逢坂地区の大堤!

四百数十年の伝統!うぐい突き保存会

鯉の刺身

2016年04月04日 | 日記
毎年春に鯉の放流をして秋の「うぐい突き」を待つ大堤池。
ところが食用鯉の養殖をしている業者が鳥取県東部・中部になくなってしまいました。

あれこれ探して、1月に視察に行った南部町にしかないことが判明。
視察に行った村の区長さんから「伯耆淡水魚」さんを紹介してもらいました。
(まさかこんな繋がりになるとは、視察に行っといてよかった・・・)
「伯耆淡水魚」さんが、わざわざ大堤池を見に来てくれました。
鯉の刺身をいただきました。

「鳥取県の奥では川魚を食べる文化があり、それを守って行きたい。」という熱い思いを聞き、今年の「うぐい突き」はお世話になる事に決めました。

鯉ヘルペス問題で県の水産課の指導もあり「鯉の放流」が年々難しくなっている現在、問題は山積みですが頼もしい業者さんと知り合えました。

「川魚を家庭で食する文化」が鳥取県から消滅しようとしています。
「うぐい突き保存会」の活動は、こうした食文化を守っていくことにも繋がっています。(国立博物館がわざわざ調査に来る訳です。)


もうすぐ恒例の「逢坂小学生との放流」の時期です。