七里御浜海岸でだるま朝日を見た後は,天気も良さそうなので久しぶりに松本峠を再訪することにした.今回は鬼ヶ城側の桜の道を経由して松本峠を目指す.紅葉した桜を見ながら,連続する九十九折れの道を登っていく.
時折,視界が開けて磯崎町と海を一望することができる.尾根まで距離は短いとはいえ,歩き通しだとさすがに息があがってしまうので,海を見ては一休みしながら尾根を目指す.
鬼ヶ城の駐車場から登ること20分弱で,鬼の見晴らし台がある尾根に到達する.早朝は意外と冷え込んでいて,バイクのジャケットを着たまま登ってきたが,息があがっても汗をかくことはなかった.もう冬であることを実感する.
ここからは少しだけれど,七里御浜海岸と熊野市街を遠望することができる.ついさっきまで,あそこの海岸に座って日の出を見ていたのが,なんだか遠い過去の事のように思い起こされた.
鬼の見晴らし台の少し手前には,大きな岩が重なりあった印象的な場所がある.高さで言うと,3,4メートルくらいあるだろうか.毎回,この場所を訪れると,正面から岩のてっぺんまで登ってしまう.
この岩のてっぺんからは,大泊海岸と紀伊山地を眺めることができる.清々しい朝の始まりと共に,悠々とした紀伊山地の山並みがすごくきれいだった.
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