日中は20℃を超える暖かな日となったある休日.奈良県は上北山村付近を走行していると,行楽日和とあって,自動車の数も増えてきた.交通量を避けるべく国道169号から国道425号へと進路を変更することにした.久しぶりにスリリングな池原ダムの天端を通過した.
池原ダムの奥に進んでも,通行止めによって,三重県尾鷲市へ抜けることはできない.それでも上北山村の奥地を探検しに,行けるところまで進んでみることにした.国道425号へと入ってしまえば,交通量はもちろん皆無だ.
池原ダムを過ぎてから少し行くと,トボト橋がある.橋の竣工は,昭和38年11月で,50年以上も昔に造られたものになる.ちなみにこの辺りは,トボト谷と呼ばれている地域だ.名前に似つかわしくない厳しい自然の真っ只中にあるけれど.それにしても名前の由来はなんだろう.
トボト橋の上からは,エメラルドグリーンの色をした湖を見下ろすことができる.しかし,この日は渇水しており,湖の底が露出していた.水がないと峡谷の深さが,より強調されているように見えた.見慣れない景色に,予期せぬ発見があった.
ここまでは路面状況もよくて,ハイペースで進んで来ることができた.路肩には所々,オートバイよりも大きな岩が鎮座していた.こんなものが上が落ちてきたら,ひとたまりもない.開かずの国道とはいえ,よくこんなところに道を切り開いたものだと思う.大自然を満喫しながら,さらに奥へと進んでみることにした.
(*-ω-)
旅人ならば迷わず避ける、地元ならではな…
(*-ω-)
その地を走ったのはちょうど10年ほど前。
時が流れ、どのような…
想像力掻き立てられます
(*´・ω・`)b
コメントありがとうございます.
池原ダムを過ぎていくと,大自然のなかにある人工物といえば,少しくたびれてきた道路と橋にトンネルだけ.
ダムが開発された昭和30年ころから,時が止まっているようにも感じます.
10年ほど前に訪れたぶい様には,このあたりの景色がどのように目に映るでしょうか.