オープンソース・ジャパンは、ゼンド・ジャパンおよびレッドハットと、動的Webサイト構築言語「PHP」のエンタープライズ対応で協業した。協業の第1弾はパッケージソフト「Zend Core for IBM」について、「Red Hat Enterprise Linux4 on Power」上での検証を日本IBMの協力の下で実施し、日本語環境での対応を開始した。
ゼンド社では、IBMのCloudscapeデータベース、DB2およびZend社のPHP環境を統合し、05年9月から日本でも無償でダウンロード提供している。
これまでOSSは、比較的小規模なシステムとかテスト的なシステムに使われてきた。今回3社が協業したことによって本格的な大規模システムへの取り組みが開始される意義は大きい。特に、今回日本IBMが協力という形で加わったことのインパクトは小さくない。
http://www.opensource.co.jp/Members/admin/news/OSJ_Zend_RedHat