた。
最新作がコマンド戦闘になったのは必然だったのかもしれない。続編のプレーも楽しみにしてるが、戦闘だけは……うーむ。

けどまぁ、ゲーム自体はとても面白いから、実際はさほど戦闘も苦にならない。能力的に、桐生が前2作より強い気がするし。
雑魚に邪魔されながらでもゲームは面白いんだから、戦闘はストレスとして適切なレベルだと判断しておこう。
メインを進めつつ、サブをキッチリ埋めていく。取り零しはないはずだから、先に進む不安感がない。これでよかったな。
戦闘難度も、ボスが固すぎることには辟易したが、意外と何とかなった。もしかしたら前2作より難度自体が下がってるかも。
ただし後戻り不可の強制戦闘が多いので、セーブはキッチリ行い、またセーブデータを念の為幾つかに分けておくべきだろう。
8章だったか、拠点から出たら延々戦闘で、チェイスバトルもありで、大変だったわ。あれは途中で一回セーブさせろや。

そう、チェイスバトル。今作で追加された、まぁ追いかけっこモードだ。こちらが追うこともあれば追われることもある。
大変なのは追う方で、対象となる相手がとにかく速い。外人から幼女までいるが、幼女も桐生の全力疾走より速い。マジで。
また常に街中で発生するので、通行人が邪魔をする。桐生は平時なら通行人を吹っ飛ばせるのに、チェイス中は逆になる。
全力疾走してる桐生と突っ立ってるOLがぶつかって、あっちは平気でこちらが盛大によろけるのだ。無理があるだろ! 
追う対象はそんなミスをせずスイスイ走っていく。無論捕まえられるようにはなっているが、慣れないとかなりしんどい。
正直バトルよりこっちの方が難しいと思う。新機軸にはなっていたが、操作性や難度も絡み、面白かったとは言い難い。
まぁこれも今作の「色々」の一部だから、いいかな。いいゲームには不満点が付き物なんだよ。変な話だが、これが真実。


物語は……都会のネオンな前2作から一転、今作はなんと沖縄に舞台を移す。まぁもちろん東京・神室町も出てくるが。
沖縄。日本の最南端にあり、日本でありながら異国情緒のある不思議な県。……テキトー言ったがあってる? 実際は知らん。
俺は正直、沖縄にはいいイメージがない。自然面はさておき、「年中基地ネタでキチが騒いでる場所」という印象が強すぎる。
あの「主張のためなら法律上等」が素で罷り通ってる空気が気持ち悪くて仕方ない。……この辺にしとく。僕は知りません。
今作でその辺が描かれたら嫌すぎる……と思っていたが、軽くはあったものの、深い(不快)描写はなかった。ホッとした。
綺麗な海があり、町もそれっぽい空気が感じられ、それっぽく楽しめた。無論行ったことないから再現度は分からんが。
前作の後、桐生は東京を離れ、沖縄でなんと児童養護施設の管理者に納まった。前任者が引退し、その後を継いだとか。
それから2年、元々の養女(?)・遙に施設の子供達を加えた大所帯で、桐生はそれなりに幸せに暮らしていた。
しかしある時、施設敷地の地上げ騒動が始まり、更にそれには桐生の古巣・東城会も深く絡んでいた……!!

うーむ。……元ヤクザ、それも大幹部、それも背中に派手にモンモン背負ってる男が、児童養護施設長? 無理ありすぎやろ。
あれって無論公的施設やろ? そこに納まるなら審査くらいあるやろ。それも割と厳重なのが。通るわけがない。
子供達には慕われてるし、近所の人らと仲良く雑談してるので、受け入れられてもいる。リアリティぶっ飛ばしである。
せめて審査を誤魔化すような描写を入れるくらいしろっての。自身の出身みたいな訳ありの施設なら、不自然じゃなかろうに。
まぁそれはいいとしても。前作で結ばれた狭山薫と、序章で別れるってのはどういうこった。あまりのことにズッコケたよ。
そらヤクザと刑事なんだから当然ちゃ当然だが、それは前作の時点で自明だろ。あんだけ派手なチューしたのに。おかしいよ。
明らかに「物語の邪魔になったから」な扱いで白けた。ちなみに狭山さんはアメリカ留学しちゃいました。ほんま漫画やな。
おかげで今作は女っ気がないったらない。キャバ嬢? 阿呆言うな。遙? ……うーん、まだ早いよ。5年後で。
更に言うと、序盤にだけ登場する狭山さんの見た目が、非常に……なぁ。もうちょい気合入れて作ったれよと。はぁ。

そんで始まる沖縄巡る陰謀の数々だが、ハッキリ言って出鱈目。いちいち突っ込みどころしかなく、話に浸れない。
CIAの工作部隊を気楽に暗躍させるな、東城会本部で会長を撃った人間がどうやって逃げた、国会議事堂で乱闘して……略。
前2作でもそらおかしい部分はあったが、あだ物語の整合性を意識していたと思う。けど今作ではもう完全に開き直っていた。
「面白かったら別にいいだろ!」と。……まぁ面白かったらいいんですよ、確かに。けど俺はこの内容じゃ浸れなかったです。
話の都合で配備され平時はほぼザルな警察、21世紀にもなって「謎に包まれた武器商人」、全てを桐生個人が背負う無茶さ。
現代劇を採用する以上ファンタジーもの以上にリアリティには気を配らなきゃならんはずなのに、開き直るのも大概にしろ。
「頑張ったけどこれが限界です」じゃない、最初から放り投げた感がありありだ。大人向け? 完全に「子供騙し」だよ。

が。今作でも変わらぬ良さを発揮していた部分がある。キャラクターだ。物語が出鱈目でも、この点は頑張っていた。
桐生はもちろん味方になる沖縄ヤクザ、敵になる現東城会の面々、いずれも頼もしく或いは怖くキッチリ描写できていた。
ハードの表現力上昇は人の顔に最も強く現れていて、ほぼ現実の人間と認識出来る。今更ながら、これは凄いことだ。
シリーズの伝統に則り主要キャラはほぼ芸能人が声優を担当しているが、一部を除き良好だったと思う。一部を除き。
敵幹部の一人・神田はあの宮迫博之が担当しているが、なんつーか「程度の低いガラの悪さ」が見事で、正直ビックリした。
クール系の悪・峰はちょっと下手だったが、不器用そうな性格がよく出ていたと言えなくもない。少なくとも劣悪ではない。
こういうのは現代劇だけに、寧ろ少々下手な方がリアリティを感じられるのかな。芸能人起用に不満を抱かないのは珍しい。
もちろん話の中心人物である桐生も相変わらずいい男だ。顔が結構変わり、髪型もちょっと超サイヤ人化した気がする。
「キャラを見る」だけなら文句なく面白いし、迫力があるし、入り込める。物語は寧ろ追っちゃいかんな。そんなゲーム。
女っ気の無さだけは返す返すも不満だが。くっ付かないにしても、今作限りのヒロインを用意してもええんとちゃうの?
そして相変わらず、どいつもこいつも死んでいくのもな。この辺、芸能人を使っているという事情も関係してるのだろう。
前2作でもそうだったが、龍シリーズの「感動」表現は、正直古いと思う。特に人死に感動は、白ける要因になりやすい。
安易に殺さないでくれと思っていたが、残念ながら安易にポコポコ死んじゃいました。……死体の始末、大丈夫? はぁ。


グラフィックは、何度も言うが極めて良好。少なくともPS3版本編第一弾としては百点満点の出来栄えだろう。……多分。
リアル路線のゲームだからハード進化の恩恵を思い切り受けている。これ、当時プレーしたファンは感激しただろうなぁ。
音楽は、メインである街中ではBGMより環境音やガヤの方が重要なゲームなので、全体的に控えめになっていると思う。
その分、街中の雰囲気作りには力が入っていて、これも前2作よりパワーアップしていた。どこがどう、とはあまり言えんが。
沖縄の青信号で流れる行進曲(?)や神室町で時折聞こえる救急車のサイレン等は、臨場感の高揚に大いに寄与していた。
BGMも、図らずも長く聴くことになるバーの曲や、カッコ良いラスボス戦の曲は印象に残った。ちなみにスポッチで聴ける。
あと歌だ。テーマ曲に矢沢栄吉を起用しており、気合が入っている。ゲームを起動する度に何度も聴きたくなる歌だった。
ホント、全てはハード性能の進化のおかげである。ゲームの面白さにハード性能は関係あるのか? ある。良くも悪くも。


さて、難度ハードでサブクエストをあまさず踏破し、クリアーした。面白かった。満足である。比類なき龍が如く3、了。
……んなぁ~~わけがなかろうが! もうお前はそんな所で終えられる立場じゃないんだよ。トロだよ、トロフィーだよ!
はい。もちろん分かっている。トロコンをする。そのつもりでプレーを開始した。覚悟は出来ている。今からが本番だ。
今作のトロフィーは、トロ界(実在するのかは不明)では割と有名(テキトー言ってる)な、結構な難度の高さなのだ。
そのことも事前に知っていた。しかし、挑戦はすべきだろう。ゲームが凄く面白かったし、その意味でやる気も十分ある。
……ちなみに、サブクエストの取り零しをあれだけ恐れていたのに、今作ではクリア後に幾らでも挽回可能とここで知った。
前2作と違い、クリアデータを使ったフリーモードがあったのだ。そこでサブ要素も全部回収可能。寧ろそこでやれ、と。
あー。そうだったんですか。ちゃんと進化してたんですね。少々肩透かしを食らったが、まぁこれは喜ぶべきことだろう。
このモードをやり込んだ上でのクリアデータも作成できるので、2周目も万全でやれる。至れり尽くせりだ。見事な進化だな。
んじゃま、トロコンへ向けて新たな戦いの開始だ。埋めたのはあくまでサブクエのみで、他にはやり残しがたんまりある。
……数多の罪ゲーがある中、トロ獲に勤しむのは本当に正しいのだろうか? そんな疑念も浮かぶが、今は頭を振る。

今作のトロコンで一番大変なのが「ミニゲームマスター」という案件である。文字通り、ミニゲーム全般に絡んでくる。
サブ要素が非常に多い今作では、メニュー画面の「コンプリート」という項目にて、現在の状況を閲覧可能になっている。
そこのミニゲーム項目、全20種類において、全て「良」評価を得ること。無論1個でも未達成ならピロンとはならない。
ある意味「総合娯楽作品」たる今作の真骨頂とも言える。ここでは桐生ちゃんの最強喧嘩スキルも何の役にも立たない。
とにかく、やるしかない。他にもトロネタはあるので、そちらも平行してやっていく。フリーモードに時間制限はない。
以下、苦戦した案件を個別に。ちなみに今回遙のおねだりは、あるけどトロフィーには無関係。本当によかった。
実際、今回も遙の要求終盤は最強ヤクザ桐生ちゃんをも震え上がらせる極悪ネタ揃いで、もしこれがトロだったら即諦めてた。
桐生ちゃん、あのガキほんまそろそろドヤした方がええんちゃう? 将来どんな女になるのか不安で仕方ないよ。はぁ。


・バッティングセンター
前2作でも鬼門だったバッセンは当然今回も登場。キャバ嬢と致した後の解散場がここで、テンション落ちるのは俺だけか。
4段階の難度全てで1800点以上を求められる。尚イージーが簡単というわけではなく、どの難度でも結構な気合を求められる。
バッセンは難関だけにネットに色々と攻略が載せられている。……で。俺はそのうちの一つに着目したら、一気に楽になった。
「バットを見る」である。桐生ちゃんは素でバッセンが好きなのか、構え中にバットを機嫌良さそうにフリフリと動かす。
このバットが、球をミートすべきタイミングで、ピタリと止まるのだ。球種やコースは関係なく、全ての球に対して、だ。
となれば、見るのはここだけでいい。特に遅い変化球は100発100中レベルになる。超速球だけは目視の方がいいけど。
ともあれ、他にも色々攻略はあるようだが、全部無用。バット注視だけで簡単に1800は取れる。寧ろ他を見ちゃいけない。
バット注視はどこかのブログさんで読んだはずだが、忘れちまった。この場を借りてお礼を。ありがとうございました。

・アンサー×アンサー
ゲーセンに置いてあるクイズゲーム。今作最難関のミニゲームとして語り継がれる案件である。……らしい。
クイズの問題自体が難しく、またCPUとの対戦制なのだが、これが非常に強く設定されていて、ガンガン正答されてしまう。
このモードはポーズもPSボタンも機能しないので、ググり技は不可。間違えると相手に点が入るので、当てずっぽうもダメ。
つまり「正答をなるべく早く」という、それが出来りゃ苦労しねーよなことを求められるゲームだ。まぁ、そら、厳しいよな。
中でも「多答フィニッシュクイズ」の極悪さは、当時のトロ界を絶望に叩き込んだらしい。……お疲れさんでした、先輩方。
俺も最初は自力で挑んでみたが、早々に諦めた。ここは先輩方の遺産に頼ることとする。あざっす。先駆者とか無理。はぁ。

クイズなんて、知っているかどうか、それだけである。こんなもんハッキリ言って正面からの攻略など不可能だ。
だから当然、ネットに頼る。ググり技は不可能なのに? そこを無理矢理検索するのだ。Ctrl+Fをターンと。
龍シリーズは人気作なので、ネット上に攻略サイトがたくさんある。無論今作のも。そして今ではデータがほぼ揃っている。
そこのアンサーアンサーコーナーを開いておいて、ゲーム中で問題文が語られるいや否や、目ぼしい単語を光速で検索。
……まぁ別に特筆するようなものじゃなく、単純な手だ。だが速さが必要だ。CPUの回答ターンなら余裕があるけど。
ちなみに攻略サイトといっても問題文を全部載せてあるわけじゃない。寧ろ載っていない問題の方が多かったと思う。
まぁこんなもん全部網羅するのは無理があるからな。つまり運良く検索で引っ掛かった問題が多ければ、勝利がグッと近付く。
ただし多答フィニッシュは複数の答えを選ぶ必要があるので、問題が引っ掛かっても正答を見つけられず時間切れもあり得る。
他力本願にもほどがあるやり方だが、クイズに他のやり方は無い。やむを得んだろう。だってトロ欲しいし。ごめんな。
ただ、幾つか自力で分かる問題もあった。「この中でプロ野球の捕手だった人を全員選べ」とか、俺には簡単なネタだった。
分かるものは分かる、分からんものは分からん。……うーむ、実に単純な真実。人はコンピーターじゃない、んだよなぁ。


・UFOキャッチャー
クイズの陰に隠れているが、こちらもかなりの難関。前2作と比べて物理的リアルさが格段に上がり、非常に取り難くなった。
幸い連コインが可能になったので、何度もしつこく挑むしかない。掴んで移動中に落とされるとキレそうになるが、我慢だ。
今作では景品の状況が保存される(店を出るまで?)ので、すぐ目当ての品を狙わず「崩す」作戦も必要となる。
他の景品で隠されてる品もあったりするので、気長に。3回500円と格安の料金設定だが、10万円近くは必要になると思う。
ゲームだからこそやれる大人プレーだな。台の占拠? 桐生ちゃんが必死でやってる時に誰が声をかけられるってんだよ。
俺はリアルのクレーンゲームで景品を取ったことが多分一度もない。このゲームをやって、もう一生無理と思った。はぁ。


・ダーツ
誰もが知ってる、的に矢を刺す単純なゲーム。……と思いきや、ダーツのルールってかなり複雑なんだな。知らんかったわ。
今作に登場するルールは3種だが、点数争い、点数「減らし」、陣取りゲームとバラエティに富んでいる。興味深かった。
にしても、まさかど真ん中が最高得点ではないとはね。これに関しては、そうあるべきだと思うんだが。いえ何でもないです。
あと、リアルでやっていちいち矢を抜くのは大層面倒だろうなと思った。ゲームでよかった。バーチャル世代だった。

このモードではアナログスティックの加減により、弱中強の三段階で射出の力を選択できる。でも強だと、出鱈目に飛ぶ。
狙うべきは弱と中で、これなら射出前の手の位置からほぼ狙った場所にブッ刺せる。……のだが、これが何とも難しい。
アナログスティックのアナログ具合が絶妙で、弱で投げたと思ったら中だったり、逆も然り。非常に微妙な具合である。
もしかしたらコントローラーの癖もあるのかもしれないが、俺は最後まで安定したプレーが出来なかった。情けない。
対戦相手も弱中強の3人いて、それぞれに3種のルールで勝たねばならない。特に強の男は非常に強く、正確過ぎてビビる。
なんでアンタみたいなのがこんなバーで趣味ダーツやってんだよと突っ込みたくなる。3連続60点が普通とかやり過ぎだろ。
まぁでも、こちらも弱中をキッチリ出せればそれは可能なのだ。何度か挑戦し、調子の良い時をもって、勝利。
大変だったが、未知の世界で割と楽しく頑張れたと思う。リアルじゃこんなこと色んな意味で無理。ゲーム様様である。
こういうゲームは「プレーヤーが本物を始めるキッカケ」になることも多いと思われるが、俺にそれはない。
寧ろ「リアルでやるはない」と決意させるに至った。……多分ダーツ好きな、これ作った人は複雑だろうな。はぁ。


・ビリヤード
ダーツのあるバーに併設されているもう一つのミニゲームにして、今作最凶クラスの厄介案件として有名。
ルールはナインボール、ローテーション、エイトボールの3種で、相手は弱中強に特強がいる。全組み合わせ勝利が必要。
弱は楽に勝てるが、中以降は相手の精度がかなり高くなり、順番を渡すとガンガン落とされる。んで、特強は言うに及ばず。
それでもナインボールくらいは運で勝てることもあるが、残り二つは本物もビックリな技術を要求させる。ごめん言い過ぎ。
球の挙動はリアルなので、きちんと突けば相応に転がってくれる。求められるは正確なプレー、即ち正統派な攻略である。

……が、俺もナインボールは全員自力で倒したが、その後はネットの先人が編み出した「定規戦法」に頼るしかなかった。
定規戦法。今作は自球の挙動は突く前にゴーストで表示されるのだが、それ以外がどうなるかは見極めるしかない。
そこで! モニターに定規を当て、目的の球とポケット(穴)とを繋ぐ直線を作る。この際、それぞれの中心を頑張って出す。
その直線に、自球のゴーストを、これまた中心が当たるよう調整する。論理としては単純だが、結構アナログ感覚が必要。
これをすれば、かなりの精度で目的球をポケットインさせられる。実際は球を突く強度も絡むので、確実ではないが。
んで、これをやるにはモニター前にコントローラーを持って行かねばならない。……やってて非常に間抜けだが、仕方ない。
俺はモニターを目の前に移動させてからやった。こんなことは長年ゲームやってて初めてだ。非常に阿呆臭いが仕方ない。
その甲斐あり、ショットの精度が上がり、何とか全員に勝てたのであった。いやー、ビリヤードもまた大変なゲームである。
こちらはリアルでもやってみたい気はするが、やるにしても、一人プレーだな。一人のんびり、邪魔されずにやりたい。
ちなみに今作でも桐生一人でプレーは可能。トロフィーなんぞを追わねば、そうしてまったり遊べたんだろうけどね。

そんで。実は定規戦法でやっても、特強相手のエイトボールはとにかく強く、勝てなかった。勝てる気がしなかった。
しかし神は俺を見捨てなかった。ある時、敵に順番が行き、ああ今回もダメだと思った。敵は突いた。球のコンボが始まった。
……⑧がゴトンとポケットに落ちた。エイトボールは「最後に⑧を落とす」ゲームだ。では途中でうっかりやっちまうと?
反則負けである。そう!! 数多の龍がトロファーを苦しめてきた特強のビリヤーダー親父、ここで驚きの大ミスを発動!!
いや、ほんとビックリだった。確率的にないわけではないが、無論非常に珍しいだろう。1000回に1回くらいか? 知らんが。
ともあれ、相手の反則負けということは、俺の勝利。誰にも文句を言われる筋合いはない。ルールに則った栄誉である。
あー、ホッとした。これがなけりゃ、下手したら今でも苦戦してたかもしれんからな。珍しく運が良かった。あざっす。


・麻雀
……来た。ミニゲームの難度としてそう高くない(多分)が、なんせ俺は麻雀のルールを知らない。これでは話にならない。
今まで生きてきて、何度も何度も「覚えよう」とは思った。けど結局気持ちが続かず、次の機会に投げた。清く正しい先送り。
だが俺も男だ、そろそろ年貢の納め時というやつだろう。おうさ、覚えてやるよ。幸いネットにゃ指南サイトが幾らでもある。
それに、何も麻雀の全てを勉強する必要はない。当面は今作のトロを取れればいい(ちなみに5万点得て勝てばいい)。
最初から高いハードルを設けず、取り敢えずはトロ目的の緩い動機で勉強する。強制的な勉強だから、今はこれでいいだろう。
なになに、ポン、チー、カン、ロンにツモ、ピンフにタンヤオ……ううむ……横文字は、横文字は苦手やねん……。

んでまぁ、とにかく浅く学んで運良く5万点超えればオッケーというダサ方針なので、基本を覚えたらすぐ実戦に入った。
いやー……揃わんね。ちっとも揃わん。簡単な役ですら出来ず、只管牌を捨てていく時間。正直、面白くない。
まぁポンやチーで他人の牌を使えば揃えられるようになるが、それだと今度はリーチが出来ず、上がれない。嗚呼。
「何度かやってりゃ慣れるだろ」としばらくやってみたが、慣れない。まぁ実際プレー回数はまだ少なすぎると思うが。
要らんと判断し捨てた牌が次のターンでは必要になってぬぐぐとなることも非常に多い。あれムカつくなぁ。不愉快だ。
「相手の捨て牌を見る」ことはまだ無理と判断して敢えてしなかったが、それでは麻雀は上達せんな。ちゃんとやらんと。
最終的に、何とか(一番弱い卓で)5万点を取り、条件は達成した。……けど、消化不良だね。仕方ないけどさ。
まぁ足掛かりにはなったんで、今後も機会があれば麻雀には挑戦したい。龍シリーズの続編でも間違いなくあるだろうし。
でもダーツ同様、現実でやる気はせんな。だってこれ、4人ともが完璧に役の知識持っとかんと、ゲームにならなくない?
ダディクールがタンヤオやってるAAがあまり笑えないのだった。このゲームが広く普及してることには脅かされる。
やっぱあれか、脱衣麻雀か。皆エロパワーで覚えたのか。それなら分かるぞ。今では難しいけど。あの頃なら。はぁ。


・キャバ嬢攻略
龍シリーズの代名詞的なサブゲーム。大人なんだから女を口説く遊びは必須! なのだろう多分。僕子供だから知らんす。
そうは言っても、俺は前2作では全くやる気になれず、試しに入っても全く面白さを感じられず、二度とやりたくなかった。
そもそもだ。キャバクラって、金払って女の子と楽しく酒飲んで会話する場所だろ? んで当然だが、客は俺の方だろ?
それが龍が如くでは、金を払うのは当然として、何故かこちらが女のご機嫌を取る必要がある。注文や会話やプレゼントで。
悪い選択肢を取れば相手は当然のように機嫌を損ねる(好感度が下がる)。要はギャルゲだが……なんで客の俺が???
道端でナンパするのなら、こちらが奴隷になるのも分かる。けどなんでキャバ行ってまでこんなことせにゃならんの?
まぁでも、嬢が魅力的ならそれもいいかもしれない。……ある意味一番の問題がここだな。登場キャバ嬢、全然魅力なし。
つまり魅力のない女に金を払って会いに行き、精一杯の金と労力を使ってご機嫌を取り、好感度を上げさせて頂くのだ。
「これの何が面白い?」としか言い様がない。龍が如くは好きだが、この要素だけは何故続けてるのか理解不能である。

だがトロフィーに絡む以上、やるしかない。やる気は皆無なので、選択肢は全てネットをガン見。後悔は全くない。
で、初めて龍のキャバ嬢を「落とす」までやってみたのだが……最初の印象そのまま据え置きだった。全然面白くない。
会話が楽しいとも、嬢が可愛いとも思わん。皆わがままな若い女だ。繰り返すが、俺が金を払ってここへ来てるのに、だ。
中には会話の軸として彼氏や子供(子持ちが悪いとは言わんが)を持ち出す嬢もいる。お前は一体何を考えているのか。
キャバに来る客が、自分を「女」として見てるのは分かりきってるだろう。なのに彼氏や子供のネタを楽しそうに話すって。
けど我が分身こと桐生ちゃんはへーへーと相槌を打って好感度を上げていく。さすがやなぁ。俺には絶対に無理です。
こういうこと書くと「男の度量」とかそういうのでマウント取られるのがネット界だが、俺はもうそれでいいや。はぁ。

選択肢を誤らなければ、好感度上げは簡単。バカ高い酒を入れれば更に楽だが、それは癪だからしなかった。アッカンべー。
だが好感度だけでは攻略には至らず、「アフター」「同伴」「最終イベント」の3つを店の外でこなさねばならない。
アフターと同伴は嬢と飯や遊びをするのだが、払いはもちろん桐生ちゃん。あいつら財布出す気配さえない。○したい。
最終イベントは、先述の彼氏や子供のようなその嬢の鉄板ネタが絡むトラブルを桐生が解決することになる。
もちろんこのゲームだから肉体言語解決も多い。んでこれを終えれば「今夜は帰りたくないの」となり、ハートがぽわ~ん。
つっても何も見せてくれんがな。朝チュンだ。夜だが。終われば「凄かったわ」とか言って嬢は去り、終了。
どう見てもお付き合いが始まったようにしか思えんが、ぽわ~ん出来るのは一回だけ。風俗と変わらんな。もういいや。
もちろんまた店で彼女を指名すれば再会出来るよ。これが割り切った大人の関係ってやつですよ。こんな世界滅びればいい。
全9人もいるので、只管に苦痛な作業だった。100万円の札束でビンタすりゃ好感度一発上限システム入れて下さい。はぁ。


・亜門
全てのサブクエストをクリアーすると挑戦できる、龍シリーズ恒例の隠しボス。らしい。俺は無論今作で初めて戦った。
何やら拘りを持って桐生に挑んでくるが、元々「裏の世界」を描く物語なのに、こんな奴が隠れていられるわけなかろう。
古牧の爺さんみたいな隠れ強者なら分かるが、亜門は普通にアウトローだからな。設定が非常に不自然に感じられた。
また出現条件も、ハッキリ言って厳しすぎである。こんなの何人が自力で到達出来たんだって。そこまで隠したいのか?
「ヒットマン(強敵を倒していくサブエピソード)を全員倒せば登場」で十分だと思う。明らかにやり過ぎだよ。
んで、そこまで勿体つける隠しボスだから、さぞ強い!! ……ことは強いけど、投げに弱いから、投げまくったら勝てた。
ちなみにクリア後モードでは何故か難度がノーマルで統一されるらしい。ハードで戦ったらもっと苦戦したのかな。
多分続編でも同じ位置付けで再登場するのだろうが、ちょっとそれはどうかと思う。繰り返すが、設定的に違和感あり過ぎ。
かといって精霊や神を出すわけにもいかんしね。現代劇であることが枷になってるな。うまく行かんねぇ……。


・究極闘技
これはゲーム本編のネタではない。クリア後にメニュー画面から選択できる、様々な条件下で行われる戦闘特化モードだ。
全課題を「出す」のがトロフィー条件。一つクリアーで一つ出現するので、最後以外は全て突破せねばならない。
ミニゲームの陰に隠れているが、これもかなり厄介な案件である。数時間はかかるし、難しい条件も幾つかある。
特に本編でも皆が嫌い(多分)なチェイスバトルで最も難しい、究極マック戦は大変だった。もう二度とやりたくないね。
それ以外は、やり続ければ何とかなるだろう。龍シリーズの戦闘が好きな人にはたまらないモードになると思われる。
俺は好きじゃないから、あんましだったけどね。でもボス戦とか、やり続ければやっぱ上達していって、嬉しくなったね。


・EX-HARD
今作の本編最高難度。ハードをクリアーしないと選べない。これのクリアーもトロフィー条件となっている。
もちろん非常に難しい……と言いたいところだが、ガッツリと1周目の状態を引き継ぎ出来るので、そうでもない。
特に亜門撃破の報酬である「黄金の銃」は、弾数無制限の銃という、今作の明確な反則武器である。で、これも引き継げる。
他の銃はどれも非常に弾数が少ないのに、黄金銃は無限だ。離れてパンパンやっていれば、雑魚もボスもただの的である。
まぁ実際にはボス戦は間合い調整が必要だが、それでも難しさなどまるでない。あっさりとクリアー出来てしまった。
……にしても、EX-HARDのボスの固さは異常である。マジで100発以上はブチ込まないと死なない。人間じゃない。怖いです。
それでいて、倒した後のムービーじゃ桐生ちゃんが拳で勝ったことになってるのが面白い。ゲーム的出鱈目、最高だな。

てことで、EX-HARDをクリアーすれば……全てのトロフィーを取得! 同時に、プラチナトロフィーがピロンしたのだった。
長くしんどいトロ道だったが、面白くもあった。そういう意味では非常にいい調整のトロだった。拘ってよかったと思う。
まぁ他力に頼りまくっての成果だが、それはもう現代ネット社会では殆ど前提であろう。俺もその辺はもう潔癖じゃない。
やれる範囲は自力で頑張り、あとは他人の力を借りて頑張る。プレーするのは自分だから、最低限のラインは守ってる。
……というのは、まぁ身勝手な理屈やね。けどいいでしょ!! 少なくとも今回は楽しめたし。とても面白かったし。
これが次世代ハード・PS3における新たなゲームの楽しみ方なんだよ。……だから、11年前のゲームに何を言って……。


ふぅ。実は今作の後、勢いに乗って1・2HDの再プレーの乗り出したのだ。無論、未達成だったトロコンをするために。
「新作をやった後で旧作の再プレーをやって楽しめるのか?」……とちょい不安だったが、結果として普通に大ハマりだった。
あ、こちらはトロ目的の再プレーってことで、最初からネット見まくりだった。これはオッケーだろう。オッケーなんだよ。
特に1はサブ要素のフラグが異常にシビアで、自力じゃ絶対無理と言える内容だった。あれは無茶だろスタッフ。ったく。
2は時間のかかるネタが多く、手間の面で大変だった。キャバ嬢攻略に1000万円必要とか、ほんまええ加減にせえぇお前。
つっても心身が「龍」になっていたのか、2本ともハマってトロコンを達成できた。シリーズ3作、綺麗にトロコンである。
しばし龍が如く漬けの日々だったが、どれも面白かったし、成果には大満足である。ありがとうセガ。セガは最高です!!

こうなったら当然続編もガンガンやっていく。既に4、オブジエンド、5を確保済みだしな。……PS3版で、な。
いやー。こんだけ楽しんでるのに中古数百円とか、それゲーオタとしてどうよ? 未プレーよりダメじゃね? えぇ?
とは思うのだが、買ったのに買い直しってのもなー。特に4は成宮が出てるってことでやる価値あると思うし。うーん。
まいいや。この辺も開き直ろう。さすがにこれら以降の作品はPS4で新品を買うよ。何年先になるのかは分からんけどな。
1~3を一気に、ガッツリやったので4もすぐではないが、プレーする。いやプレーしたい。龍が如くファンです。キリッ。
比類なき日本を代表する準OW的大成功シリーズ・龍が如くを讃えて終わり。男たるもの、どこかでワルに憧れるものよ。

……いや、俺真面目なパン人だから、そういう意味じゃ、普通に嫌悪感あるんやけどな。「良いヤクザ」なんているかいや。
このシリーズは「麻薬ネタを出さない」「子供を殺さない」を信条としてるらしいが、綺麗事も甚だしいと思うよ。
桐生だって、今はともかくムショ入り前はどんだけパン人を泣かせてきたことか。直間問わず殺した相手だっているだろう。
は。そんなことは考えるな。言ったろ? 龍が如くはファンタジーヤクザの物語だ。現実ではない、夢を見ろ。
ロクでもない現実には目を瞑り、ファンタジーに夢を託す。どの世界でも同じだな。ちなみに今作の主題歌は「Loser」です。
はぁ。







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8 コメント

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Unknown (サク)
2020-04-06 00:42:45
龍が如く、3も楽しまれましたか
和ゲーの大作シリーズが肌に合う。実に素晴らしいことですね
龍が如くは順風満帆とまではいかなくても、シリーズ展開は比較的順調にいっていますし、今後も楽しみですね

私のPS3は実は龍が如く5同梱の限定版で、落ち着いた金色のコントローラーがなかなかかっこよくて気に入っています
ヤクザの家紋が入りまくった本体はあれですが…
当時値崩れしていて普通の本体より安かったのでこれを買ったんですが、一方で龍が如く自体は、面白さは認めるもののやや肌に合わないところがあって、途中でやめてしまいました

なにかのゲーム記事で、龍が如くは幕の内弁当のようなゲームと表現されていたのが印象に残っているんですが、確かに一本で色んな要素を楽しめるのは非常に素晴らしいと感じました。5でも音ゲーや狩猟、定番のキャバクラなど、色々な要素があり、しかもどれも割と良く出来ているなと感じた覚えがあります
一方で、ゲーム全体の核となるような面白さが少し欠けているようにも思いました
メインの戦闘はあまり面白くない割に頻繁に発生し、テンポも悪いなどやや欠点が目立ちますし
アドベンチャーゲームとしては、ムービー主体の演出がやや古くさく感じてしまいました。PS3時代ならしょうがないですが、最新作の7の体験版でもそうだったのでそのあたりはちょっとなあ…と感じます
あとはNPCに話しかけた時の微妙なテンポの悪さも気になりますね
NPCとの会話って大した内容があるわけではないので、少しテンポが悪いだけでも話しかける気をなくしてしまうところがあるんですよね
というか龍が如くも別に同時代の他ゲーと比べてテンポが悪い訳じゃないんですが、相対的に見れば別に欠点ではなくても絶対的に気になってしまうというか

私はとにかくテンポが良くないとゲームを続ける気が無くなってしまう病気みたいなところがあるので、龍が如くは総合的に優れたゲームでありながら、テンポに関してはそこまで工夫されていない、というのが最大の合わない理由なんでしょうね

そこさえ改善してくれればかなりハマる気がするので気にかけているシリーズだったりするんですが、なかなかそうなってくれないのが少し寂しいところだったりします
あんまり面白くないって言われてる戦闘もシームレス移行になったらそれだけで相当楽しくなると思いません?
ストーリーもムービーを減らしてラストオブアス方式で見せてくれたら相当魅力的になると思いますし
返信する
Unknown (ota)
2020-04-09 01:31:35
>私のPS3は実は龍が如く5同梱の限定版で、落ち着いた金色のコントローラーがなかなかかっこよくて気に入っています
おお。俺もVITAは「討鬼伝」の限定版だったりします。特別デザイン本体はファンより値崩れ購入者に喜ばれる気がしますねw

>確かに一本で色んな要素を楽しめるのは非常に素晴らしいと感じました。
「多彩なミニゲーム」を用意してる作品はそんな珍しくもないですが、龍シリーズは頭一つ抜き出てる感じですね。
今作でもゴルフやビリヤードは「ミニゲームの域を越えてない?」と感じました。その分、攻略が大変なんですが……。

>一方で、ゲーム全体の核となるような面白さが少し欠けているようにも思いました
まぁ分かります。本編と戦闘だけをやっていれば、俺も多分かなりつまらんゲームと感じることでしょう。特に戦闘がなぁ。
しかしそこを寄り道要素が綺麗にカバーしてるという、変なバランスが取れてるんですよねw もしかして意図的な調整?

>あとはNPCに話しかけた時の微妙なテンポの悪さも気になりますね
ああ、これも分かります。その辺が「遅い」ですよね。製作において、テンポの良さは恐らく重視されていないと思います。
それよりも(作り手の思う)リアルさを感じろってとこでしょうか。それでも3は1と2より改善されていたとは思いますが。

>なかなかそうなってくれないのが少し寂しいところだったりします
俺はこのシリーズは、良くも悪くも「完全にコントロールされてる」と感じてます。製作者の思惑通りに遊ぶゲームというか。
サービス精神はあるけど、設計思想はかなり俺様なゲーム。それが肌に合わないとやっぱ楽しめないでしょうね。
俺としては早い段階で大ハマリ出来たので、続編も非常に楽しみです。こんな接し方をするシリーズは初めてかも。
返信する
Unknown (サク)
2020-04-16 20:03:03
続編も楽しめるといいですね
ストーリー的には6がファンからかなり批判を受けて炎上してたので、そこが少し心配なところですかね
5を途中までやっただけの私でもさすがにこれは…と感じました
7での唐突なコマンドバトル化といい、確かにかなり俺様なゲームですね

ちなみに桐生さんは「誓って殺しはしていない」らしいですよw
掲示板なんかだとよくこの発言と共に残虐なヒートアクションのキャプチャ画像が貼られてネタにされていて何回も笑わせられました
あとキャバクラで客の方が機嫌を取りにいかなきゃいけないのは多分龍の世界だけじゃなくてリアルでも同じかもしれないですね
いや私もキャバクラ詳しい訳じゃないですが、人の話などを聞く限りではそうなのかなと
何が楽しいのか分からないですよね
返信する
Unknown (ota)
2020-04-19 03:54:42
ストーリーに関しては3でもう見限りました。その場その場の驚きを重視し、整合性は度外視する娯楽作品ですねw
現代劇なだけに、ファンタジーものより気を配ってほしいとこなんですが、まぁしゃーない。取捨選択ですな。

>なみに桐生さんは「誓って殺しはしていない」らしいですよw
そういうとこがねw 麻薬出さんとか子供殺さんとか、凄惨なヤクザの世界を描いていながら何言ってんだって話ですね。
雑魚戦後に雑魚はペコペコ謝りますが、プレーヤーとしては「今更それで済むと思ってんか?」と凄みたいですわ。
桐生ちゃんが妙に良い人なのは不自然ではあるものの、ガチのアウトローだとやっぱゲーム主人公として不適切ですよね。難しい。
キャバクラは、続編プレーでもほんま気が重いですわw 2のホスト体験はかなり面白かったから、あれにしてよ……。
返信する
Unknown (サク)
2020-04-21 10:29:03
上の方で戦闘がシームレスになれば~とか言いましたが、6でシームレスになってるみたいですね
そのあたりは触れずに7の体験版をやってしまったので、知りませんでした
イベントの方のシームレス化は今でも全くされておらず、相変わらずムービー垂れ流しのようなので、PS5でそこを改善してくれるように願いたいです

ストーリーは0なんかは凄く好評みたいですが、シリーズで話が繋がっていると、単発的に良いのがあっても悪い方に評価が引っ張られてしまうところがあるのが難しいところですね
そういう点では維新のように別時代の外伝ものの方がいいかもしれないですね。暴力や殺しといった要素とも親和性が高いですし

キャバクラはシリーズ恒例なので諦めるしかないですね…
まああくまでサブ要素ですから、本来はやってもやらなくてもいいものですし
返信する
Unknown (ota)
2020-04-23 01:36:37
PS5は「読み込み」という概念すら無くそうとしてるようなので、龍シリーズに限らずその辺は大きく変わりそうですね。
移動と戦闘とムービーに垣根がない一体感とスピード感……うっは。これは夢が広がりんぐ(古)ですな。

>ストーリーは0なんかは凄く好評みたいですが、
0は、冗談で「88年が舞台なら、ドラクエ3の行列に並ぶサブイベありそう」てツイッタで書いたら、どうやらマジであるようでw
あの時代をリアルに描いたゲームなんて、多分空前絶後でしょう。早くやってみたいです。……早くて3年後くらい? あー。

>キャバクラはシリーズ恒例なので諦めるしかないですね…
なんで延々続いてるのか!? ……「好評だから」に決まってんだろ。不評ならとっくに削除されとるわい。
そういうことなんですよねぇ。あまりにも分からん。
返信する
沖縄が如く (かまぼこ)
2020-05-05 21:30:28
トロコン!!しかもより厳しいらしいPS3版とは恐れ入ります!
しかしやはりとんでもないプレイ時間になっているようですねw

実は僕はPS3版後にPS4版も購入し比類なき「勝手知ったる2度目のプレイ」(PS3データは使えないので2周目にあらず)
をしたのですがやはり60FPSは素晴らしく、今後4、5ともプレイされるのでしたら是非PS4版をおすすめします(共に60fpsでした)

今作、不器用な手付きで桐生のおじさんが料理する場面から始まりますが、良かったですよねえ
遥だけでなくたくさんの子供達におじさん呼ばわりで頼られる元ヤクザ(しかも一瞬天辺だった)。絵面がすごいです(笑)
そのせいなのかあんなに2で燃え上がった愛人は早々に去り、子供が待ってるのにパ◯ンコに興じるおじさんはイメージ的にまずいのか
パチ◯コも削除といろいろ思惑を感じましたよね。キャバはまあええやろの精神なのかはわかりませんが(笑)

舞台の沖縄、日本最南端…はなんとかという島で所属は東京都らしいですが、最南端県は沖縄県で間違いないでしょう!
基地ガー等と大騒ぎしているのは県民だけでなく外様から出張のプロ市民等もいると言う噂も囁かれていますが
重要な地理的な場所も相まって非常にデリケートなのは間違いない所なのでしょうね

あさがおはどういう感じで成り立ってるのかは描写がなかったですよね
県営であるとか、おじさんが勝手にやってるだけであるとか、遥は養子みたいなものでしょうが他の子はどこから来たのか…
そういう所謂「野暮」な事は言うな!的な事は今作からは結構感じましたよね~こまけえことはいいんだよ!ってやつで(笑)

おじさんを東京にいかせるためには風間の親っさん謎の復活等強烈な理由が必要だったとはいえ彼の登場も安易ですよね
CIA(笑)とか言い出したときはさすがに吹きましたw

個人的に一番のツッコミ所はステルス戦闘機があるからOKなのよーってやつです
戦闘機で飛ぶにしても、フライトプランを航空管制への連絡無しに勝手に自家用機として飛んだらまず自衛隊機にスクランブルされますし
あ、だからばれないようにステルスなのかw 大物政治家の協力があるにしても、着陸しないといけないはずです。航空大渋滞の羽田に?んなあほな
飛び降りたのかなおじさんw などとやっぱりこまけえことはいいんだよ系で見せ場をたくさん作りたいって感じですよね

でもいろいろ話について否定的な事ばっかり言いましたがつまらないわけじゃなく面白いんですよね
子どもたちとの絆は感じ取れるしマメも可愛いです
沖縄ヤクザとの友情もよかったです
なによりあの遥がお姉さん役をキッチリしてたのも成長が見られて嬉しい

戦闘は相変わらず大量のお薬を持ち込んでの運ゲーになりやすいですよね
雑魚はそうでもないですが、パンチしても超反応回避して後ろからやられたりとか日常茶飯事ですし
駄目元で通るかもしれない攻撃をし続ける、(3に限らず)ドロップキックしまくる、短銃連打する等の低リスク強行動の所謂「寒い」プレーをせざるを得ないんですよね
もちろんきちんとした攻略法もあるのでしょうが、初見で見つけるのは極めて難しくゴリ押しになりがちです
仰るように7のコマンド化は唐突でも開発者が発狂したわけでもなんでもなく必然なんでしょうね
比類なきバーチャファイターの会社としては残念極まりないですが、開発者が違うのではしょうがないですね

チェイスバトルは綾子の速さに度肝を抜かれましたw
すごい逸材を見つけてしまった気がします
チェイスに限らず龍のQTEって爽快感につながってない気がするんですよね
龍のバトル中もガジャーン!って音が鳴って半ムービー風の演出に変わりますけどアレもほぼQTEが来る予告ですからねw

このゲームに限らずQTEは賛否ありますが否のほうが多い印象があります
であるのに依然搭載ゲームがあるのは演出の事情か何かだろうと思いますが
それならばいっそ押し間違いを無効にしたら良いなと思うんですけどね
◯を押せ!と出て☓や□は△押しても失敗せず無反応で、◯を押したらOK!これでも一応操作した事になるのにね

ミニゲームは相変わらず沢山ありましたね
ゴルフは…出来の悪すぎるみんゴルのようでしたw
キャバつく…とても面倒に感じて手つかず
クイズは難関らしいですね突破お見事です!
ダーツは非常に面白かったです。恥ずかしながらこれでルールを知った位ですが…
   よく100均やコンビニなんかにあるおもちゃダーツっぽいのを見て「当てるだけのゲームだな」と思ってました(笑)
ビリヤードはガチ勢と初心者の差が凄まじいゲームの一つではないでしょうか。フルショットしてまぐれで9落ちろ狙いでプレイしてしまいました(笑)
将棋…駒の動かし方程度しか知らず定石も何もわからないのでこれもやり込むのは大変そうです
麻雀…目標5万点のようですが、ルール変更で赤ドラ有りにすると良いと思います。ドラドラでまぐれが増えるのでw
あと妙なシューティングゲームがありましたがあれも結構楽しかったです

天啓なるおバカ要素もなかなかいいですね
おじさんがブログ開設するというのもあとで子どもたちにバレて黒歴史化しなければ良いのですが(笑)

今作、沖縄でラフなおじさんが見られて妙なシナリオ以外はかなり好みでした
次回作はパッケージ画像の通り4人が重要になるこれまたシナリオ重視です
otaさんが気に入るかどうかは楽しみに気長に待ちたいと思います
返信する
Unknown (ota)
2020-05-07 22:11:15
>トロコン!!しかもより厳しいらしいPS3版とは恐れ入ります!
頑張りましたw 時間はかかったけどずっと楽しくプレーできたので、非常に満足した一本です。

>やはり60FPSは素晴らしく、今後4、5ともプレイされるのでしたら是非PS4版をおすすめします(共に60fpsでした)
ぬぅう……そうですよねぇ。非常に非常に悩ましいとこなんですが……PS3版ソフトを蔑ろにするのは……嗚呼っ!!!

>今作、不器用な手付きで桐生のおじさんが料理する場面から始まりますが、良かったですよねえ
神室町の雰囲気とはかけ離れた空気に最初から驚かされましたね。掴みはバッチリでした。遙の料理シーンも欲しかったな……。
あさがおの運営自体は(やや臭いながら)良い描写が出来ていたので、尚更その成り立ちを省いたことに不満が募りましたね。

>個人的に一番のツッコミ所はステルス戦闘機があるからOKなのよーってやつです
ああ、全くそうです。幾ら速い戦闘機があっても、飛ばす場所と降ろす場所が必要だろってんですよね。
龍シリーズは日本の治安体制を良いように扱いすぎですw 桐生ちゃんを中心に回る世界になってますなぁ。

>戦闘は相変わらず大量のお薬を持ち込んでの運ゲーになりやすいですよね
>雑魚はそうでもないですが、パンチしても超反応回避して後ろからやられたりとか日常茶飯事ですし
ボス戦となると相手の回避や防御が鉄壁すぎて、攻撃するのが馬鹿馬鹿しくなってくるんですよね。どうせいっちゅうねん。
実際、今作最強の技は、相手の攻撃を受けて発動する「虎落とし」だと思います。こちらから殴るのは悪手。
投げ系をもう少し強くするのと、敵の超回避への対抗手段くらいは用意してほしいと思います。

>チェイスバトルは綾子の速さに度肝を抜かれましたw
あれ大笑いしましたわw モーションは女の子走りなのに、マックもビックリな超スピード。間違いなく世界取れますね。

>このゲームに限らずQTEは賛否ありますが否のほうが多い印象があります
QTEが良い働きをしてるゲームって、正直思いつかないです。あれはゲーム製作者の「負け」システムだと思ってます。

>ミニゲームは相変わらず沢山ありましたね
俺はゴルフ面白かったです。簡素すぎず凝りすぎずで、いい調整でした。5アンダー取れた時は嬉しかった……。
キャバつくは面倒でしたが、キャバ通いよりはずっとマシでしたねw キャバは通うんじゃなく運営するもんです。あれ?

>次回作はパッケージ画像の通り4人が重要になるこれまたシナリオ重視です
PS3版の説明書をフライングで読んでワクワクしています。4人かー。色々とやり甲斐がありそうですね。
それ以降の作品も山ほどあって、まぁ嬉しい悲鳴ってやつです。ゆっくり桐生ちゃんの運命を追っていきたいと思います。
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