今年もやってきた、ゲーム業界最強の商戦期。
いやゲームに限らず、多くの業界でモノが多く売れる時期だと思う。
景気なんて何だかんだ言って「気分次第」な所があるんだから、景気が糞悪い現在、
普段以上に物凄く重要な時期であろう。何が何でも、売らねばならない。
まぁ俺はンなこと考えず、ふわふわした気分を楽しみ、ある程度煽りに乗せられ、買い物を楽しめばいい。
……でもじゃあ何を買おう。
元々最新ゲームをあまり追いかけず、完全ゲーオタではあるが徹底的にマイペースでゲームをやってる俺には、
商戦機も何も関係ないと言えば関係ない。
しかしそんな俺だからこそ、こんな時期くらいは世間の波に乗らなければならないとも思う。
マイペースと言えば聞こえはいいが、あんま世情を無視しすぎるのも良くないと俺は思っているのだ。
その辺、バランスよく、ね。でないと現代に生きてる意味が薄れて勿体無いよ。はぁ。
まいい。何を買うんだ、そして何をやるんだ?
・ファイナルファンタジー13
まず筆頭候補はこれだろう。PS3発売から3年、満を持して発売される超大作RPG。
金を掛けて超絶グラフィックを追及したFF。その方向性の是非はともかく、PS3で最も望まれた姿の作品であることは間違いあるまい。
個人的にはドラクエⅨ以上の「祭」だと思っている。じゃあ参加するしかない!!!!
……うーん。いずれやることは間違いないが、正直いますぐやる気は……あんまないんよね。
つっても、実はアマゾンで予約しちゃってるんよね。20%オフ時に思わずやっちった。
そもそも俺、PS3持ってないんよね。つまり本体の入手が先なのよ。
そしたらHDMIケーブルも要るし、ゲーム機の配置からして色々考えなきゃならん。
HDMIと5.1chの端子が足りなくなるから、その取り合いも考えなきゃならん。
うーん……今はまだ、いいんじゃない? もっと安くなってからでいいんじゃない?
とかヘタれた事を考え始めている。情けない。せっかくの機会なんだから、喜んで踊れよ。ったく。
少なくとも「購入して積む」だけは絶対にしたくないので、買うか買わないかの2択だ。
あと2週間ほど、テキトーに悩もう。
カイジの班長の台詞「欲望の解放のさせ方がへた」が心に染み入る。
・NEWスーパーマリオブラザーズWii
2番手はこれだろう。クラニンの予約ボーナスには登録しておいた。
しかしこれもFF13同様、今すぐやりたいかと言えば、そこまでやりたいわけではない。
だがWii久々のアクション大作(ちょっと違うか)として、注目すべき作品である事は間違いない。
任天堂が「最新の」「据え置き」の「2Dアクション」をどう作ったのか、非常に興味深いことも間違いない。
初代と3には血反吐吐くまでハマったし、ゲー道の上でも意義は大きい。
うーん、行くべき、かなぁ。うーん。
難点は、多人数プレーだな。だって俺、やれないもん。畜生。畜生。なんでネット対応してねーんだよくそう。
こういう、ぼっちオタプレーヤーを徹底的に軽視している任天堂の姿勢は非常に気に入らないのだ。
そういや今年は任天堂のゲームを殆どやってないな。ここ数年になかった現象だ。はぁ。
ところで、このゲームのテレビCMは好感度が高い。まぁテレビじゃなくニンテンドーチャンネルで能動的に観たのだが。
大橋のぞみちゃんバージョンは、彼女がとても可愛い。……て書くと通報? いやあれを可愛いと思わない方がよっぽど危険だろ。
俺なんか間違ったこと言ってる? ねぇ? ねぇ? ねぇ! ……何をそんな必死になってんのよ。キモ。
そして個人的に非常に感慨深いのが、生瀬勝久氏バージョンだ。
この人をCMに採用しただけで、本作の購入意欲が大きく上がった程だ。
つっても俺は役者としての氏は全然知らないし、正直興味もない。
俺にとっての生瀬勝久、それはズバリ「ギース・ハワード」だ!!!!
と言ってもあんま伝わらんだろう。俺自身、この事実を知ったのは割と最近だし。
生瀬氏は比類なき「餓狼伝説スペシャル」のギース・ハワードのボイスを担当された方なのだ。
ギースと言えば今は亡きSNKの人気キャラだが、数多ある登場作の中でもブッチギリでイカスのが、餓狼SP版である。
対戦格闘ゲーム界に衝撃を与えた必殺「当て身投げ」に、当時多くのプレーヤーが惚れ込んだものだ。俺もその1人である。
そんな餓狼SPギースを語るに欠かせないのが、迫真・迫力のボイスである。
「れっぷぅけー」「だぶれっぷぅけー」「しっぷぅけぇ」「れいじんぐすとぉあん!」「あぅん、どぅああー!(当て身投げ)」などなど。
あまりにもカッコ良いボイスの数々は今も全く色褪せず、個人的口癖として重宝してる。キモい上等。
ギースの声は「餓狼3」以降コング桑田氏に変更され、氏の声も嫌いではないが、やっぱ生瀬ギースが最高・至高である。
……これ以上語ると終わらんのでこの辺で。
とにかく、生瀬氏は餓狼SPギース、その一点のみではあるが、俺にとって思い入れのある人物なのだ。
そんな氏が、ゲームのCMに出演している。これは大きい。少なくとも俺個人にとっては。
こんな動機でゲーム買うのもどうかと思うが、こんな動機こそ俺らしいとも思う。
ここはサクッと、行くべきかねぇ。嗚呼ギース様。嗚呼90年代。
・ゼルダの伝説 大地の汽笛
上の2作よりは優先度が落ちる。このゲームを買うなら、それこそ年末商戦の空気に乗るしかない。
ハッキリ言って後日値崩れするのは火を見るより明らかだし。早けりゃ1月に2980円とかあるぞ。
早期購入特典に特製タッチペンが付いてくるが、魅力ある品とは思えない。ルピー型ケース含めて。
任天堂サイトで製作者が「かなりコストがかかる特典」とか言ってたが、全く信用できない。なんか萎える。はぁ。
まぁしかしゼルダの新作だし、ゼルダを発売日からやったことは今までないので、その意味でも乗ってやるべきかなぁと考えている。
……って今調べたら、アマゾンで特典つきが売り切れてるやん。予想外だった。
よし、今後アマゾンで在庫復活したら購入しよう。しなけりゃ見送ろう。
しょーもないもんとは言え、貰えるもんは貰わんと損だからな。うん。はぁ。
・ほか
大作タイトルばっかじゃなく、こんな時くらい他ゲーにも手を出したいとこだが……金はともかく時間がなぁ。
XBOX360も廉価版くらい何か買おうかなぁ。最近寝っぱなしだぞ。ライブ代が勿体無い。うーん。
ゲーム以外、例えばアニメのDVDボックスを初購入というのはどうだろう。
「スクライド」のボックスが廉価で出るんで、ちょっと欲しい。でも作品は何度も観たしなぁ……うーん。
何より問題なのは、「手持ちの作品だけで楽しめてしまう」ことだなぁ。
今やってるゲームもそれなりに楽しいし、終えれば次ゲー候補が腐るほどある。
俺は別に退屈してないし、もっと言えば充実している。ごめんさすがにやや嘘。
FF13もマリオもゼルダも、欲しい作品ではあるが、「必要」ではない。よって、買わなくてもいいっちゃいい。
しかしそこを空気で乗り越えてこそ年末商戦なわけで。普段こんなセコ思想にどっぷりだからこそ、こんな時くらい欲望解放すべきなわけで。
折りしも世間はデフレ真っ只中で、世の中金が回っていない。投売り愛の俺なんか完全にデフレ推進者だ。
だからこそ、こんな時こそ、こんな時だからこそ、パーっとさ。たまにはさ。
普段ロクに使ってないから、金ならまぁ大丈夫。比類なき棒茄だって少しは出るだろ。多分。
ううーん……迷う、なぁ。
セコいこと、節約志向は決して悪くない。ただ、たまにはパーッとという考えも全然悪くない。
誰に咎められるわけでもない。全ては俺が決めていいのだ。自由なのだ。
ううーん……はぁ。
分からん、分からんわ。
お金の遣い方、お金との付き合い方は何年考えても分かる気がしない。
決まった計画は立てず、気分次第でテキトーにいくか。はは。ダッセ。
娯楽にさえ決断力を示せない自分を再確認して終わり。
でも時間は待っちゃくんねーぞ。12月はすぐそこだぞ。
12月、ふわふわして楽しい時期だが、密かに時間の流れに怯える時期でもある。
今年も終わりなんやなぁ。俺は今年1年…………
……はぁ。
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