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フテイキログ

不定期更新。

歌謡曲万歳。

2005年03月31日 | 日記系
ブログ的には昨日の話題なのでタイムリーではないけれども、昨夜TBS系列で約4時間に亘って放送された歌謡曲の特番は、とても楽しかったです。
あの番組を観て、自分はつくづく歌謡曲が大好きなのだと再認識してしまいました。
それにしても、生で出演していたメンバーの豪華なこと!
そして、あれだけの名曲たちを全部まとめてひとつの番組で振り返ると、壮観です。
でも、一気に時系列に観ていくと、最後の三十分、つまり90年代に入ってから歌謡曲のパワーがガクンと落ちていることにどうしても気づかされます。
自分的には、90年代が後半に突入して、グレイがシングル二枚同時リリースとかをやりだした頃から、歌謡曲の魅力が急激に薄れてきたように感じました。
いま思えば、日本的歌謡曲最後の砦は、米米クラブとかKANあたりだったのかも。

やはり、自分の年代的なものはもちろんあるだろうけれども、マッチの「スニーカーぶるーす」とか、あのへんの時代は痺れました。
さすがに御三家とかになると、ちょっとわからなくなるのだけれども、昭和五十年代の歌謡曲は最強です。
そして、マセたガキだった自分としてはやはりピンクレディとキャンディーズは永遠のアイドルだし、松坂慶子さんなんて、自分の母親とたいして変わらない歳だと思うけれど、雲泥の差、月とスッポンで、全然素敵です。
いまも綺麗だし、愛の水中花が大ヒットしていた当時も、当然とても魅力的です。

しかし、いまの三十前後くらいのオトコに脚フェチが多いのは、幼い頃、無意識のうちにピンクレディやキャンディーズのミニスカ姿を嫌というほど刷り込まれた結果ではないか、と改めて思ってみたり。

イライラが募る。

2005年03月29日 | 日記系
花粉のせいで、ふと気がつくと妙にイライラしてしまっていたりします。
目とか鼻とか、そういうパーツ単位ではなく、ひどいときは顔中が変な感じで、首から上を取り外したくなります。
風呂に入って、顔や髪を洗うとかなりスッキリしてホッとできるので、寝るときはまだマシなのだけれども、花粉が肌に付着していると思われる状態のときは、なんとも落ち着かない気分です。
そして、落ち着かないものだから、後から考えればべつに何でもないことに、そのときはイライラしてしまい、結果的に余計に気分が悪くなります。
つまり、気持的に悪循環に陥ってしまい、どうにもなりません。
物事に集中できないし、そのため注意力は散漫になるし、すぐにカチンとくるし、つい唇の片方の端を少し吊り上げ気味に歪ませてしまいます。
たぶん心に余裕がない状態なのだと思うけれども、そんな状態は百害あって一利なしなので、なんとかしたいものです。

それで、今日は少しでもイライラを解消するのに役に立てばと、先週録画しておいたドラえもんの映画をビデオで観ました。
気持が不安定なときに、こういうものを観るのは、なかなか良いかも。
少なくとも、毎日毎日飽きもせず他所の買収話は面白くて仕方ないという感じで楽しそうに騒ぐニュースキャスターや、部外者でありながら訳知り顔で事態を語る評論家だか専門家だかの顔を見ながら、何百億とか何千億とか、全くの縁のない金の話を延々と聞かされたり、お笑いタレントがテレビ大好きの国会議員に混じって得意げに天下国家を語るのを聞いていたりするよりは、よっぽど健康的のような。

明日は、コナンを観よう。

"恋愛小説家"を観て。

2005年03月26日 | 日記系
ジャック・ニコルソン主演の「恋愛小説家」という映画の中に、主人公である小説家の寝室が出てくるのだけれども、そのベッドの周囲の風景になんとなく見覚えがあると思ったら、自分の枕元と雰囲気が非常に似ていました。
ヘッドボードが棚になっているタイプのベッドで、映画の主人公はそこに何十冊もの本を綺麗に整理して積んでいるのだけれども(主人公は極度の潔癖症という設定)、自分も同じようなタイプのベッドを使っていて、同じように本が積み上げてあります。
もちろんだからといって自分の部屋が映画のようにオサレな雰囲気であるはずがないし、ただ、同じように本が積んであるというだけです。
そして、映画の主人公のような潔癖症でもないので、結構適当に、乱雑に積んであります。
それでもさっき数えてみたら、積んである本は30冊以上ありました。

ぼくは、本を読むのはたいていベッドの中という人なので、少しでも油断すると、たちまち頭の上に本の山が出来てしまいます。
こまめに片付ければいいのだろうけれども、もともとがズボラな性格なので、読み終わるとつい、そのまま頭の上に放置してしまいます。
また、とりあえず読み始めたもののつまらなくて、途中で放り出したものも、そのまま頭の上へポイです。
もっとも、ときどきは、「寝ているときに地震が来たら頭を直撃するだろうな。そしてハードカバーの本の角が当たったら相当痛いだろうな」とは思うのだけれども、なかなか片付ける気にはなれません。

この「恋愛小説家」という映画は、ジャンルとしてはラブロマンスなのだろうけれども、とても面白いので、未体験の人は観てみるとハッピーな気分になれるかもしれません。
ぼくはとくに、ラストシーンが大好きです。
夜明け前にジャック・ニコルソンがヘレン・ハントを外出へ誘うのだけれども、そのときの「焼きたてのパンを買いに行こう」という誘い文句は最高です。

みのもんたはマシンか?

2005年03月24日 | ニュース系
次のクールから、みのもんた大先生は、朝と昼の帯番組にレギュラー出演し、その後の時間に各種特番等の収録に臨むという、超過密殺人的スケジュールに突入するそうです。

いまでもいい加減「どこのチャンネルをつけてもいつも映っている」状態なのに、テレビ界には、これだけたくさんの芸能人がいるくせに、みのさんと同じポジションの人はいないのか? と思ってしまいます。
たぶんキャラ的には本来、徳光さんとなら出演番組をシェアできるのだろうけれど、徳光さんは大病を患って以来仕事をセーブしている感じなので、結局みのさんに集中してしまっているような。
アナウンサー出身のタレントだとたぶん、この両巨頭を横綱とすれば、大関クラスは福留さん辺りになりそうだけれど、留さんは案外万人に愛されるタイプではなさそうだし(自分は好きだけれど)、その下の平幕クラスのフルタチ、イクシマ、カジワラ辺りまでレベルを下げると、みのさんのライバルは務まりません。
こうして見ると、司会業の世界も「みのもんたとその他のタレント」という意味で、「朝青龍とその他の力士」という相撲界と構図が似ているかもしれません。

というか、毎日朝から晩までテレビに出まくるみのもんたって、もしかしてマシン?

参照記事:Yahoo!ニュース

探検隊は素晴らしい。

2005年03月22日 | 日記系
土曜日にテレ朝系で放送された「藤岡弘。探検隊シリーズ」をビデオで観たのですが、最高でした。
もしかしたらこれまでのシリーズの中で最高レベルの面白さだったかもしれません。
丸太や岩がゴロゴロと落ちてきて探検隊を危険に晒し、何気なく手を付いたところにはサソリがいて、隊長は吊橋で「絶対に揺らすなよ」と真剣に叫び、ある隊員は祭りの準備で張り切りすぎて骨折し、またある隊員はコブラや大蛇と命懸けで戦い、ガイドは途中で負傷してリタイアし、ジャングルの奥地で孤立無援になった探検隊だけれども、大掛かりな罠を仕掛けて見事にナトゥの捕獲に成功!
しかし真夜中だったためにいったん全員でベースキャンプへ引き返してしまい、翌朝再び罠のところへ行くと、なんとも残念なことに、ナトゥは罠の檻の天井を破るという誰も考えつかない荒業で逃走したあと!
それでも探検隊は決して諦めず、その後も捜索を続行。
しかし、やがて食料も尽きてきて捜索を断念。
そして探検隊は清清しい敗北感を胸にジャングルを去る、という非の打ちどころのないストーリーでした。

ここまで開き直って作り込まれていると、一視聴者としては「清清しい敗北感」を抱かずにはいられません。
いったんはナトゥの捕獲に成功しながらも、「夜明けを待って改めて様子を見に来よう」となぜかアッサリと全員で引き揚げていく探検隊に、「そこでなんで全員で引き上げてしまうんだよ!」と理不尽さを覚えつつ、CM明けの翌朝、危惧していた通りに檻が破壊されて案の定ナトゥの姿が消えているのを見ても、腹は立ちません。
あの捕獲の場面ではたぶん、ほとんどの人が、「翌朝行ったらナトゥはいないんだろうな」と感じたと思うけれども、本当に何の捻りもなくそのまま脱走させてしまうストーリーの力技に、視聴者としては清清しさを覚えました。

それにしても、昨日のTVのチカラといい、この探検隊といい、こういう番組を作らせたらやはりテレ朝はいちばんです。
スタッフのマヌケ加減といい、いちいち大袈裟なレスボンスといい、TVのチカラと探検隊は同じオーラを醸しだしていると思うのだけれども、探検隊は人の生き死にを扱っていないだけ害が無く、純粋に楽しめます。

というかこの番組のメイキングをぜひ観てみたい気がします。

無事、そして好印象。

2005年03月21日 | ニュース系
マラッカ海峡で海賊に襲われて拉致されていた乗組員の人たちが、無事に解放されました。
水面下でどのような交渉があったのかはわからないけれども、三人ともたいした怪我もしていないそうです。

それにしても、ニュースに度々、襲われた船の会社の社長さんが出ていたけれども、なかなか出来た人だなと感じました。
もちろん実際の人となりなんかはわからないけれども、テレビで見る限り、普通だったらマスコミにはスーツを着て対応しそうなものなのに、船員達と同じ作業着姿だったので、それだけでずいぶん印象が良かったです。
もしかしたらそのへんは計算ずくなのかもしれないけれども、全然偉ぶっては見えず、好印象でした。
これが、会見などで汚れひとつないパリッとしたスーツ姿だと、かなり印象が違ってきます。
スーツ姿だと、たとえ他の船員達と一緒にドックみたいな場所で動き回っていても、説得力に欠けます。
単純なことだけれども、案外こういう気配りは大切のような。

Yahoo!ニュース

難しい。

2005年03月18日 | 日記系
何日か前の新聞に公立高校の入試の問題が掲載されていて、暇潰しに少しやってみたのだけれども、かなり難しかったです。
とくに数学とか化学なんて、「なんじゃこりゃ?」という感じでした。
嘗ての自分がこのような問題を解いていたことに、すこし驚くと同時に、現役当時は余裕で解けていたはずなのに(余裕でもないか?)、ふだん使っていない知識なんてものは、ほんとうに忘れてしまうものだな、と思いました。
そして「もしも今受験生だったら、どこにも受からないぞ」と。

日常生活の中ではほとんど忘れていることだけれども、学力という点では、確実に低下しているようです。
もちろん、学校の教科にない部分では、悪賢くなったり、知恵がついたりして、多少は脳味噌を使っているのだろうけれども、数式とか化学式なんかは、完璧に忘却の彼方です。

海賊。

2005年03月16日 | ニュース系
マラッカ海峡で日本の船舶が海賊に襲撃され、乗組員の人が三人拉致されましたが、いまだに身代金の要求などもなく、依然として安否不明のようです。
それにしても、「海賊」というもの自体、あまりピンときません。
「海賊」というと、つい片目に黒い眼帯をして剣を振り上げているバイキングのようなものを想像してしまいます。
しかし実際には、全員が銃を携帯し、ロケット砲まで所持していたらしいので、そんな前世紀的なノンキなものではなく、正真正銘の武装強盗集団です。

確かに海の上で襲われたら逃げ場がないので、陸の上より恐怖感がありそうです。
しかも相手が武装していて、自分たちが手ぶらだったら、従うしかありません。
言葉が通じればまだ交渉の余地は残されていそうだけれども、一見ふつうの船が近づいてきて、「何だ?」と思っているうちにいきなり銃の乱射が始まり、わけのわからない現地語をまくし立てながら外国人が大勢でドカドカと乗り込んできては、なす術がありません。
これが陸上であれば、どこかへ逃げて身を隠すという選択肢もありそうだけれども海上では不可能です。

マラッカ海峡と聞くと、『深夜特急』に出てくる、とても美しく、そして切ない「マラッカの夕日」をすぐに思い浮かべてしまうけれど、現実はただ単に美しいだけの場所ではないみたいです。

参照記事:Yahoo!ニュース

カツ。

2005年03月15日 | 日記系
昼にトンカツを食べていて、ふと、「トンカツって世界中で食されているのか?」と考えてしまいました。
魚や海老なら、外国でも衣をつけて油で揚げているのはいくらでも見かけるけれども、トンカツって、皆無ではないけれども(よく似た感じのものをイタメシとかで見かける)、日本ほどメジャーな食べ物でもないような。
それに、サンドイッチでも、海外ではいろいろと様々な具を挟んだものがあるけれども、カツサンドって、あまり見たことがありません。
フライ系だと、フィレオフィッシュやマヒマヒなど白身の魚や、チキンがどうしても目立ちます。

でも自分は、カツサンドって好きです。
ただ、カツって、ほんとうに当たり外れがあるので、油断はできないのだけれども。
衣に大差はなくても、使っている肉が悪いと、とても食えたものではありません。
なので、どちらかというとトンカツよりチキンカツのほうが好きなのだけれども、それは、豚よりチキンのほうが、まだ当たり外れが少ないような気がするからです。
もちろんチキンでも、たまに臭い肉はあるけれども、唐揚げに比べると、チキンカツの肉はそんなにハズレがないような気がします。
自分は基本的に食い物に拘りはないのだけれども、臭い肉にだけは敏感で、これは鶏や豚に限らず、肉団子やハンバーグでもそうだけれども、ちょっと臭うだけでもう食べられません。
他の人は平気でも、自分だけは食べられないというパターンは、かなりあります。

だから、自分的に豚や鶏のフライ系は、ある種の賭けみたいな部分があるのだけれども、その点、海老はほとんど問題ありません。
エビフライが「臭くて食べられない」とか「マズすぎて食べられない」という話は、あまり聞いたことがありません。
「なんかこの海老、身がカスカスだな」というのは、たまにありそうだけれども、肉に比べたら、当たり外れの振幅はとても小さいし、カスカスだからといって食べられないということはありません。
なので、フライもののサンドイッチといえば、日本全国どこにでもあるかどうかは知らないけれども、意外にうまいのが、エビフライのサンドイッチです。
意外というか、ぼくはかなり好きです。

冬ソナはヤバそう。

2005年03月14日 | 日記系
今更だけれども、『冬のソナタ』を観始めました。
DVDを半ば強引に人から「貸され」て、とりあえず第一話を観たのだけれども、これはヤバそうな雰囲気です。
自分は男なので、ペさんに「憧れ」たりはしないけれども、とにかく第一回を観ただけで「これは、ハマる奴はハマるだろうな」と感じました。
ドラマの作りとして「王道」な感じがするし、全編を通じて「ピュア」だし、シーンのひとつひとつが、なんとなく甘酸っぱいような、心の弱っている部分に触れて琴線を震わせる作りになっています。
第一話を約一時間観ただけで、いくつかそんなシーンがありました。
まず、「バス」というのが良い装置として機能しているし、男としてはやはり、何といってもユジンの性格設定が可愛すぎます。
綺麗で、無邪気で、健気で勝気だけれども、どこか心許なくて、男からしたらつい「守ってあげたい」と思ってしまう典型的な女性像です。
そしてたぶん女性からしたら、ペさんが演じるチュンサンも、色男で、頭が良くて、だけれども繊細で傷つきやすくて…という、やはりこちらも「わたしが守ってあげなくては」と母性本能を刺激する男性像になっているような。

まだ一話を観ただけだし、あくまでも高校生編の印象でしかないけれども、なんとなく、大林監督の尾道三部作に似た雰囲気を感じました。
「時をかける少女」とか「転校生」とか、あのへんのセンチメンタリズムと構造が似ているような気がします。
冬ソナの「バス」は、大林作品の「渡船」みたいだし、ユジンなんて、原田知世さんが演じても、それほど違和感はなさそうです。
でも、話を聞くと、主人公達が大人になってからの話が物語の本編らしいし、高校生編はモノローグ的なものみたいなので、この先がどういう作りになっているのかはわからないのだけれども。

あと一歩。

2005年03月10日 | 日記系
いま、あるものを集めることに凝っています。
それはサントリーのペットボトル飲料「健康系カテキン式」(緑茶)にオマケとして付いているスタンプ付き笑点フィギュアの収集です。
500mlのペットボトルにひとつずつ、円楽師匠とか歌丸師匠とか大喜利メンバーの人形型スタンプが付いてくるのだけれども、なかなか面白くて、つい「全部集めてやるぞ」と思ってしまい、実際に集め始めました。
そしてなんとか、あと残るはこん平師匠だけとなりました。
一応は袋に入っていて、簡単には中身がわからないようになっているのだけれども、人目さえ気にせずによく観察すれば、なんとか中身はわかります。
なので、いまのところダブりはありません。
ただ、ひとつひとつペットボトルを手に取り、オマケの中身を確認しながら選別していく作業は、結構恥ずかしいものがあるので、飲み物のコーナーが奥の方にあるスーパーとか、そういう店でないと、探して買うのは少し勇気が要ります。

でも、こういうキャンペーンはあっという間に、知らないうちにあっさりと終わってしまうので、早く揃えてしまわないとなりません。
集め始めたからには、笑点のメンバー全員揃わないと落ち着かないし。

言葉のイメージについて。

2005年03月07日 | 日記系
言葉というのは、字面から受ける印象に左右されることが、結構あります。
最近気づいたというか、少し気になっているのは、俳優さんを指す言葉です。
女性の俳優さんは「女優」と呼ばれ、その言葉からは一般の人とは何かが違うオーラというか、一種エキセントリックな印象が想像されるけれども、これが男性の俳優に対して「男優」と書くと、ほぼそのイメージはAVへ直行してしまいます。
実際、「わたしは女優です」とか「この人は女優さんです」という使い方はされても、ふつうのドラマや映画や舞台に出ている男の役者さんが自分のことを「男優をやってます」といったり、「この人、男優さんなんですよ」というふうにはいいません。
だからときどき、「この違いは何だ?」と思います。
本来「男優」でも何らおかしくはないし、映画の賞でも「男優賞」とかはあるのだから、もっと日常的に使っても良いような気はするものの、現実には「男優」という言葉単体だと「=AV」になってしまっているような。

少し見苦しい。

2005年03月04日 | ニュース系
コクドの堤会長に関するニュースを見ていると、つくづく「一時は権勢を誇っていた人の没落が好きな人って多いのだな」と思ってしまいます。
もちろん陰でやっていたことは悪いことだったのだろうけれども、世界一の長者ともてはやされていた頃は、こぞってあの会長のやり方を賞賛していたくせに、いざ捕まると、「ワンマンがどうのこうの」だの、古いインタビューの映像を引っ張り出してきて「方法は間違っていた」だの、やりたい放題で、少しウンザリしてきます。
だいたい、今になって西武やコクドの社員とかが、「ワンマンでどうしようもなかった」とかいっているけれども、「そんなこと入社前からわかっていたんじゃないの?」というか、「それを承知で入ったんじゃないの?」という感じで、呆れてしまいます。
西武グループがバリバリのオーナー企業だってことは、誰でも知っていることだと思うけれども。
そしてオーナー企業である限り、それがいくら大会社であろうと、従業員が何を言っても無駄なのは、当然のことです。

それにしても、この堤家の株に関するエピソードを聞くうちに、ある小説を思い出してしまいました。
それはシドニイ・シェルドンの「華麗なる血統」という古い小説で、ある巨大製薬会社のオーナーが殺される話なのだけれども、そのオーナーのモットーが「どんなに巨大帝国になっても株は絶対に一族以外には渡さない」というものでした。
そして、それが原因で事件が起きていくのだけれども、とても面白い話なので、興味があれば読んでみると楽しいかもしれません。
でも、どうせ読むなら、「超訳」みたいなモノではなくて、ハヤカワ版のほうがいいと思うけれども。

小説の話はともかくとして、たぶんオーナーがいる企業というのは、古今東西、どこでもワンマンというか、そういうものなのではないか、と。
もし自分がどこかの巨大企業グループのオーナーだったら、やはりなるべくなら他人に株は渡したくないし、社員を甘やかせばクーデターを起こしかねないし、何もかも自分でコントロールしたいと願ってしまいそうです。
というか、そうでもしないと、率いてはいけません。
ただ、今回の場合はやり方に違法な面があったからマズいけれども、だからといって昨日までの身内が手のひらを返したように叩きまくるのは、見ていて見苦しさを憶えます。

参照記事:Yahoo!ニュース

勘違い。

2005年03月03日 | ニュース系
つい、週刊文春を読んでしまいました。
ただ自分は記事を読むまで、てっきり上村愛子さんのほうだとばかり思い込んでいたのだけれども。
もちろんそれは完全な勘違いで、実際にはもうひとりのほうの人でした。
里谷さんと上村さんは話題になった時期が一緒だし、イメージが混乱しています。
だから、わざわざちゃんと名前が出ていても、「フリースタイルスキー女子モーグルの選手」という字面からほとんど条件反射のように、どうしてもビシュアル的に勝っていて印象にも強く残っている上村さんを勝手に想像してしまったのだけれども、案外、こういう単純な勘違いをしてしまった人は多いのではないか、と。

それにしても、以下の内容が本当に事実だとしたら「スゴい」の一言です。

酒好きで知られる里谷は、泥酔。連れの若い白人男性とアツアツムードになった。同誌は目撃証言として、2人は奥のVIPルームに移動し、ソファで性行為を行ったと報じた。関係者によると、店員が止めに入ると、里谷が怒りだし、大声で叫んだり、グラスを投げたほか、店員につかみかかったりしたという。

ここまで赤裸々に乱れることができるなんて、トバッチリを受けた店や店員さんには悪いけれども、単なる野次馬的な第三者の立場からすれば「アッパレ」というか「よくやった!」という感じはします。
しかしこんなふうに大々的に報じられてしまうと「エロい」という変なイメージが定着してしまいかねないし、男ならともかく女の人のこういうことを暴くのは、いくら対象が五輪メダリストでも、ゴシップで食える芸能人ではないのだし、どうかと思うけれども。

参照記事:Yahoo!ニュース

迷いの森の真ん中で。

2005年03月02日 | 日記系
いま、非常に迷っています。
まるで迷いの森の真ん中にいるみたいです。

今度、ハワイへ行こうと思って既に予約がしてあるのだけれども、いろいろなツアーパンフやウェブサイトを見ていたら、同じか、それよりも少し安い値段で、グアムなら日数は同じで高級ホテルに滞在できることがわかって、心が揺れています。
ハワイだと予算的にB級のホテルになるけれど、グアムだと同じ料金、同じ日程で、高級ホテルに泊まれるのです。
これは、目的地は同じでも「4泊6日で高級ホテルに泊まるか、6泊8日で安いホテルに泊まるか」という「日数を優先するか、ホテルのグレードを優先するか」の選択に似ているのだけれども(グレードの高いホテルに長い期間滞在できれば問題ないのだけれども…)、グアムは行ったことがないし、飛行機に乗っている時間も短くて済むし、迷いまくっています。

ハワイは、どことなく「濃密」な、湿度は高いけれど乾いた風が吹き抜けていく、あの空気感が好きで、何をするというのでもなく、ただその場所に身を置いているだけで嬉しくなってくるのだけれども、グアムでそれと同じような感覚が味わえるかというと、ちょっと「?」な感じがするし、でも、たまには高級ホテルに滞在してみたいものだ、とも思ってみたり。
でも、そう思うと同時に、グアムならべつにふつうのときに3泊4日で5、6万で行けるし、そうするとやはりハワイへ行ったほうが有意義のような気もしてみたり…。
本当は気が向いたとき、好きなときに好きなだけ、好きなところへ行ける身分ならいいのだけれども、現実はなかなか厳しいわけで、困ってしまいます。

まだキャンセル料金が発生しないものだから、つい心が揺れ動いてしまっているのだけれども、それにしてもどうでもいいというか、我ながら貧乏くさくレベルの低い悩みで、少しウンザリ。
どこかの誰かみたいに何百億で会社を買うとか、死ぬまでに一度くらいはそういう景気の良い話をしてみたい、なんて思ってみたり。←無理だけど。