おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

鉛温泉 白猿の湯

2008年11月29日 | 岩手県の温泉
南花巻温泉郷・鉛温泉「藤三旅館」は旅館部と自炊部からなる一軒宿。
ここには日本一深いといわれる立ち湯「白猿の湯」がある。
混浴だが時間帯で女性時間が日の3回、1時間づつある。
午後2時からの女性時間をめざして訪れる。






大沢温泉あたりから急に雪が深くなり、
鉛温泉では相当な積雪にびびる。

着いたのはちょうど2時、旅館部の玄関で日帰り入浴をお願い。
「今、女性時間ですよね」
と、念をおして700円の入浴料を払う。
ここは2度目だが感じのいい応対だ。








毎週金曜日の10時から2時までは清掃。
なので金曜の2時が一番きれいなお湯に浸かれるという事だ。

戸を開けてそっと見ると誰もいない。
一番乗りだ、ラッキー!!!
急いで階段を下りる。






お湯はまだいっぱいにはなっていない。
後20センチくらいでお湯が溢れて掛け流しになる。
10人以上入れそうな岩をくり貫いたお風呂だ。

楕円形の深い浴槽の真ん中から源泉が沸き出している。
時々、湯玉がポコポコと出てくる。
透明度の高い澄んだお湯である。

お湯は44度くらいあり熱い。
が、慣れてしまえば平気だ。
友人は熱くて入れず小さい浴槽で体を慣らしてから入る。
小さいお風呂は40度くらいのぬるい湯だ。

前回来た時、おじいちゃんが1人だったので勇気をだして入った。
ところが、その後に男性が3人くらい入ってきて困った経緯がある。
その点、女性時間はありがたい。
ゆっくり、じっくりとお湯を堪能できる。






天井がとても高く湯気がこもらない。
3階の吹き抜けになった浴室である。

お湯からあがり、
コーヒー牛乳を飲みながら売店のおばちゃんとおしゃべり。
76才だというおばちゃんは少し腰が曲がってるものの肌はツヤツヤ。
これも温泉のおかげだとか。

「ここのお風呂はそれぞれ源泉が違うから全部入っていきなさい」
と、勧められたがこの立ち湯だけ入りに来たと言うと、
「もったいない。。。」と何度もおっしゃる。
6月の地震の時はこのお湯が白く濁ったそうだ。

今度は宿泊で訪れたいと思う。






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2 コメント

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温水プールみたい・・・ (丹治)
2008-12-01 16:09:08
鉛温泉といえば、やはり立ち湯ですよね。体にかかる水圧が、普通の湯舟とは違います。温泉の成分もさることながら、あの水圧のかかり方がマッサージ効果にもなるのではないでしょうか。温水プールにでも入っているみたいな、ちょっと不思議な感覚でした。
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深い!! (おんせんたまご)
2008-12-01 20:34:51
丹治さん、深いのでお年寄りの方がお風呂で転ばれたら大変ですよね~
そんな事を考えながら入浴していました。
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