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mokaの、きまま、そのまま、わがまま日記

いくちゃん、まっとるけんね!

2010-09-10 22:32:59 | 日記
明日の朝7:59新宿着、大阪からの夜行バスに乗って、いくちゃんがやってくる。

いくちゃんは昭和50年からのお付き合い、専門学校のクラスメートだ。
実は私はその1年前、昭和49年2月4日に上京していた。
(この日の東京は雪だった。)

専門学校の1年生の時、7月に父が倒れた。看病のため休学して帰郷した。
50年の3月28日父が旅立ち、もう東京には戻らずこのまま残ろうと思った。
学校の担任教師に相談すると、復学を強く勧めてくれた。
「あなたの目標に向かう姿が、お父様の一番のご供養になるのではないかしら』と…

復学し、2度目の1年生になった時、
いくちゃんとは、たまたま同郷のこともあり、すぐに仲良しになった。
3年間、私たちは昼間は仕事をしながら、夜間勉強した。
厳しい実習も、一緒に乗り越え、国家資格を得ることができた。
いくちゃんとは、卒業後同じ職場を希望し、3Kといわれる3交代勤務に就いた。
お互いに、仕事に対する熱意と、優しさ、思いやりは「だれにも負けない!」と自慢しあった。

私は職場で知り合った夫と結婚し、いくちゃんはサークルで知り合ったご主人と結婚した。
私は東京で暮らし、いくちゃんは、彼の実家大阪で暮した。

離れて生活をすることになっても、ずっと付き合いは続いている。
お互いに子供が生まれた時も、いくちゃんが関西淡路の震災被害の時も、私の離婚のときも、
気持はいつも寄り添いあってきた。

明日から2泊3日、
思い出の詰まった学校にも出向いてみよう。
長年の夢だった、「いつか生活に余裕ができたら、一緒に温泉旅行したいね」も実現する。

思い返すと、あっという間だ。今彼女も同じ思いでいるに違いない。

いくちゃんの乗る夜行バスの車窓に、私が映っているような気がした。