温泉旅がらす旅伝

北海道の温泉情報についてちまちま更新していきます。

東大雪ぬかびらユースホステル

2007-06-16 | 道東の温泉施設
泉質:ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)(旧泉質名:含重曹―食塩泉)

源泉所在地:北海道河東郡上士幌町字糠平番外地 糠平国有林44林小班外糠平中央園地

糠平温泉の集中する道路から少し外れた所に位置する温泉施設。
見かけは普通の住宅となんだかわりはないのだが、裏手の駐車場には何台か車が止まり、入り口付近には手湯のような湯溜まりがあるのでわかるであろう。

浴槽は小振りで、一部木製、その他コンクリート固めで構成されている。

お湯は無色透明で、写真ではわからないがお湯の噴出口は工夫されジワジワと湧き出ている。

今回の糠平温泉巡りは時間の余裕がなくこれにて終了であった。
糠平温泉は定山渓、登別に負けをおとらない温泉の豊富さであった。
今後の目標は「糠平温泉完全制覇」に決定だ!ヮラ

富士見観光ホテル 中村屋

2007-06-16 | 道東の温泉施設
泉質:単純泉(緩和性低張性高温泉)

源泉湧出地:北海道河東郡上士幌町字糠平国有林上士幌事業区44林班4小班

いわゆるホテル型日帰り温泉施設。
外には「中村屋」の看板と「露天風呂 ほしの里」、「野外サウナ ほしの雫」と掲げられ、期待が持てそうだ。
内部雰囲気は入り口付近にフロント、右奥におみやげ売り場、とホテルには有りがちの構造。

では早速温泉へ
まずは時間制で男女に分けられている露天風呂だが、男性の入浴可能時間がかなり狭まっていたので、先手にする。
浴槽は木製で大き目のが1つ、中部にドンと置かれている。
温泉が細めの木パイプにより注がれ、それを支えているのが何故か黄色い運搬用かなにかの箱。せっかくの良い雰囲気が台無しだ。

まぁ、ともあれ温泉自体は良いものだし、木製とはなんとも味がある。
さて続いて内風呂へ
浴槽は中央にアメーバー状に広がったなんとも不可解な形のものと、右横には温泉使用かと思われる小浴槽がある。
  
お湯は無色透明で、先客がいなく、ほぼ貸切状態であった。
ちなみに女性風呂は木製浴槽らしい。
最後に余談だが「野外サウナ ほしの雫」は未だ改装中の「露天風呂 ほしの里」の奥に設置中のこと。暗くて分からなかったがあんな所にサウナがあったとは・・・

民宿温泉 山湖荘

2007-06-16 | 道東の温泉施設
泉質:ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉(中性低張性高温泉)(旧泉質名:含重曹―食塩泉)

源泉所在地:北海道河東郡上士幌町字糠平南区24番地

民宿温泉だが、日帰り入浴が可能。
「洞窟風呂」が売りで、入り口横には飲用温泉があり、最早この時点で温泉への執着心が伝わってくる。

温泉入り口は「洞窟風呂」の看板と共に、洞窟型に模ったプラスチックで雰囲気を醸し出す。

脱衣所は木製で囲いを造り、壁はコンクリートをわざと荒くしており、その他いろいろな所で沢山の工夫が成されている。
さてさてメインの温泉へ!
ドアを開けると湯煙で眼鏡が曇り、タオルで一度拭くと中央部に岩積めの浴槽と、奥に小さめで同じく岩積めの浴槽が見える。

全体的に灯りを暗めにし、周りは岩で固められ、本格的に洞窟の雰囲気を醸し出している。

中部の浴槽はなかなか熱めで、奥は丁度良い温度。
お湯は無色透明で、源泉温度は52.6℃
雰囲気は良いが長居にはあまり向かない温泉であった。

ヤンベツ川土管の湯(手湯のみ)

2007-06-16 | 道東の野湯・無料温泉
鹿追糠平線から然別湖の上部に位置する。
ヤンベツ川に沿っており、然別峡野湯群から直通の道もあるのだが、只今通行止中なので一度、然別峡線を下り、然別川沿いの道路を使用して然別湖に着き、そこから然別湖畔の温泉群を右手に過ぎて向うのが最適ルートだと思われる。
山田温泉は宿泊可能で近日、改装も行ったのこと。
これに目もくれない野湯好きは山田温泉裏にまわれるダートを進み、広場に車を止め、川沿いを徒歩で進み、約100m、小池のある隠れざる温泉噴出土管に向うべき。
以前立ち寄った時は土管も健在で、そこから広がる小池にすごい量のおたまじゃくしがうごめいていた。
しかし今回立ち寄ってみると小池も縮小され、土管もない!
以前あった様な所を棒で掘ってみると案の定、土管は現れ、少量の温泉が出てきた。
きっと山田温泉の館主が危険と言うことで土管を埋めてしまったのであろう、全身入浴なんてできる状態ではない。
残念だが、今回は手湯のみにとどめる。

マクペカの湯(手湯のみ)

2007-06-16 | 然別峡野湯群
砂防ダムから1.2km左手に旧営林署小屋に通じる林道が出てくる。

少しして広場が出てくるのでここに車を止め、3本林道の中、左斜め奥の林道を奥に攻めて行く。
辺りは沢山の倒木を行く手を阻み、登ったり、くぐったり・・・
林道に入って200mほどであろうか、小川の形跡を思わせるぬかるんだ道が出てくる。
ここを大体、400mくらい進むと左手から生温かい小川と合流する。

この小川の源がマクペカの湯だ。
情報提供者はダベさんとぴかりんさんで2人の情報を合わせてやっと見つけれたまでに至る。
マクペカの湯は10年程前までは浴槽があったらしく、何故かは知らないが撤去されてしまったらしい。

温泉は奥にある源泉から倒木の下に岩で人工的に作成されたような所に流れ、湯溜まり状になり、泉温が52℃と高温でとっても入浴は無理に等しい。

しかし、横には誰が持ってきたのか、まだ新しいスコップが置いてあり、きっと誰かが開拓目的に使用したのであろう。
頑張ってまた入浴ができるような浴槽を作ってもらいたいのもだヮラ
pH値は6.2で頑張って加水やなんやらをすれば入浴も夢ではないのだろうが、時間も5時をまわっていたので手湯を済まし、そそくさと引き上げた。

結局、然別峡野湯巡りは全てが失敗に終わってしまったが、今後また訪れることをここに誓おうヮラ

P.S.『然別峡野湯群は夏期に来るべきではない』それを今回の旅で改めて知らしめられた・・・

砂防ダムの湯(手湯のみ)

2007-06-16 | 然別峡野湯群
砂防ダムの下にある以前紹介した名無しの湯のもっと砂防ダムよりにある。
今回はBOOKMARKにも保存している温泉・野湯めぐり☆記録の管理者、ぴかりんさんに情報を頂いた。
最初見た時は「こんな近くにあったのか!?」と言うのが正直な感想。
浴槽は自然作成?一部には石で囲まれているが・・・
お湯は黄褐色に濁っており、すぐ横の「名無しの湯」とは違う泉質の模様。
浴槽内には温泉沈殿物の塊が浮き、入浴こそ無理で手湯までも躊躇してしまうくらい。
気合で手湯だけはしたものの、入浴は今後に持ち越しと言うことで、春先もしくは秋に来たいものだ。

セセクの湯(仮称)

2007-06-16 | 然別峡野湯群
崖下の湯の対岸にあり、勢いの良い川を渡らなくてはならないので、何らかの準備が必要。
水温が高ければ泳ぎの渡りの可能だが、そこまでしなくとも・・・と言う感じ。
浴槽は横並びに2つあり、片方の端から温泉が噴出している模様。
本当ならお湯が溜まり入浴も可能の様なのだが、水位の上昇の影響なのか、水没していた。

温泉噴出場付近では白い湯の花が浮遊していたため、分かりやすく、手湯のみにとどめた。

崖下の湯

2007-06-16 | 然別峡野湯群
メノコの湯の真下に位置する温泉。
以前から何度も訪れているため、今回の入浴レポは控えさせてもらう。
なので以前の入浴感想を紹介しよう。
浴槽は大体3区切りで構成され、手前、大き目のが1番熱い。
温泉は手前側の崖の間やメノコの湯の廃湯などから出ており、湯加減調節はないもと考えても良いだろう。
目の前には川が流れており、景色良し、泉質良しの最良好ポイントだ。

メノコの湯(手湯のみ)

2007-06-16 | 然別峡野湯群
イスゲンの湯から約500m、右手に林道を挟み、駐車場に車を止め、川側の林道を進んで行く。
すると右手、崖手前に小さ目の湯溜まりが現れる。これがメノコの湯だ。
メノコとはアイヌ語で「娘」と言う意味を持ち、その名の通り以前は木製の小さな浴槽があったらしい。
しかし現在は浴槽も撤去され、湯溜まり状になっている。
今回は入浴する予定で立ち寄ったものの、水面には油、藻、虫etcが浮き、とっても入浴などできる状態ではない。
今度、訪れた時は是非とも入浴したいものだ。

タミ乃湯(手湯のみ)

2007-06-16 | 然別峡野湯群
ダベさんから情報を頂き、然別峡野湯群の中でも隠れざる秘湯と聞き、心を躍らせながら向う。
場所はイスゲンの湯から川沿いを約50m下って行くとあるらしい。
実際に下ってみると場所的にはかなり分かりづらいが難無く「タミ乃湯」の看板を発見!

しかし、ダベさんのレポ写真と比較しても、環境は一致するのだが湯量があまりにさえない。一体何があったのか!?

触ってみると温泉と言うよりまるで水溜りの様で、かなり冷たい。
もしや枯れてしまったか!?
残念ながら温泉は枯渇し、浴槽にはすすがれていない模様。
もしや「河鹿の湯」と同じく一時的なものかもしれないので、今後に期待をしよう。
浴槽の溜まりはお湯が冷めて、冷たくなっただけなのかもしれないので一応、手湯にはなるのであろうか。

オホイの湯(仮称)(手湯のみ)

2007-06-16 | 然別峡野湯群
フレの湯からイスゲンの湯にたどり着く途中、見つけた湯溜まり。
水面には油の様な膜ができており、入浴は即答で無理!
なのでこちらも手湯のみにとどめた。

「オホイの湯」と言うのは見ても分かるくらい深そうなので、アイヌ語での「深い」の「オホイ」を仮称として付けたまでに至る。

位置的にはもしや「マインの湯」かも!?

フレの湯(手湯のみ)

2007-06-16 | 然別峡野湯群
ダベさん、じゅん☆さん、ぴかりんさんなど、たくさんの野湯秘湯好きが訪れる場所。
今回はダベさんのレポと、「北海道無料100秘湯」の簡易地図を照らし合わせ、向かった。
テムジンの湯を素通りし、まっすぐ左川沿いの崖を上っていく。
5秒としない内に岩肌がオレンジ色に変色した箇所が何箇所も現れ、温泉が噴出している。
その後、どの位であろうか、左手に極めて噴出量が多い箇所が現れ、岩で囲むように湯溜まり状になっている。
が、触ってみるとシリオパの湯とは比較にならないほどに下から湯の花が浮遊し、湯温も低く、入浴などできる状態ではなかった。
時間も迫りつつあり、手湯をし、先を急ぐ。

シリコトルの湯(手湯のみ)

2007-06-16 | 然別峡野湯群
ダベさんのレポでは卵の湯の上部に位置すると言うことなので、早速、探索を始める。
探索すること20分、それらしきものは見つからない。
丁度、卵の湯上部は木が倒れ、被さり、まったく確認できない状態。
その横に微かに水溜りの様なのが見えた。
近づいて触ってみると、微かに生温かい。
倒木の下にも木で囲われた浴槽らしきものが見えるが、どうやっても手が届かない。

しかし水溜りの源には源泉があり、源泉は丁度適温だが、入浴するほどの湯量、設備もなく、手湯のみにとどめた。

誰かの「シリコトルの湯」再生計画を待ち望むまでだヮラ

卵の湯(手湯のみ)

2007-06-16 | 然別峡野湯群
今回はBOOKMARKにも保存している「北海道・源泉マニアの突撃入浴レポ」ことダベさんのレポを参考にさせてもらった。
位置は鹿の湯から右手に伸びる川を上流に上って行き、左手の高台の川沿いにある。
北海道無料100秘湯にはこの方向に「シリコトルの湯」とだけ、記載されているが、ダベさんのレポではこの下部に「卵の湯」と言う野湯があるらしい。
早速、向かってみる。
今回はサンダル、リックと軽装備で向かった。
川は流れが強く、温泉の所為か、ツルツルすべる。

歩けるような道はなく、ほとんど岩にしがみ付き状態。
少しすると、川沿いから冷泉が噴出し、この辺から道も遮断され、無理やりぬかるんだ土を登っていく。

それから少しして平地に出ると、かなり周りの木はなぎ倒され、辺りには鹿の糞から、白骨やら・・・
探索すること10分、川沿いの崖状のとこに、岩で囲われた箇所を発見!
ダベさんのレポ写真と比べても、ここに間違いないだろう。
噴出量は微量で、入浴などもってのほか、足を入れてもグチャグチャに沈み、大変な状態に。

なので手湯のみに収める始末だ。

夫婦の湯

2007-06-16 | 然別峡野湯群
鹿の湯を中心として、岩沿いの奥Aと手前Bがある。
以前は紹介できる写真がなかったため、再訪のついでに寄ってみた。
手前Aは深い湯溜まり状で、入り易いように上にフェンスが付いているが、はっきり言って邪魔くさい。
奥Bは岩である程度囲まれており、中心部からは温泉が噴出しており、岩がオレンジ色に変色していた。
(←この写真は奥B)
温泉は鹿の湯と同じ泉質の様で、少し濁っている。
ちなみに鹿の湯はお湯があまり溜まっていなかったので、入浴はしなかった。