ネコハバキのつぶやき「星になりたい」

10天体+12サイン+12ハウスが織りなす西洋占星術の魅力を紹介

高見知佳さんの訃報で星を見てみる

2022-12-25 08:41:57 | 日記
高見知佳さん 1962年7月9日 時間不明のため正午

お茶の間のアイドルとして活躍し、最近では参議院選挙に出馬された高見さん。
子宮癌が肺に転移し、帰らぬ人となってしまったとのこと。
星をチェックすると、獅子サイン25度の金星に28度の天王星が合、これらに火星が90度のハードアスペクトを持っていて、ここ1年くらいは天を運行中の水瓶サインの土星が断続的にT字スクエアを形成していて刺激された感がありますね。
金星はやはり婦人系の病気には関係しやすく、また現在は天を運行中の火星が双子サインで半年くらいウロウロしていて、双子サイン26度の水星を刺激することになって、癌が転移していた肺にもダメージがあったのかもしれません。

土星が水瓶サイン9度にあり、2021年の3月頃から始まった2度目のサターンリターンは既に終えていますが、その頃から小さな違和感があった可能性が否めません。
年齢的にも土星期(56歳〜70歳頃)で、土星は蠍サイン10度の海王星とタイトな90度のハードアスペクトを形成していますから、たとえば政治活動といった土星的な活動に偏ろうとしていたのであれば、海王星はその反動で全てをなし崩しにしてしまう可能性があったのかもしれません。
水瓶サインの土星ですから、今の政治を少しでも未来に良いものにしようと、真剣に考えられての行動だったのではないかと推察します。

訃報がニュースで流れることが多く、今年の春分図について読んでみた時に、国民を示す月が冥王星との90度のハードアスペクトを形成していて、「大丈夫か国民」と感じたことを思い出してしまいます。
物価高や光熱費の高騰、さらに防衛費の増税まで聞かされた日には、「いつまで生きられるのか?」と不安に思う国民が少なくないのではないでしょうか。
戦争もさらに激化させようという雰囲気もあり、これ次第では簡単に個人の生活や人生など吹き飛んでしまいかねません。
今年の春分図は来年3月の春分までは続きますから、自愛することを心がけていきたいものです。

今年も鑑定の新規ご依頼、またリピートをいただき、本当にありがとうございました。
いつも通り、年末も新年も関係なく営業するつもりでおります。
何かございましたら、お声かけいただけると幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

森保監督の星

2022-12-10 09:14:49 | 日記
森保 一さん 1968年8月23日 時間不明のため正午で算出

何か凄い展開でしたね。今回のWカップは。
日本人って大人しい民族と言われますが、結構激しさも持っているように感じました。
アップダウンが激しいというか。
コスタリカ戦に敗れた後に、スペイン戦で逆転Vするとか、なかなかよか展開でしたね。
水瓶サインに太陽を持つ戦前の日本、蠍サインに太陽を持つ戦後の日本。
とても対照的なのですが、今後は水瓶サインの太陽を持つ本来の日本が色濃くなるのかもしれません。

さて、監督の星をチェックするわけですが、乙女サインに多くの天体(6天体)が団子状態になってあり、非常に偏りのある星の配置となっております。
本来の乙女サインは、高度経済成長期を支えた昭和のサラリーマン的なイメージがあって、真面目に確実に命じられたことをこなしていく様子は、まさに戦後の日本人といった働き方ができるサインでしょう。
ですが森保さんのように、乙女サインに天体がここまで極端にあると、本来の乙女サインが意識できなくなってしまうケースがあるのです。
それがもしかすると組織力ではなく、個人の能力を重視することに繋がっているのかもしれません。
月と火星が獅子サインなので、個の力を信じたい気持ちが強いと言えそうです。

その個人の能力を遺憾なく発揮できる場面がPK。
チームワークも必要ありませんし、己の力量のみが勝敗を左右するシーン。
スター選手が華麗にゴールをきめていくのは、テクニックや経験値もそうですが、何よりプレッシャーを跳ね除ける強いメンタルがあるからかもしれません。
ただでさえ8強入りするために、16強から抜け出さなければならない場面で、個人個人に責任が大きくのしかかってくるPKは、日本人のDNAにはキツイところがあるのではないでしょうか。
ただ、これからは個人の突出した才能がものを言うのは時代の流れですから、「組織力」を武器にしてきた日本にとって、どのように変革していけば良いのか、企業にとっても大きな課題となってくるでしょう。

地のサインである乙女サインに天体が多いがゆえに、風サインにはひとつもない森保監督。
個の能力はあって当たり前、その上でどうチームメイクしていくのか、理論的に情報分析し、そのスキームでチームを組み上げてくる海外勢。
身体面でもメンタル面での差を埋めるため、日本人が得意とする勤勉さや真面目さ、従順さに変わる何があるのか。
それともスポーツは移民系の人達に任せるといった欧米式に切り替えるのか。
壁を乗り越えるには、思い切った発想が必要なのかもしれませんね。