ネットの記事より紙媒体の方が好きです。
大体そう言う人の意見は、手で持って読みたいとか、ネットで読むと疲れるとか、昔ながらがイイとか言いますが、僕はそんなことはどうでもイイと思います。
僕もネットより紙媒体派ですが、なぜか?と言われたら文字数です。
ネットの記事でもダラダラと長いだけの文章じゃなかったら全然ネットでイイと思います。
逆にネットは文字制限がないから良いって言う人もいるけど、文字制限がなくて文章を書けるって相当な文才がないと書けないと思うんです。
文字制限がないとダラダラと長いだけの文章になりがちなんです。
このブログがその代表かも?僕も長いだけのダラダラした文章を直ぐに書いてしまいます。(この記事がそうだけど)長文イコール良い文章ではないし、文字数が多いから良いインタビューでもないと思うんです。
今は誰でも簡単にネットでインタビューや記事を書けるけど、ネットでアップされてる記事でも長いだけやなと感じる文と、おもしろいから長さを感じない文がある。
やっぱ何かの雑誌等で文章を書いてた人は、文字制限なくネットで書いた記事を読んでもおもしろいけど、全くそういう経験がなくDOLLなどの影響を受けてネットでインタビューしてる人の記事は長いだけと感じることが多い。
僕もネットで書くと完全に後者で、ダラダラと長いだけの記事になると思います。
何か文章を書きたい時って、アレも書きたいコレも書きたいってなるけど、紙媒体だと文字制限の関係でアレもコレも書けないんです。でもその制限が良いんです。
逆にネットはアレもコレも書けてしまうから難しいと思うんです。
アレも書きたいコレも書きたいって書く側のエゴであって、結局それで長いだけの文章になり、曲で例えるなら4分30秒ぐらいになってしまってるんです。
3分ぐらいの曲がええのに1分以上長いんです。その1分を長く感じさせるか?カッコ良く感じさせるか?がセンスや技術の差であって、BCTはセンスも技術もないのに4分30秒の文章を書いてるだけです。
アレもコレも書けるのは、キッチリと伝えたいことを書けるようになってからやれることだと思うんです。
有名なバンドのアルバムとかに、一曲だけ長い曲があったりするけど、それはそのレベルに達してるからできる曲であって、3分のカッコイイ曲が作れるからできる曲なんです。
だけど3分の文章も書けないクセに4分30秒の文章を書こうとしてるってことです。
僕もずっと文章を書いてるけど、やっとそういうことを最近気付いたんです。
なのでまずは伝えたいことをキッチリと伝えれるようになりたいと思ってます。
3分で終わる曲を作れるようになりたいってことです。
だからBCTを書いてて一番難しいと思うのは、伝えたいことを12ページでまとめて書くってことです。
アレもコレも書こうと思えば24ページでも48ページでもなんぼでも書けるんです。
それを12ページで書き切るってことが僕の中で難しいと感じる部分です。
もしネットだと48ページ分の文字数で書けるけど、紙媒体だとそれが出来ないんです。
僕が12ページで書き切った文章が良いのか?は分かりませんが、今回は12ページで僕の好きな日本のレコードについて書いています。
レア盤とか自主盤とかマニアックなことではなく、僕が日本のレコードを買うキッカケや経緯に過程を書いてる感じです。
前号を読んでくれた方には分かると思いますが、前号(パンクのレコードについて)の続編?的な内容です。
年末年始に製本して正月明けぐらいに発送や配布出来たらと考えています。
もし読みたい方がいたらまた宜しくお願いします。
では股。