徒然なるままに

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リーダーが優柔不断

2009年12月15日 01時14分38秒 | 日記
鳩山首相だがなんか発言がブレまくりで頼りない。
マスコミも最初の頃は鳩山政権に対して好意的な報道が多かったが、最近は否定的な報道もよく見るようになってきた。

私の政権への不満は、とにかく首相が何をしたいのかがわからないことだ。財政が苦しいから、節約をしたいのか、景気を良くしたいのが、福祉を充実させたいのか。本当に何がしたいのか分からない。もちろん、すべてを同時にできればよいだろうが、全てを一気に解決するのは、人材も予算の面からも難しいのは分かりきっている。だから、今年は景気対策、来年は福祉政策、その次は行政改革といったように、きちんと工程を立てて実行する必要がある。そして、今、何が重要なのか決断するのは他ならぬ鳩山首相の仕事だ。

確かに景気対策も福祉政策も行政改革もみんな重要だ。友愛の精神からするとみんな重要だから、優劣を付けられないというのかもしれない。だけど、みんな重要だからって、全て同時に出来るわけはないのだから、やはり順序をつけて、取り組んで行くしかない。その順序をつけるのが首相の役目だ。

リーマンショックの時に麻生元首相がまっさきに景気対策を決断した。景気対策の内容には賛否両論あったが、私はあのときの麻生元首相の決断は首相として立派な態度であったと思う。

結局、リーダーであるべき首相が物事を決断しないから、周りの大臣が思い思いの政策を述べて、グダグダになっているだけに見える。思い思いの意見がでるのは良いことだが、まとめるべき人がまとめないといつまでたっても話が進まない。

献金問題で忙しいのかもしれないが、鳩山首相は現実にを見て、しっかりと現実的な決断して欲しいと思う。