奈良県の上北山村役場から、林道サンギリ線を行く。林道といっても舗装されているので、オートバイでも自動車でも走行できるようになっている。ただし、路面状態はあまりよろしくないので、少しだけ注意が必要だ。
林道サンギリ線を走るのも、いつ以来だろうか。このコロナ禍で、遠出はできないので、一度行ったことのある場所を走るようにしている。そんな経緯もあり、しばらくの間、ご無沙汰していたサンギリ線の . . . 本文を読む
尾鷲側からR425を西へ向かってひた走り,県境を越え,水量の多い隠れ滝を見ることができた.さらに西へ進むと,坂本貯水池が姿を現す.滝と違って,湖の水量は少なく湖岸が露出していた.そして,奈良方面の空には,雨雲が広がっていた.
坂本ダムまで行き,サンギリ線を経由して帰ろうと思っていたけれど,にわか雨に降られそうなので,坂本ダム手前にある不動滝を見て,尾鷲へ折り返すことにした.真っ赤な橋 . . . 本文を読む
R425は,紀伊半島を東西に横断する酷道として知られているが,大抵はどこかしらで崩落が発生しており,通行止めになっていることが多い.特に池原ダムから東,尾鷲までの区間は開かずの国道になっている.令和3年5月の時点では,池原ダムから坂本ダムの間が絶賛,通行規制中だ.
久しぶりにR425を走行してみたくなり,尾鷲側から西へ進めるところまで行くことにした.交通量の全くない国道をひた走り,長 . . . 本文を読む
4月は天候が不安定で,土曜と日曜の休日はどちらかが雨だったように思う.そして,山間部の朝は,冷え込みが相当に強く,4月と言えどまだ冬の寒さだった.そんな訳で,遠くまで足を延ばせず,走りなれた南三重を中心に走り込んだ.南三重といえば,お決まりの藤坂峠へ久しぶりに行ってきた.
度会町側の起点で,オートバイを停めて休憩していると,一台のロードバイクが険道を走り抜けてきた.どうやら,通行止め . . . 本文を読む
三重r42は伊賀市と津市を結ぶ主要地方道だ.新長野トンネルの手前を左折し,旧R163を進んでいくと,とても小さな道が分岐している.一見すると,県道とは思えない幅員だが,ちゃんと県道標識が立っている.
狭いのは伊賀市側の起点付近だけでなく,その後もずっと狭小区間が続いていく.それとは対照的に,路面状態は極めて良好であり,水分を含んだ杉の枝葉にさえ,気を付ければ問題なく走行することができ . . . 本文を読む
荒船海岸で日の出を見た後は,あまりの暑さに少し涼もうと思い,那智高原に行くことにした.那智勝浦新宮道路の市屋ランプという交差点から少し進むと,和歌山r235が北に向かって走っている.この峠道を行けば,那智山の少し南に位置する南平野に抜けることができる.
和歌山r235は,起点付近にある那智勝浦町の下和田や井鹿の民家を過ぎると,極端に道が狭くなる.ちょっと県道には見えない道路で,道を間 . . . 本文を読む
古座川町から走り始めたルートフォーティシリーズも終盤戦へと突入し,すでに熊野川町へと入ったようだ.時間にも余裕があったので,以前から気になっていたr44から分岐した林道の先にある宝竜滝を見に行くことにした.
この林道は,以前までは車両でも通行できていた様だが,現在は車両での走行が禁止されている.オートバイを停めて,てくてくと歩いて行くことにした.
ここまでのところ,天気がよか . . . 本文を読む
幅員狭小で,かつ路面状況の悪い和歌山県r45を走行して,しばらくすると,目の前に特徴的な景観が現われた.ちょうど一年前,この場所を通過した時,とても印象に残ったところだ.
それは,r45の道路脇にある倒壊した廃屋群だった.どれも去年から,ほとんど姿を変えずに残っていた.この廃屋の木たちが,朽ちて自然に帰るまでにあと何年を要することだろうか.
この一年の間に,台風による大雨が幾 . . . 本文を読む
r43の狭小区間を走り抜けるも,その先に続く道も県道ではなく険道であった.ただし,狭小区間以外はそれほど荒れておらず,次なる和歌山県r45を目指して,少しピッチをあげて走ることにした.
無事にr45との分岐点へと辿り着き,r43に別れを告げて,r45へとスイッチした.この辺りは,標識によると,那智勝浦町の樫原(かしわら)というところだ.集落があって,所々に廃屋と共に民家が立っていた. . . . 本文を読む
ついに和歌山県r43の最大幅1.7メートルの道路区間に突入したわけだが,路面状況は一年前に走行した時よりも荒れているように感じた.
それに加えて,太陽から照り付ける日差しがとても強くて,日向と日陰にて明暗のコントラストが生じていた.これがまた,路面状況の把握に対して非常にやっかいな存在であった.
それにしても,紀伊半島のど真ん中を貫くこの道は,非常にダイナミックであって,岩盤 . . . 本文を読む