徒然なるままに

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メンツを保つための謝罪会見なら必要ない

2006年02月25日 20時08分27秒 | ニュース
謝罪会見での収拾検討 永田氏進退で民主 (共同通信) - goo ニュース

ライブドアの送金指示メール問題の責任を取って永田議員は辞職の意向を述べているが、民主党執行部は辞職ではなく謝罪会見でもって事態を収拾できないか検討を進めているという記事である。

「永田氏が辞職することによって、国会で疑惑を追及する議員が委縮し禍根を残す」というのが民主党の説明らしいが、単に民主党はメンツを守りたいだけでこのようなことを言っているような気がしてならない。

そもそも何故永田議員は根拠の無いメールだけを持って、「疑惑あり」と判断したのだろうか。
その根本の原因を追究しないといくら謝罪会見を行っても意味が無い。
なぜなら原因を追究しきちんとした再発防止策を立てなければ、「永田氏が辞職することによって~」の民主党の説明とは逆に「議員が根拠の無い証拠で罪が無い人を悪人として吊るし上げる。」ことも考えられるからだ。

私は「罪がある人が裁かれない。」ことは悪いことだと思うが、それよりも「罪もない人が悪人として吊るし上げられる。」ことの方がはるかに悪いと思う。
なぜなら信用を失うのは簡単だが、一度失った信用を取り戻すのはとても難しいからだ。今回の件で武部幹事長が「一番の被害者は二男だ。」と語ったそうだが正にその通りだと思う。

今回の件の「根本原因の追究」と「再発防止策」について民主党からまともな見解がでなければ、私は民主党を「メンツだけが重要な党」と判断し、今後一切信用しないつもりだ。