古稀背包客放浪記

古稀バックパッカーの東南アジア見て歩る記

哈尓濱 侵華日軍第731部隊遺祉

2012-06-23 15:53:58 | 旅行

侵華日軍第731部隊遺祉(哈尓濱市平房区)

還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その161
6月8日(金)
哈尓濱市平房区に在る侵華日軍第731部隊遺祉を見学に行った。

そう言えば、二年ほど前に寧波で哈尓濱市出身の藩と言う青年と知り合った。
二三日して、別れる時に、メールアドレスと住所を交換した。
その住所が哈尓濱市平房区731であった。
街や通りの名はと聞くとニヤリと笑った。
その意味が今日、解かった。
平房区731は日本軍のあの731部隊のことを意味していたのだ。
迂闊にもそんな事情が解からなかった。
哈尓濱から寧波まで職探しに来ているという彼の言葉を鵜呑みにして深く考えなかった。
それが、哈尓濱市民の日本人に対する感慨であり、感情なのだ。
案の定、彼が記したメールアドレスにメッセージを送付してみたが、見付からないというサーバーからの返事が来た。
名前も、住所も、メールアドレスも何もかも出鱈目なのだろう。
あの彼の笑顔は何だったのだろう。
彼の悪意さえ感じられる。
ただ、虚しさがこみ上げる。

午前中の入場時刻を15分程過ぎていたので、午後に来いと言われた。
仕方が無いので街のデパートで二時間程ブラブラする。
13時30分少し前に戻ると、三四十人の中国人が身分証明書を片手に窓口に並んでいた。
並ぶと更に二十人程が来た。
当然、日本人は一人も居ない。
二十人をパスして更に最後尾に並ぶ。
結局、五六十人の最後にパスポートを提示して入場券を貰う。
こういう所ではやはり、日本のパスポートは出しにくい。

制限時間の15時30分までじっくり見学する。
合掌!!

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