古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

仙台 長旅のヨーグルト

2010-12-04 11:07:07 | 日記
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その81

2010年11月30日(水)

今年の四月からヨーグルト(多分カスピ海ヨーグルト)を培養してきた。
それは、台湾、タイ、ラオス、中国(雲南、四川、チベット、青海、甘粛)、韓国、そして日本等を旅してきたものだ。
40℃を超える暑さの国や、5000メートルを超える高地を旅してきた。
確かに強くなった様な気さえする。
何十代目の乳酸菌になるのだろうか。

培養するのには適度な温度(多分20℃~30℃位か)と新鮮な牛乳さえあれば大丈夫だ。
しかし、保存するにはまた適度な温度(多分冷蔵庫5℃位)が必要だ。
真夏のタイやラオスの宿では冷蔵庫が無かったので保存に苦労した。

ラオスでは危うく駄目にする所だった。
田舎の街では牛乳を売っている所が少なく、その量も少なかったからだ。
200ccの牛乳パックを見つけて買い占めて、まあたったの6個だが、レストランのビール冷蔵庫に保管を頼んだりした。

そんなヨーグルトが妙に意地らしい。
旅の色々を思い出させてくれる。
旅の途中で分家していったヨーグルトの末裔はどうしているだろうか。
五、六家位はあった筈だ。無事に存続しているだろうか。
同時に養い親(分家ヨーグルトを受け取ってくれた友人達)の顔が浮かぶ。

今週の読書
韓国語の散歩道」今井久美雄」アルク、日本語の歴史3(言語芸術の花ひらく)」亀井 孝他」平凡社、奥の細道を歩く」関屋淳子」JTB、定年釣り師」村田 久」小学館、夜の明けるまで(深川澪通り木戸番小屋)」北原亞以子」講談社、贋作天保六花撰(うそばっかりえどのはな)」北原亞以子」徳間書店、楚漢名臣列伝」宮城谷昌光」文藝春秋

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