温暖な関西でも京都から峠を抜けて紀伊半島に行くには、凍結のリスクがあって実行できないでいる.結局、オートバイで走り出すも行きつく先は走り慣れた近場の静かな道に限られてしまう.そんな中で尿意に我慢できず、普段は滅多に寄ることのない京都の南山城村にある高山ダム湖公園に立ち寄る.
高山ダム湖公園はダムの管理所が隣接していて、休日は車がたくさん停まっている印象があって敬遠していたわけだけど、この日は日曜日の昼下がりにも関わらず、不思議なことがあるもので広場に存在したのは自分だけだった.ところが、その不思議はすぐに解けた.
そういえば半年ほど前から、国道からすぐのところにあるダム北側の県道が、土砂崩れによって通行止めになっている.ダムにアクセスするには南の月ヶ瀬側から長いこと険道を経由しなければならない.誰もいない理由は大体そんなところだ.用を足した後は、閑散とした広場の隅っこで、体をホットコーヒーで温めてから家路に向かうことにした.
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