うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

山形=蕎麦

2010年05月04日 | 日記
昨日は家族から1日「自由時間」を戴き、バイクで山形の天童市へ行ってきました。


 



バイクの好きなところはズバリ、「運転に集中できるところ」です。

クラッチ、ギア、アクセル、ブレーキをあれこれ操作しながら、
スムーズに、安全に、快適に、運転できるようにいろいろ考えます。

結構「アタマ」使うんですよ。

そう、転んだら大怪我しますので・・・。



今回山形へ行ったお目当ては「おいしい蕎麦」を食べるためです。

(本当は天童木工の工場を見学したかったのですが、平日のみのため断念。)


事前にネットで2軒ほどピックアップ。

そして蕎麦屋を目指して一路山形へGO。


  山形はサクラがピークでした。


山形北ICで高速を降り、国道13号を北へ走ること20分、やってきました天童市。

国道から街中へ入ると本当に蕎麦屋が多いのがわかります、さすが蕎麦処。


お目当ての一軒めは「水車」という店。




超定番店らしく、11時頃なのに超満員です。雰囲気も「ザ・大衆店」といった感じ、2階席もあり相当な人数が入れます。

「さて、どの蕎麦食べよ」とメニューを見つつ、周囲を見ると
お客さんの4割くらいがなんだか「ラーメン」みたいなものを食べているではないですか。ここ本当に蕎麦屋か・・・?

「蕎麦屋でラーメンかぁ?」といぶかしげに思いつつ、メニューを見ると

「超人気!まかない飯から生まれた【鳥中華】」と気になるコピーが・・・


気がつけば注文していたのは言うまでもありません・・・、流されやすいものですから、ついね・・・。


 鳥中華


さてやってきました「鳥中華」。

お味のほうは「ラーメン」と「あったかいお蕎麦」の中間みたいな感じでしょうか。
「和風だし」と「鳥のスープ」の合作かと思われますが、太目の中華麺とよく合ってなかなかの品でした。

しかし、蕎麦食べに山形あたりまで来て、何で「ラーメンもどき」みたいなもの食べているんだろう・・・。

でも美味しかったです。
ここは本命蕎麦も相当レベル高いらしい、今度食べてみたいです。


「ご馳走様」
次に2軒目に向かいます。


  山竹

2軒目は「山竹」という店。
通好みの店との前情報だけに期待大です。


中心部から少し離れた場所に位置することもあり、すんなり入れました。
でも入店後まもなく、店の外まで並んでましたので「ラッキー」。


こちらは普通の一軒家を改装したお店ですが、店を見ただけでセンスの良さが感じ取れます。


  山竹 内装

一軒家の4部屋分をくりぬいて、天井を取り払い、レトロモダン風に改装したなかなかおしゃれな店です。


ここでは迷わず「せいろ」を注文。

ほとんどのお客さんが「てんぷら」もつけていて、日本酒を「ちびちび」やってる人なんかもいます。
実に美味そうではないですか・・・。

さすがにお腹に余裕がないのと、飲酒運転になってしまいますので断念。
ノンアルコール日本酒とかあればいいんだけど・・・


さてお蕎麦がやってきました。

  せいろ


お盆に載った感じからして  「ナイスセンス」。


  はし

こんなお箸のロゴも  「ナイスセンス」。期待が持てる雰囲気です。


  


お味の方もOK。

東京にいるとき、近所に「慈玄」という洗練された蕎麦屋があり、
そこの「白く透明な感じの」せいろが大好きでしたが、それとかなり近い感じでした。

さすが蕎麦処、実力を感じさせます。

私、東京のソウルフード「富士そば」の「もりそば」も大好きなのですが、あれは急いで「わしわし、ズルズル」と食べるのがうまい。
(ポットに入った蕎麦湯をジャーって注いで飲むのも美味い)

でもこういった「お上品」な蕎麦はゆっくり、味わいながら食べるのが良いものです。
こちらも「ご馳走様」、美味しかったです。


かなり対照的な2軒を味わい、「ムム、さすが蕎麦処、やるな・・・」と捨てゼリフを残して山形を後にしたのでした・・・。

(一軒は蕎麦食べなかったけど)

以上「山形蕎麦レポート」でした。