モンキーZ50のお話・・・来年は申年ということで編

暮れも押し迫った１２月です。・・・
ということで、学童保育の先生をしている嫁さんが・・・
年賀状の試作をするというので私の事務所でプリントアウトした
図案を・・・ん！？・・・

猿？・・・そうか！・・・来年は申年！！

猿といえばモンキー・・・モンキーといえばコレ・・
思い起こせば・・・
少年時代の中学生の頃からバイクが大好きでした。・・・
自転車では行けない・・・遥か彼方の遠方まで・・・
好きなときに・・・好きなところへ行ける・・・
そんなバイクに１６歳になったら絶対乗りたい！！・・・と
思っていたのですが・・・その頃、私の住む県では・・・

いわゆる高校生に対する二輪車規制の３ナイ運動がありまして
高等学校進学も規制の緩かった隣県の私立学校を・・・
わざわざ受験したものです。・・・
隣県の高校に通いながら・・・
ロードレースの世界で・・・
おもいっきりバイク生活を楽しんでいた・・・

そんな私も・・・その後、結婚してセガレが二人います。・・・
そんなセガレたちがまだ小学生だった頃、・・・

元ライダーであった私のDNAを受け継いでいるのだったら！・・・

きっと、バイクの素晴らしさが分かるハズ！！・・・

ということで小さい子供でも本格的に乗れるバイク・・・

そう・・・モンキー・・・

ですが・・・当時の私は勤め人の安月給・・・
新車を２台、買い与えるのは到底無理だったので・・・
昔とった杵柄（学校の勉強はおろそかだったが機械モノは好きだった）・・・
アノ頃は、クソみたいな１９７０年代のポンコツモンキー（通称４L）を・・・
近所の資源回収業者のオジサンに売ってもらい・・・

まともに走れるよう・・・

コツコツ整備しました。・・・
モンキーのスゴい所はカブ系のOHC単気筒エンジンを搭載していて・・・
何十年も不動のままでいても・・・吸気系の清掃をしたくらいで・・・
あっさり蘇ってしまうのです。・・・

シンプルな構造・・・信頼おけるパワーユニット・・・

そして・・・クルマで運べるというコンパクト性・・・
そして・・・唯一無比の愛らしいスタイル！・・・

そう・・・モンキーこそ！！・・・
子供の入門用に適した素晴らしいバイクなのです！！・・・

なんて・・・回想の妄想をしている私・・・
アレから何年経ったのだろう？・・・
その後、ネットの売り買いが盛んになりかけた頃・・・
時を同じくして「昔のクソみたいな」が「懐かしい！コレはヴィンテージ！」
的な評価をされるようになり・・・
散々、野山や河川敷のダートを駆け回った私のモンキーたちは・・・
思いもよらない高額なカネと引き換えに・・・
皆、次のオーナーのところへ旅立っていきました。・・・
確か、全部売った後に集計した結果・・・
私がモンキーにかけた金額の約２，５倍の金額で売れたのデス！！

・・・と・・・まぁ・・・結果的には、大変よろしかったのだが・・・
そんなモンキー・・・今は、手元に一台もない・・・
そうだ！！・・・私とセガレたちの原点のバイク！！

もう一度！！・・・もう一度、モンキ～に！乗りた～～～い！！
ということで・・・私の中で、沈黙していたバイク魂が！！
再び！！・・・再発してしまったのです！！