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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

一番安いパンを買う

2020-10-31 22:05:13 | マレーシアでニャー2020


直した側から猿にやられたので今日はお隣さんの作業員にセメントで固めていただいた。お隣は会社やってて作業員がいるので繋がってる家だからついでにと。ついでと言ってもうちの方が被害が大きいので大半はこちら側の作業になってしまった。しかしありがたい事。


朝からそんな事だったが、きなこの目の具合が悪く、昨日は涙を流していたので薬を買いに行った。目薬だがマレーシアでは目の疲れを癒すタイプしか一般には売られていないので薬剤師がいる薬屋に行かないといけない。ちょっと遠い。いつものその薬屋だと小瓶を見せるだけで出てくるのになぜ他で置いてないのかがわからない。薬屋なんていくらでもあるのに。

AEONの薬屋は3軒あるので最初はそこで買おうと開店を待ったが結局無くて遠い方へ行くと言う二度手間になった。

待ってる間にAEONでお昼までの腹塞ぎで丸いパンを買う。家に帰るとキャサリンさん(久しぶりに登場)が怒った。そのパンは昨日も買って食べたでしょうと。そうだ、それは知っている。あえて買ったのだった。朝だからと言うわけでもないが、パンの種類があまり多くはなかったし、惣菜パンは好きじゃないので買わないし、砂糖のついたドーナツも買わない。そうすると選択肢が限られる。

そのパンは少しだけナッツが入っていて2人で食べられる量があってRM3だ。隣のパンはレーズンが入ってたりチョコチップが入ってたりでちょっとだけ高いRM4弱。高いとは思わないが、自分の考えとしてはパンの生地は同じだし、ちょっと形と切れ込みを変えて特に価値の高いとも思われない内容物を混ぜて値段を少し上げている。物の値段としては一番安いのと中間のと高いので買ってはいけないのは中間のだと言われるが、まさにそれに見える。どうせスーパーのパンなんてそれほど美味い物ではないのだ。まあいいか。



TinyQueryマニュアル本出版完了

2020-10-30 20:02:41 | マレーシアでニャー2020
今日も猿にやられる。昨日買ったRM15の一番高い瓦が割られた。
まあいいか。

屋根に上がるコツが掴めてきた。

屋根から風景を撮っておいた。






TinyQueryはまたAmazonで出版した。前の本の付録として値付けは最低価格。中身からすると高くても良いと思うけれど、前の本を読んでくれた多くの人へのサービス的な意味なので。明日あたりから数日間は無料にもする。

考えてみると、Node-REDは組んだプログラムを文字列でやり取りできるので本の中に記述して問題なく配信できる。これは画期的かもしれない。Pythonでもjavascriptでもできるが、いろいろな意味で再現性も高いからすごい事だ。

猿と猫で番狂わせの今日

2020-10-29 21:15:09 | マレーシアでニャー2020
今日はハードな1日になった。

まず、早朝3時か4時頃に窓の外を向いてつぶあんがウーウーと唸り出した。何かと思えば前夜とその前の夜にきなこが喧嘩していた猫がそこにいた。追い払おうと思い外に出ると、なぜか人懐こい。どこかの飼い猫だろう。当たり前だ、なぜなら人懐っこいアメリカンショートヘアが野良と言う確率は相当に低い。マレーシアで買えば日本円相当で6万円から10万円の値札の猫だ。

仕方ないので警備員しかいない道をずっと一緒に歩いてみた。自分の家に到着すれば帰るだろう。が、どこにも入らない。さらに仕方ないのでゲートのところの警備員室まで行く。猫はまだ一緒に歩いて来る。警備員さんに持ち主が現れたら渡してやってほしいと頼んで猫はそこに置いて来て寝た。

朝のなってこのゲート内のメッセージグループに投稿したらしばらくして探していた人が現れた。猫はまた元いたうちの裏の家に戻ったようだが探しに行くといなかった。



昼間はずっとマニュアルを書いていたが、午後になってちょっと昼寝していたら猿が来て家の屋根瓦を何枚か落とした。屋根に上がって見ると瓦は砕けて再起不能だったので買いに行った。買って来てとりあえず雨漏りしないように交換した。



風呂に入る前のあの猫がいたら捕まえておこうと思って裏の家に行ったらちゃんといた。


猫ケースに入れてオーナー宅の前に置いて来た。オーナーは今日は仕事で夕方帰るらしいのでその前に捕まれば捕まえて届けると言って置いたから。

と、こんな事をしていたら今日終わるはずだったマニュアル作りの最後のところが終わらなかった。明日に持ち越しだ。

きなこ目覚める

2020-10-27 21:36:20 | マレーシアでニャー2020
一所懸命マニュアル書いている。書きながらまた小さなバグを見つけてしまう。それはそれでOKだが、おかしいな、まだあったか... 家にいても仕事場の事務所にいるのと生活がほとんど変わらない。ずっと机の前にいる。それどころか、歩かずに食べ物が運ばれてくるので実質やってる時間は長いと思う。だからか?知らないうちに疲れる。できればあと2日間程度で終わりにしたい。


最近きなこの顔が汚い。どうも外で他の猫と喧嘩して縄張りを主張しているらしい。耳も切れているし顔に傷もある。さっきも裏の家でトラとやっていた。目覚めたらしい。



日本SF大賞にエントリー

2020-10-26 21:29:22 | マレーシアでニャー2020
マレーシアの新規感染者が未だ1200名超え、この州も今日は177人と大幅増加になってしまった。そして活動制限が当初明日までとなっていたところ11月9日まで2週間の延長となった。かろうじて非常事態宣言は国王によって拒否された。ここまでが今日のニュース。明日はまた何かあるだろう。


TinyQueryはマニュアル本を書く事に決めて書き始めた。できるだけ簡単でも理解できるようにする。これにかける時間と労力は極力少なくするつもり。数日で仕上げる予定。


そうそう、以前書いた小説は日本SF大賞にエントリーした。無駄だけれど、少し見えるところに置いてみただけ。

TinyQueryプロジェクトその10

2020-10-25 22:16:05 | マレーシアでニャー2020
Rev1としては完成にする。
画面で見ているフローはスクロールで全体が見えないからこうして画像にするとかなり長かったと驚く。

文字列検索を入れた事で数字と日付検索の部分も全部作り直した。インターフェイスも整理した。まあまあだ。と言ってもわかっている自分が使うには、と言う意味で。でもそれほど複雑でないから簡単なマニュアルを書いておけばすぐに使えるだろう。



グラフ表示もまあ、大丈夫そう。



これからはマニュアル作りをしてみる事にする。この時点で使ってみたい人がいればフローは公開する用意あり。いないと思うのでこうした画像だけだけれど。



マレーシアの新規感染者1228人に

2020-10-24 21:37:55 | マレーシアでニャー2020
一時は感染の押さえ込み優等生国ベスト5と言われたマレーシア、今はけっこう大変な事になっている。

新規感染者のうち800以上がサバ州(東の島側)でその州都コタキナバルに感染者は集中していて500人超え。全体の中で刑務所内が500超えなので市中だけだとそうでもない可能性もあるけれど、懸念点はこの数字がPCRによる確定数値で未確定が未だ残っているらしい事。

市中がそれほどでもないとは言いながら、実はこの家の周囲でもファストフード店の店員さん、大手食品工場の従業員さんなど、ポツリポツリと出始めていて以前にほぼ完全に経済活動がシャットダウンしていた時よりは厳しい状況と言える。が、あれから経済活動は再開してほぼ正常に戻した後なのでまた逆戻りはし難いのかもしれない。政府もお金を配らなければならなくなるのだけれど、もともと前政権で大幅に無駄遣いしたのでお金が無かったわけだし。要は誰が政権を取っても似たような事になっていただろうと言う事。天災だから仕方ない。


そして、昨日、今日の時点で緊急事態か?と言われていたが、どうも延期だそう。中身はわからないが、一説には政治的なものとも、コロナ関連とも。発表に関しては政府内で調整がつかないらしい。待つしかないが、いきなり独裁国家になってしまう心配は無いのであまり心配はしていない。為替は心配だけれど。


昨日、きなこの歩き方がおかしくなっていて、調べたが怪我ではなく、骨折や感染症でも無さそうなので今日まで様子をみることにして、ダメなら医者にと思っていた。今朝になったらだいぶ良くなっていてほぼ普通に歩けるようなので医者に行くのは止めた。体重が6kg超えているからどこか高いところから降りた時に痛めたとか、そんな事かもしれない。猫も木から落ちる。


今日のTinyQueryプロジェクトはワード検索を入れたので全体への影響が思ったより大きかった。工事中。でもおかげで無駄な部分が見つかったのでそこも変更。そして昨日やろうと思っていたグラフページへの移行をちゃんとしたボタンにするのもやった。明日に続く。


最近毎日Youtubeで聴いている曲がある。

https://youtu.be/B0W2LBqs0BQ

1973年のスージークアトロの曲だ。これはそのカバー。原曲をリアルタイムで聴いていたわけではないが知ってはいた。でも特に何とも思ってはいなかった。英語わからないし、ロックには免疫が無かったせいもある。

だけど、このカバーを聴いてからとても好きになった。原曲よりこのカバーの方が歌詞がはっきりわかって良いと言うのもあるが、曲自体がすごく良い。....良いと言うとちょっと違うかもしれない。なぜなら、歌詞も曲もなんと言うか、とてもイイカゲンだから。「富士の高嶺に 降る雪も 京都先斗町に 降る雪も 雪に変りは ないじゃなし...」的な歌だ。そんな意味の無い曲に意味ありそうなCan the can (缶を缶に入れろ」と言う不可能な事をすると言う慣用句らしいけど、意味より音のために使っていると言う変な歌。

この曲をカバーで歌っている人はほとんどいないのだけど、このYoutubeの人はちゃーんと、蓮っ葉(最近使わない言葉)な感じで歌ってくれている。曲にピッタリなのだ。

TinyQueryプロジェクトその9

2020-10-23 20:32:41 | マレーシアでニャー2020
可視化の方法は変更。それに従って操作インターフェイスも変更。もちろんフローも変更。
グラフは別のタブに移動しなければならなくなったのでリンクボタンを付けた。今はクリックするだけなのでちゃんとしたボタンに変更した方が良さそうに思う。何故なら、目立たないから。



グラフはプロットの大きさでZ軸の大きさを表すようにしたが、最大値と最小値の間で10段階に変化する。生データでこれをやってしまうと値によってはプロットした点で画面全体が埋め尽くされてしまうから。



文字列の検索はまだインターフェイスだけで中身はできていない。文字列の場合は特定の文字列のマッチする、しないの加えて、無記入、全ての文字列と言うのを入れようと思う。これだけで数字とはずいぶんと違うが、SQLiteのクエリがその操作をサポートしているのであれば問題なくできるはず。まだ調べていない。






さっきFBで読んだのだけど、世の中には(当たり前だが)、データ分析ツールのすごいのがあるらしい。Exploratoryと言う製品(サービス)でビジュアルインターフェイスでデータ分析が可能になるそうだ。このTinyQueryも目指すのはそっちの方向。規模はだいぶ劣るが。Exploratoryはビジュアル操作でできるツールだとは言え、分析の素人が使うものではないそうだ。コッチは素人しか対象にしてない。

いずれにせよ、これは世の流れとしてどうしても必要には違いないと言う事。できた日にはもちろん公開するし、改変もご自由に。何ぼ権利も主張しません。

TinyQueryプロジェクトその8

2020-10-22 20:06:25 | マレーシアでニャー2020
このプロジェクトもそろそろお尻が見えて来た。と言ってもベータ版が完成する程度の感じだが。



昨日ちょっと苦労した点はデータベータに日付型と言うデータ型が無かったことにより、javascriptのように緩い検査ができない事が判明した事。これはSQLiteと言うお手軽データベースを使用している事か発している問題。何しろプロジェクトがTinyなのでNode-RED以外にデータベースのアプリケーションをインストールしたくない。SQLite以外はどんなにお手軽でも別途インストールが必要でNode-REDでは本体でなくインターフェイスだけになってしまう。そうなるとNode-REDのフローのポータブル性が損なわれるので使いたくない。

と言うわけで、対策は日付時刻のフォーマットがいろいろ少しずつ変わって混じらないように自動変更するようにした。これはjavascriptの便利な点で、ある程度違っていてもちゃんと日時と判断して整えられる。そうしてしまえば後は数字の文字列の比較で時間の前後は判断できる。時刻として比較する機能もあるがフォーマットが決まっていれば文字列比較でも用が足りる。


さて、今日の作業はデータベースから条件検索してレコードを取り出すと言う部分を作った。4つまでのカラムにそれぞれ条件を指定してそのAND検査ができる。ORは今回やらない。そしてカラムは日時の1つと他のカラムは3つに限定。今のところ全部数字のカラムのみ。検索結果はcsvファイルに自動保存される。



文字列の条件検索も入れようかとは思っている。そう言う用途も確実にあるので。特定の文字を指定するのと、文字列の有無程度で良いように思っている。



また、3つの数字カラムのAND検索の結果を散布図(個々のプロットにはもう1次元があるのでそれは点の大きさで表現される)が描けるようにした。ただ、これは見た目のコントロールが難しいので別のノードに変更するかもしれない。



今日からしばらくは家でやる。仕事時間はあまり守る必要もないが、何故かちゃんと守っている。と言ってもこれで何にも貢献しない可能性も高いのだが。
(でも、TinyQueryは自分の経験ではけっこう頻繁にやる仕事のスタイルを反映しているので使う人にとっては良いものだと確信はしている。ただ、会社でデータとか数字をちゃんと見る人が一人もいないだけの事で。)

明日から在宅勤務ですが

2020-10-21 23:42:54 | マレーシアでニャー2020
会社は製造業でこれ以上製造関係は止めないと思ってたから在宅勤務にはならないと思ってたら、なった。

間接社員の10%だけが1日4時間だけ出勤して良いらしい。それで、どんな人が出勤しなきゃいけないかと言うと、もちろん製造に直接関わる人、出荷に関わる人など。それ以外は会社のサーバーなどに繋がっている人って事なわけだ。

今日の午後にそのミーティングがあって、政府発表も彼らの準備も相当に遅いが、社内はもっともっともっと遅かった。まあ、わかってた事だけど。何かと言うと、予想通り、政府発表を受けてその解釈はこうで、出勤者リストはこんな原案みたいなのは完全に用意して無かった。記入表すら作ってなかった。それでそろそろ決めないとと言う時にはもう事務員の帰宅時刻。

そこからパソコン持って帰らせるとかVPNの設定はどうするとか....おせ〜んだよ。(別に不満じゃない。言ってみただけ。)

それにしても紙の記入表見ないとできない仕事の人はどうするんだろう?スキャンして送れば良いと思うが、誰がそんな事するんだろう?順番に出勤する者がやれば良いのか?まあ、それはどうにかするんだろけど、そもそも何かに記入するってところから紙を止めておけばそのずっと先まで自動化は簡単なのだが... (と言っても仕方ないので..)


(話の方向を変える)
こう言う状況の中にいて見ていると、事務処理のような仕事はべったり直接書類を処理する人数でやるのが良いようにするけれど、半分位の仕事量にして後の半分はその仕事自体を変えるように目標を設定して実際にもそうしていかないといけないと思う。事務所の机でその向こう側にいる事務員のパソコン画面を見ていると、毎回同じようにエクセルを広げては手作業で記入してたりそれを印刷したり、その元が紙だったりしていて、遅いし仕事にムラがありすぎる。ほとんど定型的な仕事しかしないのにアウトルック開いてメールをノロノロと書いて送ってたりする。CCで入ってくるメールを見ても、1つの件に関して6往復ものメールがやり取りされる。中身は受信しましたから入ってちょっと変更ありの了解の詳細問い合わせのと、それで最初に受け取ってから完了まで半日以上もザラ。

そう言うのを減らす事に半分の労力を使ってしまってもまだオツリが来る。そのために半日費やしても、それ以後もう永久に6往復が無いのなら元は十分にとれる。

と言うわけで、せめて超簡単なNode-RED位家にいる時にやってみると良いのだが...誰もしないと思う。

万一、リモートワークになるならデスクトップPC持ち帰ろ

2020-10-20 22:25:19 | マレーシアでニャー2020
もうご存知の方も多いと思いますが、マレーシアのここスランゴール州は明後日の10月22日から行動制限が厳しくなるそうです。基本的にはリモートで家で仕事できる人はせよと言う事だそうで、きっと明日に規制強化業種リストが発表されるでしょう。

自分のところは製造業なのでもしかしたら出勤OK業種になるかも。まあ、どちらでも構いません。

これまでもリモートでやってる人はいたかと思いますが、さらに激増するのかなとも思います。ただ、車内ネットワークに依存する仕事の仕方ってどれほど普及してるのか?全然わかりません。FBなんかで時々前の同僚とかが話題にしているのはまだエクセルだったりするのでそれほどでもないかも。ならばGoogleのサービスでも使えば足りる気もします。逆にその方が便利だったりして。

うちの会社でもVPN立ち上げたとか言ってるけど、ラップトップでやってたりしない人が多いのでデスクトップPC持って帰るのか?それとたぶんクラックされる会社多くなるだろうなあ。弱いセキュリティ、何かあった時に検出できるか?、リモートでできない事のために駆けつける者がいるか?、いろいろ思うとこの期間、悪意ある人にとっては稼ぎ時だなあ。やっぱりGoogleとメールとかでやり過ごす方が現実的には安心な気がする。

もし家にいろとなったらデスクトップPC持って帰ろう。

TinyQueryプロジェクトその7

2020-10-19 21:36:54 | マレーシアでニャー2020
データベース書き込みのバグがまだあったのでちょっと修正した。

後はデータベース操作のためのインターフェース。


まだ繋がっていない(global変数を使うので内部的には繋がっている部分が多い)が手で触る範囲のフローはこう言う感じ。


あまり複雑な事はしないので一度の操作できるカラムは3つと時間に関するカラムが1つだけに絞ってある。それらに条件式を設定してまとめてデータベースからSQLで取り出す事になる。できる事はその結果の保存と可視化のみ。実作業ではそれで十分だろう。

XXXが死んだ時、私は声をあげなかった、私は彼の家族じゃなかったから

2020-10-19 18:22:15 | マレーシアでニャー2020
昨日はほぼ1日家で寝ていた。休日位は外食のために少し外に出るのが通例なのだけれども今はきっとそう言う時期じゃないと思う。もちろんコロナの事だ。

最悪自分一人で死んでしまうのは仕方ないが、こんな人間ただ1人が感染しただけでも周囲への影響が大きい。近所はまあ、それほど付き合いが深くないので家にいれば接触はしないが、会社は感染が出るといつ感染したかがわからないので一時的には閉鎖になるだろう。検査が行われて他に感染者がいないか確認されるだろう。そして建物が消毒される。その間生産はできないわけで経済的影響は少なくない。

仮に誰か他の者が感染していればその家族も感染しているだろうし、最悪の場合、誰かが死ぬかもしれない。死なないにしてもその人が立ち回る先、勤務先とかお店なども影響を受ける。そんなの当たり前であえて今更言うほどの事でもないが。


工場で発生したちょっとした事故程度なら「これは、これこれ、こう言う事で発生してしまいました。直接と間接の原因はこうで、これからはこうして再発を防ぎます」とやって具体的に反省すればだいたい済むし、そんな事は簡単だ。要は自分の問題として反省して自分で決めて動けば良い。誰かに批判されてもそれは受けておけば良い。

でも、人が死んだらどうなんだろう?マレーシアでは運転しているとたまに人が死んでいるのを見るし、それよりかなり頻繁に犬や猫が轢かれて死んでいる。大きさは違うが人間だって死ねばああなる。ただの肉の塊に。戦争みたいな事をしなくても人は死ぬ。でもほとんどの場合、誰かが死んでも自分にはほとんど影響が無い。工場で外国人作業員が1人死んでも入れ替えができる。すぐに普通の日常に戻る。特に何も感じる必要はない。

ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は共産主義者ではなかったから
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった 私は社会民主主義者ではなかったから
彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は労働組合員ではなかったから
そして、彼らが私を攻撃したとき 私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

ちょっと大袈裟な気がするが、要はこんな感覚はいつでも誰にでもある。

誰かが死んで平気で生きていかれるとしたら、「それは仕方ない事だった、自分には全く関わりの無い事でそれが起きて自分にできる事は何も無かった」と言う事だろう。戦争のような場合、自分で止められた可能性を考える人もケースも稀だろう。いろいろなレベルでブレークダウンして考えてみて、いったいどこまでが可能なケースなんだろうか?

ごく並の人間として、コロナはある程度それが可能そうに思える。体温チェックや誰かと大勢で集まらない、そして自分の小さな楽しみのためだけに無駄に出かけないとか。工場だとどうか?それもいくつかの点で可能かと考える。気付いているのに言わないで自分の仕事じゃないとも言えるし、それを責める者はいないだろうが。

今さら聞けないNode-REDって何?

2020-10-17 21:39:23 | マレーシアでニャー2020
Node-REDが何かと言う質問を受けましたので簡単に書いて置きます。

<長いので最も簡単な説明>
今さらプログラミング等やりたくないけど、すぐに結果だけ欲しいと言う虫の良い考えの持主向け万能ツール。

<まともな説明>
それぞれに機能を持つノードと言うパーツを数珠のように繋げてプログラミングができる物です。つまりは文字をずらずら書かずにプログラムが作れます。

同じようなのでよく子供に与えるブロックを組むタイプのものがありますが、それと似ている大人版です。機能的にもちょっと大人な感じで、その分難しいのではなくて「気が利いて」います。

GUIでできるとは言え、中ではNode.jsと言うWebサーバ等で普通に使われているjavascriptと言う言語の実行環境がバックアップしているので子供騙し的な物ではありません。

実際にNode-REDはIBM他のクラウドサービスに取り入れられているし、日本でも日立やNECがユーザーに使用を推奨していて、つまり彼らのサービスと繋げてユーザーが自分自身が便利になるように使ってくださいと言う事だと思います。

<メタ説明>
なぜNode-REDかと言いますと、データ(書類に入っていたり機械やセンサーが送ってきたり人間が作ったりした情報)を何とかしたいと思った時にエクセル等でやるのが普通ですが、エクセルのような手作業はデータの量が少し多くなるだけで実際には紙でやるのとあまり変わりません。面倒だし間違いが多くなる。

でも、今からプログラミングを勉強するとなるとハードルが高いです。自分の大学時代よりは格段に良くなったとは言え、実際の仕事をしながらとなると使えるようになるまでに時間がかかります。Node-REDはそれすらも不要で、ちょっとだけ操作を覚えればすぐに作ってすぐに結果を出せるものです。だからプログラマー用のツールじゃなくて普通の人用と言えます。

多分多くの人がエクセルを使うのに数日間スクールに通った事があると思うのですが、エクセルでもその程度の時間で覚えなければなりませんし、たった今でも日経さんはエクセルの使い方のコツなんてのを配信しています。そんなエクセルを経験している人にとってNode-REDは同程度のものかと思います。めちゃくちゃ簡単とは言いませんが、エクセル使う人ならすぐにできます。

これは勉強するしないの問題じゃなくて知ってるか知らないかのレベルです。

と言うわけで、パソコンにMS office入ってる人ならすぐにインストールして使い始めるべきです。

<何ができるか>
と言っても何ができるかイメージがわかないと思うのでそれも説明します。

「想像できる事なら何でもできる」で良いと思います。
エクセルで作られたフォームにフォーマットを崩さずに自動記入。依頼書から注文書を自動で作成するような事。その際に別に用意された顧客リストや物品リストをこれも自動参照するような事。

たくさんのデータを自動集計する。いちいち大きなスプレッドシートを開かずに簡易入力フォームを作って自動追記させる。ついでに自動計算もさせる。

月末の報告書を作成する代わりにデータを自動集計し自動でグラフにして、LAN内Webサーバーを立てて公開する。→それでそもそも集計作業とか報告書作成や配信と言う無駄な作業を止めてしまう。

英語で来たメールを自動翻訳して読めるようにする。大切なファイルを誰かが改変したのを自動検知してアラートのメールを送る。ファイルを定期的に自動バックアップする。社内LANで簡易チャットを作る。何かあったら自分のパソコンを自動停止させる。社内のデータベースから必要なデータを自動で取り出して加工する。

受信した写真をAIで認識させて何かを判断しそれに応じた連絡や処置をすると言うのもできます。どこかにセンサーを仕掛けて送ってきた信号でアラートを出したり記録したり、そしてグラフ表示もします。

I oT分野でも利用は多いです。IoTはプログラミングが目的じゃないので。データを受けたり送ったり貯めたりグラフで示したりがとても簡単。しかも寝ている間にもできるのが便利。例えば振動センサーをモーターに貼っておいてずっと値を送らせてそれをNode-REDで受けたり送受信の為のサーバーにする事ができます。これをして何が良いかと言うと、今までやってきた定期点検が軽減される可能性があります。重要でないところは定期点検のインターバルを長くして異常発生の予兆まで待っても良い事にする。データを集めて必要な定期点検のインターバルを決め直すと言うような事が可能になります。

などなど、考えればいくらでもできる事はあります。

スキルの習得は全く簡単ですが、何ができるか、何をしたいかを既存の自分のスキルや習慣を超えて想像する事が一番困難だと思います。

<もう少し踏み込んで>
上記の事が簡単にできるけれど他のプログラミング言語を知らないとそれがどれだけありがたいかのスケールが無いので、ありがたさの度合いがわからないでしょう。

例えば、習得が楽なpythonで上の報告書を止めて常時公開をやろうとします。一応できます。が、これはPythonだけでは成立しません。ライブラリがあるので楽ですが、そこにはPythonとは別の知識が必要です。またWebサーバー自体は別のソフトを使わないといけません。それもけっこう面倒です。LAN内程度であればNode-REDは標準操作の延長上で全部できます。かかる時間が全く違います。ゼロからやって2〜3日対1時間以内です。

もちろん商用のように完璧に美しいWebサイトはできませんが、結果を得るには十分なものになります。

最後に、先日出版した本が思いの外読まれているので注目度は高いようです。


(マレーシアの自動車税払ってきた。)

トレーニングの結果は記録して評価しないと

2020-10-16 22:26:12 | マレーシアでニャー2020
三択クイズ、今朝ちょっと改良し細かいチューニングと誤動作しないように調整してとりあえずリリース版作成。


三択を四択にできないなど拡張性を犠牲にしてフローを見た時のわかりやすさを重視。まあ、許してもらおう。
(欲しい人は言ってくれればフローとマニュアルは差し上げます。)

トレーニングみたいな事は相手が人間なのでなかなか効果測定が難しい。教習所などでやっているけれども、あのようにだいたいでも客観的で基準に沿った結果が数値などで出ないといい加減になりがち。だいたい「やった」で提供する方自分の義務を果たしたにしてしまう。

これが特にマレーシアはそう。マレーシアの場合は学校教育もそうなっているらしく、先生は言う事だけ言ってあとは勝手に「わかれ」「覚えろ」だとか。コッチはやる事やったから出来るようになっるかどうかは学生の責任。なのでその学生が大人になると同じ事をする。これは実に便利なやり方で、提供側が実はちゃんとわかってなくてもどうせ相手はわかりっこない、いや、わかりっこないような提供のし方で乗り切ることができてしまう。

それとトレーニングのターゲットを「作業員」にしてしまうと作業員よりちょっとだけ上のポジションは自分が対象じゃないからとそこに入る事がない。だって下の地位の人間より自分がわからなかったら...みたいなのが彼らには相当な恐怖だから。でも外国人労働者って言ってもカレッジレベルもいれば、パキスタンなどは総じてレベルがマレーシアより高いから一緒にやると絶対負ける。

まあ、それはそうと、このクイズ式、ゲームみたいで遊びのようだけど、ちゃんと点数が出てやり方によっては同じ基準で評価ができる良さがある。問題のコンテンツは上げていかないといけないが、とりあえずは記録して数値で評価出来る点はやっていかないといけない事なのだ。前に自分が現場やってた時はスキルマップと言うのを作っていて、出来るようになったところにポイントを与えて一覧にしていた。今はきっと何もやってない。