ネコハバキのつぶやき「星になりたい」

10天体+12サイン+12ハウスが織りなす西洋占星術の魅力を紹介

サッカー日本代表 西野監督が持つ天体のエネルギーはどんな感じ?

2018-06-30 09:41:38 | 日記
まずはデータから。生年月日 1955年4月7日 時間不明のため正午で計算
太陽 牡羊サイン16度
月 天秤サイン14度
水星 牡羊サイン0度
金星 魚サイン9度
火星 牡牛サイン27度
木星 蟹サイン20度
土星 蠍サイン20度
天王星 蟹サイン23度
海王星 天秤サイン27度
冥王星 獅子サイン24度

活動サインに6天体あるので、じっくり考えるというよりは、とにかく動いて始めてみようといったタイプ。
一つしかない地のサインの火星。サッカー選手でもあった過去があり、その監督をやっているのですから、この牡牛サイン27度の火星は、鍵となるのかもしれません。
そして、水が強いですね。しかも蟹サインに2天体ありますから、自分の仲間や選手やチームを大切にするのは、当然と言えるでしょう。敵味方を区別し、味方にとっては頼もしい存在と読めます。

満月生まれでもあり、「マイアミの奇跡」を起こすようなスター的要素も持っています。
「ツイてる、持っている」という感じでしょうか?
牡羊サインですが、イケイケの感じではなく、大人しい度数域にあるため、サビアンから「内面の対話に時間を費やし、じっくり考える」といった人生傾向がありますね。
月は正午の時点で天秤サインの中間なので、どの時間であったとしても天秤サインです。バランス感覚が良いところがありますが、蟹サインの90度のハードアスペクトがあるかないかで、大きく違ってきます。
でも、私的な意味合いが強い月ですので、公な部分ではあまり影響は与えません。

牡羊サインの太陽は、蟹サインの木星、天王星と90度のハードアスペクトを形成しています。
自分でどうするのか考えようとしても、選手やチームを優先する事を求められ、エゴは抑えられる特徴がありますが、時々反発したくなって、急に大胆な行動を取る場合も。
仲間や選手との絆を信じて、チーム一丸となって戦う事によって、明るい未来やイメージを作り出せる人ではありますが、あくまでご本人が目指す方向性としては、少し違う感じがあるのかもしれませんね。
ただし、太陽は冥王星と120度の安定角を取るので、最終的には自分のやりたいようにやれる時が来るのを、諦めずに待つタイプと言えるでしょう。

水星も牡羊サインの0度なので、時に神がかったような発言をする時もあるのですが、あまりに度数が若過ぎるので、漠然とした表現が多く人には伝わりにくいかもしれません。
ですが、火星とは60度の調和角を取っていますから、必要な時には言うべき事が言える人でもあります。
木星と土星の120度の安定角は指導者に向いているので、今年は特にこの土星に天を運行中の木星が乗るので、ルールによる発展性という意味で、新たなルールでもある「フェアプレーポイント」を上手に活用し、決勝トーナメントに出場できたと言えそうです。
もちろん、監督だけの力とは言えませんが、引っ張る力は持っているのではないでしょうか?

ポーランド戦は、日本らしくないとか言われて、海外での評判は悪そうですが、牡牛サイン27度の火星は気にしないでしょう。
個人を意識するサインなので、他者に気をつかう段階ではありませんし、自分の能力や才能をゴリ押しして、世の中と渡り合おうとします。その結果、新たなチャンスを掴む事も多いです。
この火星は、冥王星と90度のハードアスペクトなので、自分が気にくわないものに対しては、徹底的に攻撃するエネルギーがあります。
反対に、そうされる経験も多く味わってきているでしょう。

さらに、この冥王星は土星とも90度のハードアスペクトですから、制度やルールに関して納得いかない出来事が多かったはず。
今回、それを逆手に取って利用したのですから、「爽やかなフェアプレーをしていない」と言われたとしても、別に結構といった感じではないでしょうか?
木星天王星の明るく爽やかなイメージ、そして水サインの人情家なイメージからは、少し違った一面だと思いますが、かなり偏りがあるハードな部分も持ち合わせている人だと推察します。
「勝つためには、ずる賢さも必要」「勝ち上がる中での戦術」といったやり方が、どこまで通用していくのか、今後の試合に注目ですね。

ホロスコープから見た、初の米朝首脳会談

2018-06-16 14:09:46 | 日記
歴史的な会談とも言われた、「米朝首脳会談」。
2018年6月12日 日本時間午前10時からシンガポールで行われましたね。
その瞬間のホロスコープで、この会談の様子を少しだけ探ってみましょう。

蟹サイン18度のアセンダントと、4ハウス蠍サイン14度の木星、9ハウスに入ると読む魚サイン16度の海王星。
サビアンから、「萎縮していた人が、自分の気持ちをのびのび伝えられる」、「集団的な力の頂点」、「エンターテインメント的な演出」といった感じで、継続安定のグランドトラインが形成されています。
ここから単純に役割を振り分けると、アセンダントは金委員長、木星は金委員長&トランプ大統領、海王星はトランプ大統領といった感じなのでしょうか?

最初は緊張した感じを見せていた金委員長が、最終的には自身が狙っていた通りの共同声明になったという点では、結果として自分の気持ちをのびのび伝えられたと言えるかもしれません。
集団的な力の頂点でもある最高権力者同士の会談ですから、木星のサビアンは当然でしょう。
エンターテインメント的な演出は、トランプ大統領の十八番でしょうから、まさに「政治ショー」を繰り広げた感はあります。
水のグランドトラインですから、お互いの感情的にはしっくりくるものだっだのかもしれません。
木星と海王星の120度の安定角は、理想世界を目指す光を感じさせるものです。

ですが、双子サイン21度の太陽が12ハウスにあり、水星とは合、海王星とは90度のハードアスペクト。
12ハウスの太陽を、公職についている双子サインの大統領(トランプ大統領は、双子サインの太陽)と読んだ時に、「エンターテインメント的な演出」が9ハウスに入る事によって、精神的な高揚感で舞い上がってしまった結果、太陽が本来持つべきである広い視点を忘れてしまったとも言えるかもしれません。
前のめり感は、ここからくるのでしょうか?
太陽のサビアンも、「田舎踊り」という象徴から、忙しい人がのんびりとリゾート気分でリラックスといった感じですから、シンガポールにリゾートに行って、息抜きしてくるといった趣があります。
いずれにしても、具体的な非核化の検証方法や時期に言及するような雰囲気でなかったのは、このホロスコープが物語っているのではないでしょうか?

太陽と海王星の90度は、確かに理想は大きいですし、ビジョンも広がっていきます。
ですが、現実に落とし込む作業は、優秀な実務担当者が別の日に会談を持ち、理想に向けて調整していかないと、難しいでしょう。
山羊サイン6度の土星は、牡牛サイン1度の天王星と120度の安定角ですから、この実務能力に期待できると良いですね。

そして、もう一つ気になるのは、水瓶サイン7度の火星と牡牛サイン1度の天王星が、90度のハードアスペクトを形成している事。
サビアンから、特定の立場や役割を重視しない火星に、遺伝的な資質を考慮した変革(金王朝の維持を含めた改革)を目指す天王星が、対立しやすい形となります。
改革には良い効果をもたらす可能性もありますが、その場合に犠牲は避けられないかもしれません。
内外の反乱分子が抵抗する可能性がないとは言えませんし、思惑が入り乱れる他国からの横槍も。
前向きに進もうとする米朝関係を、自らちゃぶ台返しする恐れも。
懸念はありますが、「今後の展開がどうなるか、見てみよう!」(トランプ大統領風)ですね。

意外に見落としがちな、太陽や月などのサインの支配星

2018-06-02 14:26:44 | 日記
たとえばですが、天秤サインに月があり、「甘え上手で人間関係はお手のもの。ソフトな感じで人気も高い人」という解説があったとします。
で、その月は木星と60度や120度などのイージーアスペクトを取り、穏やかで平和主義的な雰囲気が漂っているはず。
でも、そういう性格ではないなと、自身も周囲も感じてしまうケースがあるのです。
その場合は、支配星をチェックしてみましょう。

上記のケースでは、天秤サインの支配星である金星をチェック。
そうすると、金星は土星と合。そして、冥王星とは90度のハードアスペクトを取っていれば、普通の天秤サインにはない性質が、付加されていると考えるのです。
金星と土星の合の特徴として、一般的に「慎重、臆病、人を信じられない、古風な趣味」などがあるので、天秤サインの「人をあまり疑わず、とりあえず相手する」という性質に、「いや、疑ってみよう」という慎重さが加わります。
そして、金星と冥王星との90度の特徴として、たとえば「女性的な感性の断絶、趣味や美的感覚のマニマックさ」などがありますが、そういう性質が入り込んでくると、この月の天秤サインは、女性らしい気持ちを表現するのが苦手だったり、普通に美しいものを美しいと言えなかったりという性格がプラスされるのです。

月のケースで考えましたが、太陽の場合は自発的な人生の方向性に支配星の色合いが加わり、水星ならば言葉や知的能力にそういった性質が加わってくる事になります。
たとえば、本当は安定した真面目な人生を良しとする山羊サインが、その支配星である土星が海王星と合となっているがために、なかなか地に足の着いた生き方にならないなど、変化が生じてくるのです。
天体のサインと、その天体自体のアスペクトも重要ですが、スパイスとして味を効かせているのは、支配星だという場合もあるでしょう。