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フテイキログ

不定期更新。

心変わり。

2005年01月31日 | 日記系
コンピュータの使い方に関して最近、ちょっと心変わりしました。
べつにたいしたことではないのだけれども、これまでは「CDはコンポで聴くから、わざわざPCに取り込む必要ないな」と思っていたのですが、その気持が変わりました。
「いちいちCDを入れ替えなくて済むから楽。騙されたと思って取り込んでみなよ」と人にいわれたのがきっかけで、暇なときに数枚のCDを取り込んでみたところ、コンピュータでCDを聴く手軽さにハマってしまいました。
なんといっても、いちいちCDを入れ替える手間が省けるということが、こんなに楽だとは思いませんでした。
音質はどうしてもコンポと比べると落ちるような気がしますが、そんなに拘りがあるわけではないので、充分です。
一度取り込んでしまえば、マウスだけで操作できるし、ネットとテキスト打ちくらいなら同時に起動させていても問題ないので、この頃は暇さえあると手持ちのCDを取り込んでいます。
そして、ちなみに今も、音を鳴らしながらこれを打っています。

でも、まだ金を払って音源だけをダウンロードする気にはなれません。
貧乏性なのか、『CD』という形として手許にないと、どうも落ち着かないからです。

チタン。

2005年01月29日 | 日記系
スポーツ選手がよく首に巻いている布製のアクセサリーで、「ファイテンPhiten)」というメーカーがあるのですが、そこのショップでアクアチタンベルトというものを買ってきました。
これは腰に装着するサポーターのようなもので、なかなか背中や腰の痛みが消えないので買ってきて付けてみたのですが、心なしか、かなり効いているようです。
水曜日から湿布をやめてこれを付けているのだけれども、もうほぼ全快に近いくらいまで快復しました。
とはいっても、突然の痛みに襲われてからもう一週間くらいになるし、いい加減にそろそろ湿布だけでも痛みが和らいでくる頃かもしれないけれども、このベルトをしていると調子がいいです。
首につけるリングも、なんとなく肩凝り解消に役立っているような気がするし、案外このチタンの製品というのは、ほんとうに効果があるのかもしれません。
もっとも、プロ野球選手などが愛用しているのを見て、それに影響されているせいもあることは否定できませんが。
自分は根が単純なので、そういう影響は割と受けやすいほうです。
でも、そんな単純なことで楽になるのであれば、導入しない手はありません。
高額年俸のスポーツ選手が愛用している品にしては、一般人でも買える値段だし。

グロリア

2005年01月25日 | 日記系
だいぶ背中の痛みは取れてきたものの、まだあまりハッキリしないので、このところ暇なときは寝転がって本を読んだりビデオを観たりして過ごしています。
それで、シャロン・ストーン主演の「グロリア」という映画をビデオで観たのだけれども、やはりシャロン・ストーンは途轍もなく魅力的で、改めてかなり惹かれてしまいました。
この映画の製作は1998年で、彼女は1958年生まれなので、この製作時にはもう四十ということになるのだけれども、とてもそうは見えません。
美貌が弾けまくっています。

ただ、この「グロリア」という映画は、内容的にはとくにどうということはありません。
リメイク物で、ストーリーは、面白いといえば面白いけれども、ありがちといえばありがちだし、彼女が出演していなかったら、おそらく観るべきところはなさそうです。

シャロン・ストーンというと、どうしても「氷の微笑」の、椅子に坐って脚を組みかえるシーンが強烈だけれども、ああいうセレブっぽいのもいいですが、この「グロリア」のようにヤンチャな感じも捨てがたいです。
もっとも、彼女のことがあまり好きではない人がこの映画を観たら「演技も一本調子だし、つまらんな、コレ」という反応になりそうだけれども。
それでも自分的には、最近はさすがに年齢的なものか、彼女も少し落ち着いてしまった印象があるけれども、いまでも充分セクシーで、好きな女優のひとりです。

青と白の時代。

2005年01月24日 | ニュース系
自分はこのところ大相撲に興味があってよく観ているのですが、初場所の横綱・朝青龍の強さは半端ではなく、危なげなくあっさりと全勝優勝してしまって、まさに次元が違うという感じでした。
そしてその弟分ともいえる白鵬も、十九歳という若さながら11勝4敗という堂々の成績で、技能賞を獲得しました。
なんだか、国技である相撲も蒙古襲来を受けて、モンゴルの青と白の時代といった雰囲気です。
白鵬なんか、このまま順調に右肩上がりに強くなっていくと、もしかしたら朝青龍よりも早く横綱になってしまうかもしれません。

それに対して、日本人力士はちょっと頼りなさ過ぎます。
千代大海もパッとしないし(個人的には好きなのだけど)、綱取りがかかっていた大関の魁皇は10日目から休場してしまったし、人気があるらしい高見盛は肝心な成績がイマイチだし。
このままいくと、そのうちに上位は外国人力士に独占されてしまいそうです。
一時期席巻したハワイ勢の場合は、たいていは太りすぎで下半身に危うさを内包していたから日本勢にも勝機があったし、なんといっても貴乃花という強い横綱がいたから良かったけれども、いまは残念ながら、外国勢とまともに張り合える日本人力士はほとんどいません。
それに、モンゴル勢は強くて早くて、体のバランスもとれているので、ハワイ勢と違って付け込む隙がありません。
当分、青も白も安泰のような気がします。

それにしても、朝青龍の相撲は見ていて気持が良いです。
「心技体」の「心」はちょっと怪しいけれども、そんなものは吹き飛ばしてしまう豪快さがあり、とても魅力的です。

参照記事:Yahoo!ニュース

月光浴と"ゆたぽん"と処刑室。

2005年01月21日 | 日記系
腰というか背中の痛みが、だいぶ和らいできたような気はするものの、まだ続いていて、寝るときなど、いったん仰向けになると寝返りを打つことさえ痛くてままならず、なかなか苦戦しています。
なので、今日も温泉に行き、結局一時間半ばかり浴室内でグダグダしていました。
もちろん、その間ずっと湯に浸かりっぱなしというわけではなく、何度か休憩しながらだけれども。

それにしても、今日は空が晴れていて、露天風呂にいると、月が真上で煌々と輝いていて、まさに月光浴という感じでした。
幸い、自分の他に誰も入っていない時間が長くあり、とても快適でした。
これで身体の痛みさえなければ……。

で、その風呂の帰りに、ドラッグストアに寄り、「ゆたぽん」を買ってきました。
電子レンジでチンするジェルタイプの湯たんぽのようなものです。
そして帰宅してからは、痛い部分に温湿布を貼り、ゆたぽんを当てて、ごろりと横になって本を読みました。
ジョン・グリシャムという作家の「処刑室」という長い作品です。
もう随分前の作品なのだけれども、これは人からの借り物です。
最近、この作家に凝っていて、かなり読んでいるのだけれども、そういう話を人にしたら、たまたまその人がこの本を持っていて、「貸してあげる」といわれて借りました。
ぼくはどちらかというと人に物を借りるのが好きではないので、当初は遠まわしに遠慮したのだけれども、「返すのはいつでもいいし、自分はもう二回読んでいるので、忘れちゃったらそのまま持っていてくれてもいいから」といわれ、借りました。
しかし、ハードカヴァーなので、とても厚く、重く、ベッドの中で読むには少々不向きです。
どうせなら文庫を貸してくれよ……と思ったけれども、タダで借りる分際でそんな贅沢はいえるはずかないので、苦労しながら読んでいます。
でも、まだ三分の一も読んではいないのだけれども、そんな不自由さを忘れさせてくれるくらい、内容は面白いです。

しかし、これだけ調子が悪いと、なんだか何もかもがどうでもいいような、少し投げやりな気分に陥りそうです。

ヤバい感じ。

2005年01月19日 | 日記系
今日の昼間、突然、腰というか背中に激痛が走り、一時はほとんど動けなくなってしまいました。
無意識のうちに変なふうに身体を捻ってしまったのかどうかわからないのだけれども、どうも背中の筋が攣ったような感じで、不意に違和感を憶えたかと思ったら、そのうちにだんだん酷くなってきて、気がついたら身体が固まっていました。
だいたいが普段からあまり姿勢が良いとはいえないし、日頃の運動不足とかもあるのだろうけれども、これには参りました。
もしかしたらこれが世に言うギックリ腰か? とも思ったのだけれども、べつに重いものなんか持っていないし、わけがわかりません。
しかし痛くてどうしようもなく、そのままでは行動に支障をきたすので、とりあえず痛み止めの薬を服み、温湿布を貼り、夕方から温泉に行ってグダグダと湯に浸かったら、だいぶ楽になりました。
今ではもう、背中に痛みはあるけれども、動けないほどではなく、かなり回復傾向にあります。
それでも背中に張りは残っているので、身体を捻ることがままならず、車をバックさせるときは大変でした。
ふつうであれば、ひょいと身体を捻って後ろを見ながら下がれるのだけれども、それが無理なので、バックミラーとルームミラーだけで下がらなければならず、なんとなく箱型のトラックの運転手にでもなったような感じでした。
ミラーだけでバックするのって、慣れていないとちょっとコツがいりそうです。

どうして突然こんなことになってしまったのかは不明なのだけれども、温泉ってこういうパターンにはやはりかなり効果的です。
今日はそれを実感しました。
そして痛みが和らいできた途端、ノンキに、「背中に張りを憶える」なんてちょっとプロ野球選手みたいだ、と思ってみたり。

車検ごときに必死すぎ。

2005年01月18日 | ニュース系
車検制度の期間延長を巡って、国土交通省が必死すぎる試算を出して抵抗していて、おかしいです。
現行の車検制度は、新車購入時から三年、それ以降は二年おきになっているのだけれども、それを政府の規制改革・民間開放推進会議が、初回を四年に延ばそうとしたところ、国土省は、「交通事故死傷者が年に600人増える」だの「路上故障が増え、渋滞や大気汚染につながる」だの、大袈裟すぎるとしか思えない抵抗を示しています。
どうせ車検のアガリで食っている業界の保護とか利権が絡んでいるのだろうけれども、べつに車検なんか関係なく、タイヤが磨り減ってくれば自分で替えるだろうし、車なんて壊れるときは、三年経たないうちに壊れます。
そして壊れれば直さざるをえないし、車検なんて、ほんとうはなくてもいいくらいのような。
そもそも車に乗っているのは子供じゃないのだから、ふつう調子が悪いと感じたら、車検を待つまでもなく修理工場へ持っていくものと思うけれども。
それに車検に出してもたいていは「とくに異常なし」で帰ってくるのだし。

だいたい、車検なんかに目の色を変える前に、この国の車事情を少しでも良いものにしようとするなら、保険の加入をもっと徹底させるほうが効果的のような。
いっそ「車の購入時には任意保険に強制加入」でいいくらいです(言葉の意味が不明だけど)。
強制保険なんて、ちょっと大きな事故を起こせば全然カヴァーできないのだから、ほとんど意味がありません。
運転する以上、常に事故の加害者になってしまう可能性は誰にでもあるのだし、少々暴論気味になるけれども個人的には、こういう金をケチる人は車の運転はしないほうがいい、と思っています。
というか、もしものときのために、自分はどうでもいいけれども相手のために保険に入っておくことが、車検なんかよりも大切な、車を運転する者の責任というか義務のような気がします。
もちろん、事故なんか起こさないのが一番なのだけれども、どんなに気をつけていても、図らずも巻き込まれてしまうこともあるわけで。

無理して高級車の中古を買った人とか、今にもぶっ壊れそうな車に乗っている人とか、任意保険に入っていないパターンが多そうだけれども(というか「もったいない」と公言して入っていない人は実在する)、そんなのと事故を起こせば、全くのやられ損になってしまいます。
たとえば、無謀な奴に突っ込まれても、相手が保険に入っておらず金が取れない、なんてことになれば、目も当てられません。
実際、金がない奴からは取れないのだし、そうなれば、完全に馬鹿みたいな話です。
だから最低限、もしもの時の他人のために、こういう保険だけはケチらずに入っておいたほうがいいと思うし、車検でわけのわからない金を取るくらいなら、その金をこういう保険に回させたほうが、全体としてハッピーになるような気がします。

参照記事:Yahoo!ニュース

苦戦を強いられる。

2005年01月15日 | 日記系
自分は基本的に「面倒くさがり」で、その言葉の通り、面倒くさいことは大嫌いなのだけれども、それでも必要に迫られて、面倒だとわかっていてもやらなくてはならないことを、やらなければならない状況に追い込まれ、仕方なくやることがあります。
たとえば、ベッドのシーツの洗濯などです。
下のシーツは、汗を吸収するためのマットを敷いて、マットレスにシーツを被せるだけなので簡単なのですが、問題は掛け布団用のシーツです。
冬場は羽毛のフカフカの布団を使っているのですが、これのシーツというか、綿毛布を外して洗濯し、また被せるのは、どうも苦手です。
外して洗濯をするところまではとくにどうということはないのだけれども、再装着が甚だ面倒くさく、やっているうちにイライラしてきます。
というのも布団の縁に八ヶ所ほど、シーツと布団がズレないように紐で結ばなければならない箇所があり、なまじかベッドがダブルなものだから、布団もそれ用のために大きくて、袋状になっているシーツを布団に被せて一箇所ずつ紐を結んでいかなければならないのだけれども、ただでさえシーツなんて裏と表がよくわからないし、布団をシーツの中に突っ込んだり、結ぶための箇所を手探りでさぐっているうちに、何がどこでどうなっているのか、そのうちにわからなくなってしまいます。
なので、非常に嫌いな作業のひとつとなっていて、なるべくならやりたくないのだけれども、あまりそうもいっていられないので、今日、意を決して実行しました。
そして案の定、悪戦苦闘してしまい、イライラが頂点に達しました。
袋状になっているのだから、その中に入れるだけなので簡単だろう、と思いがちですが、確かに入れるだけなら簡単なのだけれども、順番に奥から布団とシーツを紐で結び付けていかなければならない、という作業が、とにかく厄介なのです。
厄介だからといって、その作業をスキップしてしまうと、寝ている間に袋の中で布団がズレてしまい、最悪な寝心地となってしまうので、これを省くわけにはいきません。

それでも、どうにか作業は完了したのだけれども。

ニーマンマーカスのミント。

2005年01月13日 | 日記系
最近、知り合いがハワイへ行ってきたので、土産を貰いました。
もらったというより、「買ってきて」と売っている場所まで説明してリクエストをしておいたのだけれども。

ハワイの土産というと、真っ先にマカデミアンナッツとか、そのナッツ入りチョコレートやコーヒーが浮かぶと思うけれども、意外にもっとお値打ちで良い物があります。
ぼくの場合、それはアラモアナセンターにあるデパート、ニーマン・マーカス (NEIMAN MARCUS)で売られている「シグネチャー・ミント」です。
これは日本でも売っている「FRISK」のような、携帯用ミントなのだけれども、なんといっても入れ物というかケースというか、ミントの入っている缶が格好いいです。
フレーバーは、ペパーミントやシナモンなど、確か四種類ほどあったと思いますが、ぼくはその中でも最もスタンダードな、銀色のケースに入った「THE MINT」が好きです。
なので、今回も、それを三個もらいました。
このミントの良いところは、デザインやフレーバーはもちろんだけれども、なんといってもプライスです。
一個が$1.95なので、とてもお得です。
ちょっと珍しくて、高級感があるのに安いとなれば、お土産としてこれほど良いものはありません。
一個でも買えるし、セットでも売っているので、買い方は自由だし。
そして買えば、ニーマンマーカスのハイソな手提げ袋に入れてもらえるので、DFSの袋に入ったチョコやコーヒーを配るよりオサレです。
自分のために買うものは包装なんてどうでもいいけれども、人に渡すとなれば、やはり見た目も重要なので、ニーマンマーカスの袋はなかなかポイントが高いような。

発明の対価。

2005年01月11日 | ニュース系
青色発光ダイオード(LED)の製法を開発した人が、当時在籍していた会社を相手取り、発明の対価の一部として約200億円の支払いを求めていた訴訟で、利息を含めた8億4391万円を会社側が支払うということで和解が成立しました。
この人は、現在は退職してアメリカで大学教授をしており、この和解の条件に納得はしていないようですが、とりあえず受け入れるようです。

自分は技術者ではないのでよくわかりませんが、一般的な雇われ人の感覚だと、組織に属してその中で研究をし、製法の開発がその結果であれば、利益の大部分を会社に持っていかれても、それはそれで仕方ないことのような気がします。
発想は個人であっても、ひとりきりで部屋にこもって開発したわけではないだろうし、会社の施設を使って、福利厚生の恩恵にあずかり、給料をもらいながら研究を続けた結果なら、あまり文句は言えないような。
たとえばゼネコンの営業マンが500億の仕事を取ってきたからといって、一割を寄越せとはいえないだろうし、いくばくかの歩合を貰って終わりです。
こういうことをいうと、営業マンと技術者では仕事の内容が違う、といわれそうだけれども、同じ会社員であることには違いないのだし、もしも会社と同等の立場に立って個人として利益を享受したいのなら、独立してその会社とパートナーシップを築いて研究するとか、方法はないのかな、と思ってしまいます。
といっても、研究には半端じゃなく金がかかりそうだし、簡単にはいかないだろうけれども。

ただ、この製法の開発と特許の独占によって、会社は約1208億円の利益を得たらしいのだけれども、開発者は報酬として二万円しか貰えておらず、これはちょっと酷なように思います。
会社に一千億円以上の利益をもたらした開発の特別報酬が「二万円」では、「訴えてやる」という気持になっても不思議はありません。

それでも、そんなにすごい研究ならば、着手する前に「ボーナスはいくらくれる?」とか、交渉すればよかったのに、とは思います。
そして会社も、そういう特別な技術の開発をしているのだったら、一定のガイドラインを作っておいて、あまりケチらずにそこそこの報酬を約束しておけば、後から訴訟を起こされ、八億円も払わずに済んだかもしれません。

もっとも、特許なんかとは無縁の自分には全く関係のない世界の話ですが。
というか、実業家やスポーツ選手でもないのに8億ももらえれば、相当凄いと思うけど。

参照記事:Yahoo!ニュース

十時間ドラマ。

2005年01月10日 | 日記系
ブログ的なネタとしては今更かもしれないけれども、二日の日に放送された十時間ドラマを今日、ビデオで一気に観ました。
司馬遼太郎さん原作の「国盗り物語」です。
これは、もう何回となく原作を読み返していて、ストーリーもほぼ完璧に憶えているのだけれども、ビデオに撮っておいたものを観ました。
話は、斉藤道三と織田信長、そして明智光秀の、天下獲りです。
結局、この三人は志半ばで死んでいくのだけれども、とてもスケールの大きなストーリーで、個人的にとても好きです。
そして今回のドラマは、原作にかなり忠実に作ってあって、とても見応えがあり面白かったです。
伊藤英明さんの信長は正直、キャストを見たときは「ヤバいんじゃないの?」と思ったけれども、実際に観たら結構雰囲気があって決まっていました。
でも、なんといってもこのドラマは北大路欣也さん演じる斉藤道三に尽きます。
とくに晩年の道三は、最高でした。
演技はもちろんだけれども、ビジュアル、そして人間が醸し出す空気感が、完全に「道三」でした。
(といっても、実際の道三になんか逢ったことはありませんが)
また、このストーリーの陰の主役ともいえる明智光秀を演じた渡部篤郎さんも、素晴らしかったです。

ぼくは個人的に明智光秀という人は嫌いではないのだけれども、この人はあくまでも参謀として優れているのであって、やはり天下人の器ではないような気がします。
生真面目すぎるというか…どこか型破りなところがないと天下は獲れないと思うし、いくら頭が良くても、理屈を超越したカリスマ性を備えていないと、一番にはなれません。
そういう意味で、この人は最高の二番手という感じがします。
もっとも、この人の不運というか悲劇は、わざわざいうまでもないことだけれども、やはり信長に仕えたことではないか、と。
これが、道三が順風満帆で、ずっとその下で能力を発揮できていれば、信長と家康のような関係を、光秀も信長と築くことが出来、歴史は全く違ったものになったような気がします。
ただ、本能寺の変というのは、この国の歴史の中でもっとも重要なターニングポイントのひとつだとは思うけれども、もしもあのまま光秀が信長の下でじっと耐え、やがて無事に信長が天下を平定し、織田家の時代となったとしても、信長が亡くなれば、跡取りがパッとしないので、家臣団の間に分裂が生じ、結局は秀吉が天下を取るか、秀吉をスキップして家康がすべてを掻っ攫っていくかして、ふと気付けば江戸幕府が始まっているような気はします。

しかし、信長モノのドラマを観ると、いつも光秀が本能寺に攻め込もうと決意して軍を進めていく場面で、歴史が変わるはずもないのに、「光秀、早まるな。気持は分かるが、思いとどまってくれ。おまえ、誤解してるから」と思ってしまいます。

サイバー・テロ。

2005年01月07日 | ニュース系
靖国神社のWebサイトが、昨年九月以来、主に中国から断続的にサイバー攻撃を受けているとか。
中国のネット掲示板で、靖国神社に対する攻撃を呼びかける書き込みがあり、攻撃ツールの配布も行なわれていて、実際に攻撃されていることが確認されているそうです。
そのため、ひどいときにはwebの閲覧にも支障をきたしています。
(ちなみに、これを書いている時点で、HPにはアクセスできませんでした)
また、靖国神社のアドレスを詐称したスパムメールも大量に送信されているのだとか。

それにしても、こんなことをして何の益があるのかと思ってしまいます。
むしろ、普段はべつに中国のことなど気にしていない人にまで「ふざけた国だな」と反感を抱かせてしまう怖れがあって、逆効果でしかないような。
もちろん反日教育の賜物なのだろうけれども、サッカーの大会での大ブーイングや騒動といい、今回の卑劣なサイバー攻撃といい、中国の人たちの日本に対する過剰な反応は少し異常です。
日本にとって、確かに中国人十三億のマーケットは魅力的かもしれないけれども、こんなことばかりする国とまともに付き合うのは、ちょっと難しいのではないか、と思ってしまいます。
ただ、すべての人が反日というわけではないだろうし、実際、村上春樹さんの本なんかは結構受けているみたいなので、一部の過激な人々がやっているだけなのだろうけれども。
だいたい、「金はよこせ、でもお前らは憎いから許さん」などという主張は、通りません。
ビジネスに撤して金が欲しいのであれば憎しみは封印したほうがいいし、憎しみを優先させるのであれば、金を欲しがってはいけないような。
このふたつの感情を両立させようなんて、ムシが良すぎる話です。

それでも、日本人の中にも韓国人俳優ペさんのwebサイトに同じようなことをする連中がいるので、あまり声高に相手を批判することはできないけれども。
そして、こういうことをする輩とマトモに話をするなんて、どうせ最初から無理なのだから、靖国神社様も大袈裟に反応はせず、黙って中国からのアクセスを規制してしまったほうが、対応としてはスマートのような気がします。
反応すればするほど相手が喜ぶだけだし。

しかし、日本人のほとんどはたぶん、靖国神社なんて普段は全然意識していないと思うのだけれども、中国の人にとってはどうしても特別な場所らしく、その温度差が滑稽な感じはします。

参照記事:Yahoo! ニュース

みのもんたの戦法。

2005年01月06日 | 日記系
自分はときどき、昼食を食べながら「思いっきりテレビ」を観るのですが、番組内で視聴者がみのさんに電話で相談してくるコーナーは、本当にくだらなくて面白いです。
だいたいが、よく見るとタイトルは「思いっきり生電話」となっていて、そもそも「相談」なんて言葉はどこにも入っていないのだから当然なのだけれども、たいていの相談者は本当に愚痴を零すだけか、変な自慢話に終始しています。
そして、たまにはシリアスチックな相談事もあるのだけれども、そういう場合、みのさんには決まった戦法があることに最近気付きました。
あのコーナーに台本やリハがあるのかどうかは知りませんが、とりあえずは相手に喋らせ、その話の中から相手の弱点を見つけ出し、そこを集中的に攻撃する、という戦法です。
人生相談の場合だと、たいていは、夫の不倫だの、息子が暴れるだの、義母とうまくいかないだの、一定のパターンがあると思うのだけれども、そういうとき、みのさんはまず相談者の家庭の事情を聞き出し、経済面や精神面などから、どこかアラを探して、それが見つかると、そこを論って話を進めます。
たとえば、不満だらけの主婦だと、小難しい顔を作りながら夫の仕事を訊き、収入を訊き、子供のことを訊き、そして給料が少なければそこを、仕事の内容がいい加減っぽければそこを、娘がいき遅れだったり息子が不登校だったりすればそこを、突いていきます。
完璧な人生を送っている人などいないので、ウィークポイントは誰にでもあります。
そして弱点が見つかれば、あとはその傷口を広げ、塩を塗りこみ、でもちゃんとしばらくしたらその塩を丁寧に拭い取り、水で適当に洗浄して、簡単に赤チンを塗っていると、ちょうどコーナー終了の時間がきます。
みのさんだけではなく、ゲストも好き勝手なことを言っているから、あのコーナーは電波版井戸端会議のようなもので、、結局のところ、具体的で決定的な解決策が示されることは殆どなく、ただ単に相談者が不満を吐き出してスッキリして終わりです。
だからこそタイトルが「思いっきり生電話」なのだろうけれども、たいていこのパターンなので、「今日のみのさんはどこを突くのかな」と思いながらあのコーナーを観ると、カラクリがとてもクリアに見えてくると思います。
暇な人は試してみてください。
退屈な午後の楽しみがひとつ増えるかもしれません。

だいたい、人生の悩み事なんて八割方、「金」か「人間関係」なので、あれほど楽な人生相談もないような気がします。
最後には、適当に叱って励ますか、「日本の政治がおかしい」とかいって話を大きくし、すり替えて慰めておけばいいのだし。

ビデオ漬け。

2005年01月04日 | 日記系
昨日と今日で、「24 TWENTY FOUR season2」を一気に全部観ました。
ウチのほうでは年末に、連日深夜に2、3話づつ放送されていて、それをまとめて録画しておいたのです。
Season1が放送された際は、その翌日にいちいち観ていたのだけれども、連続して一気に観るほうが楽しめると思ったので、今回はそれを実行しました。
本当は一日ぶっ通しで観たかったし、最初はそのつもりで観始めたのだけれども、さすがに途中で眼が辛くなってしまって、断念しました。

しかし本当に「24」は面白いです。
本国での人気も相当なものみたいだけれども、これだけ人気シリーズになってしまうと、少しばかりキーファー・サザーランドの今後が気になってしまいます。
デイビッド・ドゥカブニーがどこまでいってもXファイルのモルダーに見えてしまうように、今後どのような映画でキーファーを観ても「ジャック・バウアー」に見えてしまいそうです。

もうすぐ本国ではSeason4の放映が始まるみたいだし、国内でもSeason3のレンタルが始まっているので、借りて観ようかと思うのだけれども、どうせならまとめて一気に観たいし、レンタルだと貸し出し中で歯抜けになってしまうことが多々あるので(かといってBOXで買う気はない)、次にテレビで放送されるまで待ちます。
でも、観た人ならわかると思いますが、2のエンディングはアレだし、シーズン3がどういう展開になるのか気になります。
これがシリーズ物でもXファイルみたいに一話完結モノなら途中が飛んでも問題ないのでレンタルに走りそうだけれども、続き物だし、性格的に途中で「お預け」を食らうのは我慢できないので、難しいところです。