<OSS> オープンソース・ジャパンがレガシーマイグレーションサービス提案

2005-12-14 22:24:38 | OSS・ニュース


 オープンソース・ジャパンは、企業や地方自治体を対象に、レガシーシステム(オフコン、メインフレーム)からオープンソースやオープンシステムへの移行可能性を調査するサービス「レガシー刷新可能性調査サービス」を開始する。

 従来、同社ではレガシーマイグレーションについては、COBOLからPHPへのコンバージョン提案を行ってきたが、今回、とりあえずCOBOL言語のままLinuxへ移行する「リホスト」、入出力部分のみにWeb技術を利用して効率化を図る「リフロント」など、いくつかの経過的処置も用意した。

 レガシーマイグレーションは、名称の格好の良さの割には実際には思ったほど浸透していない。これは、一度構築したシステムは、十分に枯れたシステムで、安定度から見るとまだまだ魅力的な存在であるからだ。今回同社が提案したサービス内容は、全面移行だけでなく部分的な移行も含まれており、より現実な提案だけにユーザーの反応は良いのではないかと思われる。
http://www.opensource.co.jp/Members/admin/news/legacy_migration_possibility