どうして僕がドックタグを付けようと思ったのか？
http://red.ap.teacup.com/applet/bct1978/20140325/archive
このドックタグにはどういう意味があるのか？
http://red.ap.teacup.com/applet/bct1978/20140403/archive
ちょっと半年ほど前に書いたブログを読み返してみて下さい。
何となくハッキリと言い切ってない気がしませんか？
オレッちが付けてるドッグタグを見て、またコイツ昔のモノ引っ張り出して来たな～と思ってる人も多いはず。
稲村ジェーンで加勢大周が付けていたり、トップガンで付けていたり、どうせそんな類で付けてるんやろ～と思われていても結構なんですが
オレッちにはドッグタグを付けている本当の意味があるんです。
その意味を書こうか～書かないでおこうか～ハッキリしないままブログを長らく放置していました。
どうせなら来年の２月２０日まで放置しておこうと思ったのですが
前に久し振りにブログを覗いたらコメントをくれている方がいたので、いろいろと気にしてくれてる方もいることだし、書こうと思いました。
オレッちがドッグタグを付けているのは、加勢大周の影響でもなくトップガンの影響でもなく、僕の人生で初めての友達になった幼馴染の小河の影響です。
小河は小学校の時にすでにドッグタグを付けていたんです。彼は小学校の頃から軍モノや戦争が好きで雑誌「丸」（軍モノの雑誌）を読んでいたりする奴で、それの影響で付けていたんです。
（その頃の時代背景てのもあるかもしれないが）
そしてこのドッグタグにはこんな意味があるんやで～と僕らに教えてくれて、そのエピソードがカッコイイと思ったアホな仲間の間で流行ったんです。
と言ってもそれはもう２５年前の話、今年で３６歳になる僕がなんで今更？てことだけど
それは、僕らにドッグタグを教えてくれた幼馴染の小河が亡くなったからなんです。
春に幼馴染の山田と東京に行ったのも、本当の目的は小河の四十九日に行くためだったんです。
実家は神戸だけど、東京で１０年仕事して家も家庭も東京だったから葬儀関連のことは全て東京でした。
http://red.ap.teacup.com/applet/bct1978/20140404/archive
http://red.ap.teacup.com/applet/bct1978/20140408/archive
（ブログではただ遊びに行ってるだけみたいだけど・・・）
だから僕のドッグタグには、名前と生年月日と血液型と性別と小河の命日（２０１４年２月２０）が刻印されているんです。
２月２０日深夜０時過ぎ寒い冬の夜に小河は東京の２４６と言う国道の横断歩道を青信号で渡っているところを、信号無視して来た飲酒運転の車にひかれて亡くなりました。
現場は上に高速道路が通っていて片道３車線ほどある真直ぐな大通り、街中によくあるこんな広い道でどうしてひかれたんやろ？と疑問を感じてまうようなところでした。
犯人（容疑者）は２４歳の男性で、その日大学時代の友達との飲み会に車で出かけて、飲み会終了後にラーメンを喰ってから、そのまままた車で帰宅しようとしていたところ、信号で前の車に衝突、しかしそこで警察沙汰になると飲酒運転がバレてしまい会社も首になってしまうので、逃走というかその場から暴走、何度かの信号無視を繰り返し最終的に僕の友達に激突！
その時の速度がなんと１３０キロだったそうです。信じられませんね。
１３０キロなんて高速道路でも早いよ、しかも下道で・・・
まぁ事件のことはヤフーニュースや東京の地方ニュースでも報道されたみたいです。
気になる方は、世田谷区ひき逃げで検索すればいろいろと出て来ますよ。
http://blog.goo.ne.jp/caffeineaddiction/e/347d08603d017bf1ce98789465c51c55
そんな事故のことなど知る由もなかった２０１４年２月２０日の午前中、その日たまたま休みでコタツで寝ていたオレッちの携帯に、小河が働いているアパレルの会社の社長さんから電話が。
「小河のことやねんけど・・・知ってるか？・・・実は交通事故でな・・・」と。
それが一生忘れられない長い日の始まりでした。
それからのことは今でも頭の脳裏に焼き付いていますね。
ブログには書いてないけど、その次の日に幼馴染の山田と新幹線で東京に行ったこと、お通夜や告別式のことも事細かく覚えています。
三ノ宮で待ち合わせをして新幹線に乗って渋谷で記念撮影したりと式場に着くまでは二人共笑顔でした。
二人共あえてそのことには触れずにワザとに冗談を言い合っていたような気がします。
（もちろん僕は後で帽子を取って赤のスニーカーは履き替えていますよ。）
式場に着くまでは友達が亡くなったと言う事実は知っていても実感がなかったんだと思います。
でも二人共式場に入るといつの間にか泣き崩れていました。
普段あまり泣かないほうだと思うんですが、たぶんアレが泣き崩れると言うんだと思います。
鼻水止まらなくて上向くことはあっても、涙が止まらなくて上を向くことは人生で初めてでした。
おばあちゃんのお葬式や親戚のお葬式などの経験はあっても３５歳の若い人の、しかも友達の葬式は初めてで、それはもう全然比べ物にならなかったです。
しかも何の覚悟もなく突然で、何の非もない奴の葬式だらか特に。
まぁなんせ今までの人生で一番辛い経験だったことは確かです。
とそんな感じですね。
いろいろと事細かく覚えているけど、あえてもうこれ以上は書きません。
ただでさえ文才があるオレッちなんで細かく書くと皆さんも悲しくなるので。
ブログにこのことを書かなかった理由もそれで、こういうことを書いて変に心配されたり大変でしたね～とか言われるのもどうかな？と思ったり、または同情を誘ったり？と思われても嫌だったんで、少し間をおこうとしたんですが、ちょっと長すぎましたね。
またアクセス数も高い時に書くとライブハウスで会ったりして、ブログ読んだよ～て話されたりするのもちょっとどうかな～と思うところがありまして、今回はというかこれからもフェイスブックやツイッターにはブログ更新のアップをしないでおこうと思ってます。
なのでこのブログが好きな人だけに読んでもらったらええかな～と思ってます。
逆にこういうことを書かないでおこうとも思ったんですが、何となくそれも嫌で、オレッちは別にBCTのことを広めるためにブログをやり始めたんじゃなくて
自分のことを書こうと言うのが一番目的で言うたらホンマの日記みたいなのがしたいな～と思ってブログを始めたので、なるべくウェーブ上で書けることは書こうとしてるんです。
例えばライブのことだけ書いて自分のプライベートは書かないブログも多いですが
（ソレがダメってことではなくやり方）
オレッちは仕事のこととかなるべく何でもさらけ出すスタイルのブログなんで、と言ってもしょうもない性生活のことまでは書きませんが・・・
今回のことをあえて書かないってのはどうかな？ってことで、いろいろ考えながら、その内ブログを書く事自体面倒になりながら、今日に至ったってことです。
てことでこれからは遅いペースだけでちょこちょこ更新すると思いますんで宜しくお願いします。
そういえば小河もアツのブログ読んでるで～てよう言うてたな～
