危うく詐欺に・・・

郵便受けに友からの便りが届くのが楽しみの一つですが、
今日は聞いたこともないような『法務省管轄支局　国民訴訟通達センター』なるところから、
『総合消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ』というはがきが届いて驚きました。
身に覚えのない内容でしたから、はがきにある問い合わせ窓口へ（これがＮＧ行為)電話してしまいました。

『Ｎ』と名乗る男性がまことしやかなことを並べ立て、相談に弁護士を紹介するとのこと。
地域の消費生活センターに相談しようと思うが…と言うと、
「消費者センターでは弁護士の紹介はしないですよ」と答えたのです。
「無料の国選弁護士をこちらで紹介しますので、もし１時間以内に弁護士から電話がなかったら、
再度、わたくし『Ｎ］』に電話してください。」とのこと…

国選弁護士って？、私は間違って逮捕された犯人みたいじゃないですか？
アホな私も、ようやくおかしいと思い、区の消費生活センターに相談しました。
架空請求の詐欺が多発しています。はがきが来ても無視して電話をしないようにしてください。
電話をかけたことで今回電話番号が知られたので、また何やかやと言って来るかもしれませんから、
着信拒否し電話に出ないように対応しましょう。と、教わりました。
詐欺である証拠の一つですが、
『法務省管轄支局　国民訴訟通達センター』の住所は千代田区霞が関となっていますが、
はがきの消印は板橋西でした。
電話番号が違っていますが、以下の例と全く同じ文面です。


最近、定年退職後は仕事もせず、家事・介護の生活、
少々もの忘れもうっかりミスもあるし…と思っている矢先のこと、
年金やら税金やら介護保険やら…お役所からのはがきも多く、
コロッと『法務省』等という文字に驚いて「何かの間違いだ～」と、冷静さをなくしていたらしい。
こんな政府の機関なんかないのに、官製はがきで届くのもあり得ないことなのに…と、
よくよく冷静に見れば変なことばかりなのに…
せっかちであわてんぼうの自分のふがいなさにガックリ！！

恥ずかしながら、
高齢者がオレオレ詐欺に引っかかるのも分かるなぁ～と実感した次第です。

どうか皆様も変なはがきが届いたら、焦らず他の方や消費者生活センターへ相談してください。
くれぐれも気をつけましょう！！
ネットにもたくさんの情報がありました。
(先に調べれば良かったです、ドキドキしちゃいました！）
今度同じようなことがあったらすぐに消費者センターや警察に相談するようにとのことでした。

参考まで
国民生活センター