古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

再び大理古城そして桜

2010-01-12 12:15:42 | 日記
その31 還暦背包族(bei bao zu)ベイバオズ

2009年12月12日(土)

昆明の駅前の大理客運南站から大理行きのバスが出ている筈だ。しかし、駅前では、大理へのバスやタクシーの呼び込みが激しい。彼らは一様に大理行き没有だと言う。それらを無視して汽車站の窓口に並び切符を購入しようとするがやはり没有と言われる。それ見た事かという感じでまた呼び込む。

まだ15時を少し過ぎただけなのに没有はオカシイ。八月の時はこの汽車站からバスに乗ったはずなのに、没有とはオカシイ。しかし、没有ではどうしようもない。
客引きの150元の声に着いて行く。駅前から少し離れた中北汽車站の近くでミニバスが待っていた。値段を確認すると140元との事。少し高い気がするし、オンボロの9人乗りのミニバスだ。やっぱりまずい。

再度駅前の汽車站へ戻り、明日の切符を購入しようと窓口に並ぶが、やはり没有の答え。

おかしい。隣の案内へ行き聞いてみると、オネーチャンは窓口の張り紙を指差す仕草をする。そこには、発車汽車站の変更通知が書いてある。大理行きは西部汽車站に変更になったようだ。

再度オネーチャンに行き方を聞くと、駅前より80路と紙に書いてくれる。
没有ではなく発車汽車站の変更だと言って呉れれば、もう少し早く事が運んだのにと思うが言葉の解からない身の辛さだ。

また駅前に戻り市内バスの80路へ乗る。1元だ。最近、新しく出来た西部汽車站はやはり、街の西の方にあった。
何だかんだで、此処まで1時間30分も掛かってしまった。時間は16時10分だ。しかし、直ぐの高速バスの切符が買えた。16時20分発だ。134元だ。
所要時間は4時間と出ている。あれ、こんなに早く着くんだったっけ。たった四ヶ月前の事なのにあやふやな記憶の背包族なのです。

しかしどっこい、問屋は簡単には卸してくれません。
案の定、あと30分位で大理に着くと思われる高速道路上で、同じ会社のバスが停車しているではないですか。運転手と車掌が降りて行って話し込んでいたが、暫らくすると、そのバスの乗客が荷物を持って全員乗り込んできた。一気に超満員の状態になってしまった。小さな子供がぐずっている。赤ん坊が泣いている。
先程までは静かな、ほど良い混雑の車内だったのが、一気にラッシュアワーの様相を呈してきた。あちこちで席の取り合いをしている。
そして30分後に何事も無かったかのようにバスはまた走り出した。

結局30分遅れで大理の興盛路汽車站に着いた。前回は汽車站が街のどの場所か解からずに苦労したけれども、二度目の今回は何の迷いも無く大理古城行きの8路の停留所に向かう。21時近い。バスは結構来るが肝心の8路のバスは来ない。

同じ停留所でバスを待っていた若いカップルに片言の英語と中国語で聞くと、オネーチャンが解かりやすい英語で教えてくれた。大理古城行きの8路のバスの最終は20時30分ですと。残念、大理古城までのタクシー代を払うなら大理(下関)に泊まろうか。

再度、オネーチャンに明日の朝に如何しても古城に居なければならないんだと言うと、ミニバスが有ると言う。場所はと聞くと、相棒の彼と何やら話し込んでいる。そして案内して呉れると言う。フォローミーと言う。彼女だけが歩き始める。そうなんです。彼氏とは別れて私を案内して呉れると言うんです。もう感謝感激雨霰です。

バス乗り場まで連れて行ってくれて、尚且つ運転手に日本人で言葉が解からないけれど大理古城まで乗せて行ってと言っているのです。多分100%そう言っているのです。間違いありません。料金も3元と教えてくれました。可愛い彼女には何度もお礼を言いました。中国語と英語と日本語で有難うと何度も言いました。感謝感激雨霰です。
おかげで、夜の10時を少し過ぎた時間に大理古城に着くことが出来ました。

2009年12月13日(日)

快晴の青空に桜が咲いていました。

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