神戸書いてどうなるのか?
ブログ書いてどうなるのか?
ポートタワーこれからどうなるのか?
もう随分前になりますが、この本読み終わりました。感想としては、前にも同じようなことを書いたけど、ホンマに個人的やな〜と思いました。読み終えると、書いてどうなるのか?というタイトルが、よりしっくりくる感じがします。バーコードが付いた本なのに、こんな個人的でええの?てなるけど、僕的には個人的だからこそ、読んでおもしろかったし、色んなことを知れたと思います。
街のことを書いたタウン誌や、SNSでご飯屋ばかりをアップしてるアカウントとか、あと食フェスとか、僕は全て嫌いなんです。その理由は、押し付けがましいからです。どこか遠くに旅行した時なら、そういうタウン誌なども役に立つと思うけど、自分で住んでる街のことを、わざわざタウン誌やSNSなどの情報を頼ったりする奴は、ただの嬉しうれし(関西弁?自慢しぃ的な)なんやと思う。
安田さんや芝田さん(神戸下町グルメ)も、本として販売した以上は、誰かに押し付けてるってことになるのかも?ですが、本になった経緯は、個人的に自分の街を楽しんでることの延長線やと思うんです。
だけど、所謂タウン誌やSNSのアカウントとか食フェスって、この店が旨いとか、神戸ならこの店が1番とか、何か押し付けがましいのが嫌なんです。神戸の旨い店が載ってますとか、神戸のええ店教えますとか、神戸のおいしいもん集めましたとか、そんなことお前が決めんなや!と思うんです。お前は全飲食店喰ったんか!て思うんです。
何が旨いか?なんて、誰がカワイイとか誰がカッコイイとか、あの娘が好きとかこの人が好きとかと同じで、個人それぞれの価値観の違いやと思うんです。それをいかにも俺が代表みたいな面して、ココが旨いとかこの店が最高とか、押し付けがましくやるのが嫌いなんです。
また、実際に紹介されてる店が、自分にとって良かったとしても、その店に辿り着くまでの楽しみを奪うことになるんです。あの店行って失敗やったとか、ふらっと入って店が最高やったとか、そういう楽しみ方ができなくなると思うんです。レコードのガイドブックと同じで、結局ソレを買ってしまうようになるんです。それで結果的に全員が同じような奴になるんです。皆んながこの店が旨いって言うし、皆んながこのレコードがカッコイイって言うようになるんです。極論を言うとプロパガンダと同じなんです。この店が旨く思えるように、このレコードがカッコ良く思えるように、誰かが仕組んでるんです。その誰かが企業なのか?インフルエンサーなのか?の違いで、その仕組みが、個人とか個性とかを無くしてるんです。
と何かウダウダとグチグチ書いたけど、僕は誰かに押し付けがましい奴より、個人的に楽しんでる人が好きってことです。誰が押し付けがましいとか、誰が個人的だとか、その判断も全て僕の個人的な解釈だけど、安田さんも芝田さんも個人的で、そして、最近「ポートタワーポートタワー」言うて忙しそうにしてる僕のお友達も、個人的に神戸を楽しんでると思うんです。お商売をしてるけど押し付けがましさがないんです。
このGWポートタワーは人いっぱいやったみたいです。でもポートタワーこれからどうなるのか?個人的には神戸の観光名所として、ずっと賑わってほしいです。
僕も個人的に神戸を楽しもうと思っています。
では股。