人事が仕事の邪魔してどうする

マレーシアの場合、休日出勤は通常給与額の1.5倍、公休出勤は2倍と法律で決まっている。なので工場の作業員レベルだととても喜ぶ。休日出勤出たい！ 出たいと。

ある工程が先週と今週、続けて日曜出勤になった。

そのうち1日はどこかの休日と振替だから嬉しくも何ともないが、もう1日は休日出勤。1.5倍の日だ。と皆して喜んでいた矢先、何と金曜の夕方、スタッフが帰った後の午後6時過ぎに人事がメールを送った。

この休日出勤の日はどこかの振替にすると。

この日、自分はまだ事務所にいたので返信した。それ、当日直前に言う事かい！ しかもスタッフ帰った後だぞ！、と。それまでは公式に日曜生産すると認められていて、生産計画だってそうなっている。それをこの直前に何なんだ。と、その後当初予定通り振替でなく休日出勤とさせた。

が、こう言う情報で直前に混乱させると後が大変。公式アナウンスのように出てしまうと噂は広がって口頭で打ち消すのが難しい。一つには作業員のほとんどが外国人で十分理解できず、自分にとって不利になるのではと疑う方を心の中で採用してしまう事。そして仲間内でその感情が強め合いながら回り回って一人歩きしてしまう。


時々給料の額面間違えられて不信感があるので不信感倍増してしまいどうにもならなくなる。そうなると、現場管理人は個人個人に電話しまくって火消しをしないといけない。たいへんたいへん。

今日はどうにかそれで収まり、生産できるだけの人数は確保できた。


それにしても、この会社の人事のバカ親父、いつもこうやって現場管理の邪魔をする。現場の作業員がどんな気持ちで仕事するか、何を実際にやるか、気にしているか、どんな人間か、そう言った事の1つさへ理解できていないか、理解する気がないのだ。そしてその彼らをどう仕事に向けさせるかと言う問題に対して誰がどうやっているかもわからないだろう。

本当に困ったものだ。