古い情報なんで悪いですが、以下の図を見て下さい。
これらを見ても、東北に地殻のズレが存在している事は明確で汚い線ですが大体の地殻の流れを書いたものです。
矢印の大きさが違うのは、例えば一番下の青の四角で囲んでいる下五島、ここの地殻のズレが基本的に一番ズレが少ないので基準にされることが多いのです。
上の二枚は旭川、もうひとつは新潟です。全体的に三つの回転と3つの直線運動で構成されています。
佐世保起点と新潟起点では、室蘭の歪は結構なもので、こりゃ地震が起きてもしょうがないなと思います。
ただ東北の方が歪はデカイですし、よくもまぁ地震が起きないものだと思っています。
一方で、まぁ東海大震災とか東南海トラフの地震とかは、言うほど大した事がない。
特に近年M7の地震が起きた茨木は歪地震は大した事がない。
今回室蘭の地震ですが、一番プレートの動きが大きいのはやっぱり瀬戸内海から大分、熊本、特に益城までの東から西への移動が気になります。
この方向の、動きは迷動と言っていい。
この周辺の地殻の動きは、日向灘を境界に四国・中国が北へ、九州は南へ動く傾向が三年前まで固定化されていました。
それが昨年ほど前から、急激に動きが変わりました。
現在、中国と四国のプレートは一時期真南動いていたのが、今南西に向かっています。
室蘭は、しゃっくり程度のものとは思います。
それよりも、やっぱり東北の、あの動きを見ると、何もないと言い切れる地震は私にはない。
また東南海トラフもあるかな?東北と関西・九州はまっかっかです。
とりあえず、これが日本の地盤の現状です。
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