工学院大学は45台のPCと、大日本印刷のPCグリットソフトウエア「AD-POWERs」、ストラタスの無停止型サーバー「ftServer」により、夜間や休日に使用されていないPCを自動的に探して処理を分散し、集計させるPCグリッドを構築・運用している。
金融、証券会社の顧客データを、シミュレーションやデータ並び替えなど複数のパラメーターをエクセルで処理する場合、従来16分かかっていたものが、PCグリットにより、40秒(PC32台使用)に短縮するなどの実証実験に成功。
PCグリットは今後発展が期待されるIT技術の1つであり、今後実用化に向けた取り組みが期待される。 (griddatabank)
http://www.stratus.co.jp/products/nt/case/kogakuin.html