温泉旅がらす旅伝

北海道の温泉情報についてちまちま更新していきます。

白水温泉湯の滝

2008-05-03 | 道東の野湯・無料温泉
白水温泉湯の滝




阿寒町には「白水川」と言う川がある。その奥にはなんと源泉地帯と共に温泉があるらしい。
詳しいことは後程紹介することにする。
何故、後程かというと先に結果を言えば、実はこの日は白水温泉を発見できなかったのだ。
途中から遡行するところまではどうにか到達できたのだが、そこから反対の左沢に入ってしまい、「白水温泉」を発見することはできなかった。
しかしその分、新たな発見もあった。
そのことについて今回は紹介させていただくことにしよう。。。

国道から林道に入り、右往左往し、川に到達するまでについては後程、紹介することにし、林道から白水川に入った所から紹介しよう。
ちなみにこの川にたどり着く前に林道を更に5kmくらい進んでしまい、その際にも新しい温泉を発見した。
これは硫黄泉でもなく謎の泉質なのだが泉温は数10℃あり、完全な温泉であった。

温泉は丘の上にある湯田から噴出されていて、最終的には林道沿いに小滝のようになって流れている。

温泉の通過したところはオレンジ色に変色し、おどろおどろしい雰囲気であった。

興味のある方は是非ともこの先も探索していただきたい。

早速本題に入るが、まずは川沿いの空き地に駐車し、入渓する。
入渓ポイントは白水川が左右に分かれる部分なのだが、片方は細い無色の本当に“沢”と言わんばかりのもので、片方は白濁色で遡行には苦のなさそうな幅の広いもの。
勿論、白濁した沢に入渓する^^;

しかしこの選択がミスチョイスだったとはこの時、夢にも思わなかった。。。(涙)

今の時間は2時ちょっと過ぎ、片道大体1時間程度で着くようだから難無く行けるだろう。その予想通り最初の数10分は難無く進んでいけた。
しかしその後は先に進んでいくに連れて徐々に険しくなっていき、何箇所かの小滝を越えるような状態になっていた^^;


もう体力の限界を迎えたころ、大体時計は1時間を過ぎ、そろそろ目的地が見えてきても良い頃なのだが・・・冷泉などの噴出部分や硫黄臭などが全くない・・・
この時点で徐々に沢を間違えたか、と不安になってくる。
その後も30分程進んだがなんの発展もなく、天気も悪くなってきた(汗)
そうしている内に突然、左右に沢が分かれた。

片方はオレンジ色に濁っており、もう片方は白濁している。
なんとなくオレンジ色に濁っている方は期待できなさそうなので白濁した沢に進む。
出発してから1時40分が経過、硫黄臭と奥に小さな白い滝のようなものが見える。

もしやこれが噂の「白水温泉」か!!??
早足で向う!!
近くで見てみると、随分高い所から温泉が噴出している。

しかし泉温は10℃弱で冷泉だ。
情報では高温の温泉が噴出する源泉地帯らしいのだが、この先は大岩だらけの崖地なのであるとは考えられない。
それに時間もかなりおしていて先に進むのは困難を極める。
もしや途中で道を間違えたのだろうか。。。
しかし冷静に考えてみればこれって新たな発見ではないのか!!??
突如、不安から希望へと一転して変わっていく^^;
早速入浴に移る^^;!
湯の滝でも入浴はできるが横の大岩と大岩の間にも温泉が噴出していて洞窟風呂の様になっている。
どちらでも入浴することにしよう^^♪
湯の滝の方はどうにか上部までよじ登り、穴の中で入浴を楽しむ♪

上質な硫黄泉だが冷泉なのがとても残念↓↓

しかしこの湯の滝で今まで初めて人間が入浴を成し遂げたと考えると何やら偉大なことを成し遂げたような気分になる^^(私が入浴する以前に誰かが入浴していたとしたら立場がないが・・・ヮラ)
その後、洞窟風呂でも入浴を楽しむ♪
中は薄暗く、湯が溜まって小さな浴槽の様になっている。

尻湯が出来る程度だが野湯系洞窟風呂は初めてなのでとても感動的☆☆
こちらも硫黄泉で恐らくかなり奥の方から温泉が噴出しているのだろう。

もの凄いものだった、、、
ちなみに時間に余裕がなく、あまりに焦っていた為、正確な温度測定はもとより、入浴写真すら撮影することができなかった。残念↓↓

その後、かなり焦って戻ったため、数箇所危ない場面もあったりと、かなり大変であった。
その結果、行き1時間40分のところ、帰りは55分に短縮することが出来た^^

その後、ダッシュで本日の宿泊施設であるはずの「オンネトー温泉 景福」に向ったのだが・・・まさかのまさか!!!
私の勘違いで本日の宿泊施設は川湯の「KKR」であった。
ここから川湯までは50km弱、、、最悪だ・・・
もう・・・最悪だ・・・
こんなことを言っていても先に進まねばならない・・・
いやいやながら車を走らせる(汗)
到着した頃には8時頃であった。愕然↓↓

KKRの訪問記事は次回をお楽しみに♪

幌別美里別温泉

2008-05-03 | 道東の野湯・無料温泉
幌別美里別温泉


今回はゴールデンウィークにかけ、道東の野湯を中心に片っ端から訪問していくことにした^^;

そして本日初訪問となるのがここの野湯。
ゴールデンウィークの計画を本格的に練るまではまったくと言っていいほどここの存在に気付かなかったのだが、偶然、某サイトでここの詳しい情報を見てから今回の旅行の一目的として加えることにした訳である。

場所は国道274号線から足寄町より置戸町へわたる道道88号線から約12km、左手に、かの有名な芽登温泉への入り口が現れる。

この先ダートを3km進んで行くと、芽登温泉に到着できるが今回の主目的はこれではない。
ここをスルーし、更に5km先へ進んで行くと左にピリベツ取水堰がある。

ここを更にスルーし、先へ2km進むといくつかの林道と共に左手に広場に繋がる林道がある。

美里別温泉はこの広場横の小さな池にある。。と言うより池自体が温泉により作成されたものである。

ちなみに現在の「芽登温泉」が以前、「美里別温泉」と呼ばれていたらしい。
きっと今回紹介する野湯が改めて美里別温泉と称されているのはこの横を沿って流れている川が美里別川と呼ばれている為であろう。
駐車場には既に数台の釣り客と思われる方の車が駐車されていた。

さて肝心の温泉はと言うと池の横より地中に埋められたパイプから勢い良く注がれている。

以前、きっと何らかの温泉設備を建設する予定があったのだろう。

そのパイプに更に白い延長ホースが接続され、そのままに放置されている。

ここで直接浴びても支障はないのだが左奥の唐松の林の中に何やら浴槽(?)らしき長方形の箱があり、ブルーシートも掛かっている。
枯葉などが多く落ちていたこともあり、随分使用されていないだろう。
かなり脆いものだが、どうにか浴槽に使用できそうなのでこれを池の傍に引きずってくる。
持参したブルーシートを被せ、温泉を溜める。
勢いがあるため、1~2分ですぐに満杯になり、ブルーシートが沈まぬようロープで固定する。

予想以上に良い浴槽となった。
深さもあり頑張れば2人くらいは同時に入浴できそうだ。

早速入浴する。
温泉は無色透明、つるつる感があり、硫黄臭がある。
源泉温度は31℃、外気温が高い為、快適な入浴ができた^^

普通に座れば半身浴程度だが寝湯状になると窮屈だが全身浴が可能。
あまりの快適さにそこで30分程入浴を楽しんでしまった。
そうしている内に釣り客も帰ってき、道路からも見える為、そろそろ気まずくなり、そそくさと上がることにした。^^;

その後、早くも今回の旅の最大の目的、「阿寒 白水温泉」に向う!!!
今後の記事にお楽しみに♪♪