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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
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間違ってもまた直せばいいじゃん、は無理

2017-08-26 23:26:20 | マレーシアでニャー2017
今週は土曜日まで仕事してしまった。これまでやってきた仕事が最終段階となってちょい忙しいのである。

最終段階のちょいはこれまでとちょっと違って仕上げみたいな事なので仕事の質もちょっと変わる。ま、雑用っぽい事が多い。例えば帳票を用意したり、それを使わせては修正を加えたり、作業順序を再確認したりこっちも修正したり、などなど細かい事。

自分の仕事のやり方は、最初から細かくはやらず、大枠からやって行ってだんだんと少しづつ狭くするのが普通。完全に細部まで決めると細かい修正に時間を取られるし、途中でダメだったりもっと良いアイデアが浮かんだ時に大きく修正できないと思うから。あいまいなやり方で初めても何回かやっては修正するうちにどうしても落とし所は決まってくるので緻密にやる事も無いのだ。そう言うやり方が好きなのである。

そう言えば先日本当の定規の話を買いたけれど、つまりああ言う最初からキッチリみたいなのが嫌いなのだ。性分なのかも知れないが、わざとやってもいる。


こう言うやり方、マレーシア人には理解できない場合がほとんど。

マレーシア人には最初から完成品が必要なのだ。なぜかって言うと自分で考えて修正ができないから。例えば票とか表のようなものを与えた場合、彼らはそれを完成品と認識する。もちろんいつでも完成品ではないから途中で問題に突き当たる。突き当たるとそこから先に進めない。そこで思考停止になって終わる。

こちらはその思考停止のポイントを見てまた修正する。日本人ならここ間違ってないか?と言ってくれるし、修正しておいたよとなるだろうけれど、マレーシア人はそんな程度の事する自信もないし、他人の作った何かを修正するなんて怖くてできない。結局、ちょっとの事でも自分でやらないといけなくなる。非常に非効率なのだ。


本当はそんなのテキトーに修正しといてくれ、と言いたい。そこで間違ってもまた修正すれば良いだけなんだから。間違う事が恐怖だと思ってるからそう言う仕事ってできないのだけど。


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