ノベルは製品サポートサービスプログラムを刷新し「Premium Service」として提供を開始した。今回の特徴はサポートサービスの内容をレベルに応じてキメ細かく設定しており、すべてのレベルにおいて「SUSE Linux」を含むノベルの全製品をサポート対象としたこと。また、主要製品のサポート期間も、5年から7年に延長した。
さらに、日本独自のサポートプログラム「Premium1500」を新設し6メニューを提供する。このプログラムは、ノベル製品に起因する、もしくは起因する可能性が高いと判断される障害について、ノベルのテクニカルサポートエンジニア(TSE)が、原因の特定、回避策の提示、ノベルが必要と判断した場合に修正バッチを提供するサービス。
オフコンからLinux、UNIXからLinuxへの移行に興味を持っているユーザーは、少なからず存在していることは、確かだがなかなか移行に踏み切れないでいる。その理由の1つに挙げられるのがサポートサービスの信頼性である。OSSはどうしてもサポートサービスが不十分の印象をユーザーに与えがちだ。今回ノベルが、日本市場に特化したプログラムを含む新しいサポートサービスを明らかにしたことにより、ユーザーのLinuxに対する信頼感が大きくなったのではなかろうか。
http://www.novell.co.jp/pressrel/2005/20051219_1.html
※なお、今回から全体のタイトルを、「データファイル」を削除して「OSS(オープンソースソフトウエア)―OSSのデータバンク作りを目指す―」に変更しました。