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年取りの魚

2008-12-19 06:11:30 | 旅、歴史、文化
 ▲ 年神様にお供えする頭と尾

 年取りには、鮭を食べるか(「鮭文化圏」)? 鰤を食べるか(「鰤文化圏」)? 以前、この話題で大いに盛り上がり、そのことがある書籍に載ったことを思い出しました。
 結論は、当地域は越後から来る鮭を食べる「鮭文化圏」と越中富山から来る鰤を食べる「鰤文化圏」の接点で両者が混在しているということになりましたが、この文化圏の違いは、祝儀膳や不祝儀膳にまで及んでいることに驚いたものでした。

 鮭と鰤の違いは別にして、その頭と尾の部分を年神様にお供えすることは共通で、今でもそのしきたりは多くの家に残っています。
 「新たな一年が全て(頭から尾まで)良い年でありますように。」との説と、「今年の終り(尾)に感謝し、新たな年(頭)が良い年になりますように。」との説があるようですが、私が神様ならば、『真中の美味しそうな部分を供えなさい。』と言いたいのですが・・・

 アメリカ発の金融危機が世界経済を不況に陥れ、我々の日々の生活にまで悪影響を及ぼしています。政治も行き当り場当たりで頼りになりません。是非、来年は明るさが見えて欲しいものです。
コメント
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