ネコハバキのつぶやき「星になりたい」

10天体+12サイン+12ハウスが織りなす西洋占星術の魅力を紹介

何かと話題の鬼マナー講師の星をチェック

2022-06-25 15:30:20 | 日記
平林 都さん 1961年5月14日 時間不明のため正午で

キャラクターなのでしょうが、鬼とまで評される厳しさについて星から考えてみましょう。
厳しい先生と言われると、やはり土星が浮かんでくるのではないでしょうか。
平林さんの土星は山羊サイン29度にあり、本家本元の強力な土星です。
ただし、山羊サイン最後の度数にあるので、限定の地域でしか通用しないマナーについて、ご本人的にも懐疑的に見ているところがあるのではないでしょうか。

この土星には獅子サイン4度の火星が180度のハードアスペクトですから、使い方によっては相手を抑圧してしまう可能性は否めません。
獅子サインの火星を山羊サインの土星が抑えにかかるのですが、まぁ大人しく黙っている火星ではないでしょうし。
ですが、火星は水瓶サイン6度の木星、蠍サイン10度の海王星とT字スクエアもできているので、意外にボケ味があるため面白いところもあって、なかなか個性的で見ていて飽きない感じはありますね。

現在は天を運行中の冥王星が土星に合となっているので、今の時代その厳しさが強烈なものとして映ってしまい、何かと批判されてしまう状況になりやすい流れ。
特に年齢域が土星期(56歳〜70歳頃)ですから、たとえば火星期(36歳〜45歳頃)に年配の人や社会から抑圧された経験があり、それが年齢期的に自身が土星側となってダメ出しするというキャラクターは、割に演じやすいのではないかと推察します。

太陽は牡牛サイン23度にあり、サビアンから「立場が脅かされる状況になると、敵対してくる敵を叩き潰す」という激しさを持ちます。
本来はおっとりしたタイプの牡牛サインですが、自分の得たものが失われるような状況になると負けてはいません。
鬼キャラクターが人気を博し、そこからTVに引っ張りだこになったのであれば、やはりこの立ち位置を脅かすものが現れれば、受けて立つのではないでしょうか。
さらにこの太陽には、獅子サイン21度の天王星が90度のハードアスペクトですから、世間からの批判にも抗おうとする力がありそうです。

トランプ元大統領など、エッジが効いたキャラクターは叩かれやすい昨今ですが、どこまでが許されて、どこからがアウトとなるのか、博愛の水瓶サインに冥王星が移ったとしても、まだまだ混乱は続くのではないでしょうか。
運動サインも激烈ですが、固定サインのしつこさも結構なものがありますから。

スピリチュアル好きの王女が持つ星

2022-06-11 15:18:18 | 日記
マッタ・ルイーセ王女 1971年9月22日 時間不明のため正午で

ノルウェーと言えば、NATO加盟の話でマリン首相がや来日したばかりですが。
そのノルウェーのマッタ・ルイーセ王女がシャーマンと婚約!という記事を見て、どのような星を持っているのか興味が湧いた次第です。
太陽は乙女サイン28度で、個人に閉鎖した乙女サインから開かれた外界に意識を向ける天秤サインへと移行する度数域にあるため、サビアンでは「目に見えるものではなく、霊感やイメージから物事の真実を見極めようとする」という性質が出てきます。
太陽は夫を表すわけですから、霊感を持つシャーマンを夫にしようと考えても、その方向性に不思議はありません。

元々、この太陽には乙女サイン29度の冥王星が合となっていますから、当然ありきたりではないビッグな存在の夫を求めるわけです。
太陽は父親の象徴でもありますし、国王である父を持つ以上、それよりもビッグな現世的存在って誰?ってことで、異世界ともコンタクトできるシャーマンに白羽の矢を立てるのも、王女的にはアリですよね。
しかも、現在はこの太陽&冥王星に対して、天を運行中の冥王星が120度の安定角を形成するので、「ようやく運命の人に出会えた」という力強い手応えを感じているのではないでしょうか。

時間がわからないので確かなことは言えませんが、正午時点では月が天秤サイン29度にあり、この月が蠍サインでない限り、水サインが0となります。
水サインはスピリチュアルや霊感的なものには親和性が高く、何にでも同化する能力が高いサイン。
でも、このサインにひとつもないという極端な偏りを持つため、この「ないサイン」に非常に執着しのめり込んでしまうケースも出てきやすいのです。
水サインは愛情でもあり、愛情の飢餓感を覚えている可能性も否めません。
また、月はメジャーアスペクトを形成しない可能性があり、そうなると周囲の空気を読むということに苦労するかもしれません。

スピリチュアル的な要素として、射手サイン0度の海王星と1度の木星の合があり、ご自身が天使のような優しさを持ち、困っている人や世界を救いたいというのも、まさに無垢な純粋さが溢れています。
しかも、この木星&海王星に対して、双子サイン6度の土星が180度のハードアスペクトですから、そのためなら自分が犠牲になっても良いと考えているのではないでしょうか。
ただ、土星と海王星の180度は扱いが難しく、常識を重んじる土星側の王家や国民から見ると、「シャーマンと婚約?何考えているんですか!」と真っ向反対を唱えたくなる人もいるでしょう。
ただ、王女からすると堅苦しい王室に生まれているからこそ、まるで違う世界に憧れてしまうわけで。
今後の展開を注視したいところです。