goo blog サービス終了のお知らせ 

フテイキログ

不定期更新。

泥沼。

2004年10月30日 | ニュース系
吉本のタレントの島田紳助さんが、面倒臭いことになっています。
同じ吉本の女性社員とモメて、手を出してしまい、告訴までされています。
現場にいたわけではないので、本当のところはわかりませんが、ぼくは個人的に紳助が好きなので、「面倒くさい奴を相手にしちまったもんだ」と少し同情してしまいます。
ただ、「相手の無礼に腹が立った」といっても、楽屋に引きずり込んで無理やり座らせ髪を掴み…というのは、やはりマズいです。
これはヤ○ザが事務所に連れ込んで…という「監禁」と構造が基本的に同じなので、紳助の「傲慢さ」が出ていますし、腹が立ったのなら、自分の権力の支配下である密室へは連れ込まずに、その場でやり込めるべきでした。
それでも、おそらく、この女子社員の態度が本当に気に障るもので、よほど腹に据えかねたのだろう、と思うけれども。

べつに好きだから紳助を庇うわけではありませんが、たぶん、この相手の女性の心の中に「自分は本社の人間。紳助なんて偉そうにはしているが、所詮は所属タレント」というオゴリの意識があり、それが顔や態度に出ていたのではないか、と思います。
こういう、わけのわからない優越感に浸っている人って多そうだし、こういう感情というのは、上手に隠しているつもりでも、何気ない言葉の端々とかに、ふと滲み出てしまうものです。
とくに芸人さんのように下積みから上がってきた人間というのは、ルサンチマンではなく自己防衛本能から、そういうものに対してとても敏感そうです。
だいたい、このような優越感は、組織の中だけに存在し通用するチンケなヒエラルキーに則った思考に過ぎず、いったん組織の外に出てしまえば何の意味もないのだけれども、吉本など芸能プロの場合、重役クラスはともかく、本社の一般的な事務方よりは所属タレントのほうが金を持っているので、そうとでも思っていないと、事務方の人はプライドを保てません。
最近のヨシモトは、昔のやすしさんと木村マネージャーのような「タレントと事務所が一緒になって…」という浪花節的な雰囲気が薄れ、「番組やタレントはコンテンツ」と割り切りドライになってきているように見えるし、東大卒や帰国子女の人を採用したり、ずいぶんスタイリッシュになってきている印象を受けるので、こういう意識の断絶は、この先深まるばかりだろうとは思います。
そしてこの構図は、プロ野球でも同じです。
だから「たかが選手が」というセリフが出てくるのだし、今回も女性の中に、タレントを自分より下に見るオゴリの意識がどこかにあって、それが紳助をカチンとさせたのではないか、と。
ヨシモトは確かに巨大で強いプロダクションだろうけれども、だからといって、その中の誰か個人が偉いわけではありません。
しかし、組織の中にいると、しばしばそういう錯覚を起こしがちです。
それでも、結局のところ、結果的には密室で暴力行為に及んでしまった紳助の分が悪いです。
しかし、お互いに相手の存在を認め合う、信頼感に裏打ちされた関係を構築しない限り、これからも同じようなことはいくらでも起きそうな気はします。

なので、昔から「喧嘩両成敗」というように、これも突き詰めれば「どっちもどっち」のような。

参照記事:Yahoo!ニュース

電子の首輪、ハイテクの鎖。

2004年10月28日 | ニュース系
なんとも油断がならない世相を反映するかのように、GPSシステムが搭載されたランドセルが発売されるそうです。
パソコンや携帯電話を通じて、自宅にいながらにして一目で子供のいる場所がわかる、ということらしいですが、考えようによっては、なんとも不気味な代物です。
だいたい子供サイドからすると、寄り道したりすれば一発でバレるし、管理社会そのものという感じがします。
常に衛星から監視されているなんて、気持ちの良いものではありません。
ただ、セコムのシステムなので、別契約を結べば、子供側からSOSも出せるみたいだし、1回につき約1万円を支払えば、セコムの担当者が迎えにも行ってくれるようなので、何か異常事態が発生した時には確かに役に立ちそうです。
といっても、誘拐などは一瞬のうちに行われるだろうし、犯人もバカではないので、そんなランドセルを背負っていれば、誘拐してすぐに捨ててしまうだろうけど。
それでも親の立場からすれば、子供達に電子の首輪を付けて、ハイテクの鎖で繋いでいるようなものだから、安心感は得られるかもしれません。
しかし同時に、何か大切なものを喪失してしまいそうな。

参照記事:Yahoo!ニュース

またか、という感じ。

2004年10月27日 | ニュース系
性懲りも無くイラクに行った人が、またテロリストに捕まっています。
何をしに行ったのか知りませんが、国内の新潟がメチャクチャになっているというのに、コイズミ首相も大変です。
政府の人たちはきっと今頃「いい加減にしろよ。さんざんイラクへは行くなと言っているだろうが!」と腸を煮えくり返らせていることでしょう。
それでも立場上、口が裂けてもそんなことはいえないので、お気の毒です。
そして犯人達はまたしても「自衛隊撤退」を要求しているそうですが、こうなると、再び素敵で崇高な精神をお持ちでいらっしゃる前回の被害者の方々が、ここぞとばかりにしゃしゃり出てきそうです。
というか、コレとか読むと、もう準備万端だし。
そしてまた、至極当たり前のことなのに「自己責任」という言葉が蒸し返されて、連中があれこれと小理屈を付けて噛み付いてくるかと思うと、いい加減に面倒くさくなってきます。

それに、そもそも「自衛隊が撤退しないから、また被害者が出た」という主張は、本末転倒です。
「勧告を無視して無謀なイラク入り」さえしなければ、テロリストグループに捕まることはないのだから。
これは、ボッタクリの被害に遭った人が「ヤ○ザがやっているボッタクリ・バーを行政や警察が野放しにしているから、身ぐるみ剥がれた」といっているのと同じです。
確かにそういう主張も一理はあるけれども、しかし、そのような目に遭いたくない人は、はじめからヤバそうな店には近づきません。
しかしそれでもなお、「面白そうだから行きたい」というのなら、「では、自己責任でどうぞ」です。
こんな簡単な話はありません。
そしてたぶん、この人たちも、国内ではおそらく普段からそれくらいは気をつけていそうです。
なのに、対象が「国際的注目度が高いイラク」となると、いきなり正義感が燃え滾り、突入してしまいます。
これはもうその人の『業』なので、残念ながら傍から何かいっても無駄だし、聞き入れられはしません。
酔っ払って調子こいたオヤジが、鼻の下を伸ばしてホイホイとボッタクリ・バーのホステスに付いていってしまうのと、本質的には同じです。
調子に乗ってその気マンマンになっている人を、周りが無理やり止めることはできないし、「ヤバそうだからやめておいたら?」といっても、酔っ払ってイキ巻いている最中の当人は、おそらく聞く耳を持ちません。
だから「だったら自己責任でどうぞ」というだけの話です。

ただし、ボッタクリと違って、邦人が国外で何かトラブルに巻き込まれた場合は、胸糞は悪いかもしれないけれども、政府はやはり助けなければなりません。
本当は行かない方がいいに決まっているのだけれども、もう行ってしまって、しかも捕まってしまっているのだから、今更そのことについてどうのこうのいっても始まりません。
それに、もしもガチなら、今度は本当に殺されてしまうかもしれないし、理屈はどうであれ、実際に肉親がそういう目に遭ったら、誰でも「助けて欲しい」といろいろな人に縋りたくなるのは当然だし。
第三者の立場からすると、捕まっている本人はともかく、親御さんのために助かって欲しいと思います。

それにしても、少しタイミングが悪すぎます。
今の日本は、地震の被害でそれどころではないので。

参照記事:Yahoo!ニュース

暗い朝。

2004年10月26日 | 日記系
今日は、全国的にはどうかわからないけれども、ウチの方は朝から雨でした。
目が覚めたとき、窓の外ではしとしとと細かい雨が降っていて、空気は冷え、カーテン越しの光は弱く、まるで黄昏刻のような暗い朝でした。
でも、こういう朝は、意外に好きだったりします。
「今日も一日がんばろう!」という気分にはなれないけれども、なんとも落ち着きます。
もともとが夜型人間なので、普段からそれほど爽やかな朝が好きというわけではないし、今くらいの季節は涼しいので、ちょうど良い感じです。
ただ、ぼくは勝手な人間でもあるので、ハワイとかリゾートへ行くとまるっきり体質が変わってしまい、完全に「朝型」に変貌します。
たぶん、日本の風土には、今朝のような、静かな朝が似合っていると思います。
ワビ・サビではないけれども、良くも悪くも「湿度」が、重要なファクターのような気がします。
たとえば、石庭とか枯山水とか、そういう和風の庭などは、ピーカンのお天気より、やはり小雨にしっとりと濡れているほうが「気分」が出ます。
もちろん、自分の家はそんな風流な場所ではないのだけれども、居心地を考えた場合、雨が降る薄暗い朝は、そんなに悪いものでもないような。

もちろん、新潟で地震の被害に遭われた方などは、話は別です。
雨なんか鬱陶しいだけです。
だから、偽善者を気取るつもりはないけれども、ただでさえ酷い事態に陥っているのだから、人情として「せめて天候くらいは安定するといいのに」と思います。
天気さえ良ければ、気力的な面からも「なんとかなる!」というポジィティヴな気持になれます。

引退。

2004年10月24日 | ニュース系
右前浅屈腱炎を発症したダービー馬のキングカメハメハは、結局このまま引退して、種牡馬になるようです。
その種牡馬としての期待は大きく、1株3500万円×60口の総額21億円のシンジケートが組まれるそうです。
これはナリタブライアンの価格を抜き、国内最高額です。
早々と引退してしまうのは、残念というか、惜しい気がしますが、この先、とりあえず治療をしても、完治するという保証はどこにもないし、もし復活できても、復帰後の成績が冴えなければ種馬としての価値も下がってしまうので、この時点での種牡馬入りも仕方ありません。
でも、カメハメハは非サンデーなので、交配相手の選択肢が多いし、社台でけい養されるので、おそらくサンデー産駒の超良血牝馬たちと交配しまくるだろうから、どんな馬ができるかという楽しみはあります。
何年か後のリーディングサイヤーも夢ではないような。

しかし、奇しくも今日は三歳三冠最後の菊花賞で、同期の馬たちがせっせと走っていたけれども、今更ながらカメハメハの次元の違いを思い知らされました。
勝ったデルタブルースは、道中五、六番手を追走し、最後の直線で前を行く馬を捕まえ、あっさり差し切るという王道のレースをして、確かに強い勝ち方ではあったのだけれども、なんといっても全体のメンバーが小粒というかショボく、レース自体も、なんとも不細工で、パッとしませんでした。
ぼくは、ハーツクライはいまいち信用できなかったし、コスモバルクはどう考えても3000向きじゃないと思い、だけれども「では何が勝つのか」となるとサッパリわからなかったので、結局馬券は買っていないのですが、正解でした。

参照記事:Yahoo!ニュース

ラーメン。

2004年10月22日 | 日記系
ほんとにどうでもいいことなんだけれど、今日の昼にラーメンを食べていて、「そういえばラーメンが嫌いなヤツっていないんじゃないの?」という話になって、普段から自分もそう思っていたので同意しました。
普遍的な食べ物というのは、ラーメンの他にも「カレー」とか「うどん」とか「ハンバーグ」とか「スパゲッティ」とか、いくらでもあると思うけど、そんな中でも「ラーメン」は特別のような気がします。
もちろんラーメンにも「トンコツ」とか「ミソ」とかいろいろな種類があるし、「美味い」と「不味い」は当然あるのだけれども、「オレ、トンコツだけはダメなんだ」という人はいても、ラーメンそのものが嫌いで「絶対に食べられない」という人って、少なくとも自分はひとりも会ったことがありません。
カレーも、たいていの人はOKのような気がしますが、辛さというハードルが存在するし、その基準は人それぞれなので、ラーメンほどの普遍性はなさそうです。
その点、ラーメンは、ごくスタンダードな醤油を出しておけば、とりあえず誰でも食べられるような気がします。
普遍性というのは、老若男女問わずに受け入れられなければならないものだと思うので、ハンバーグとかスパゲッティは、五十代以下ならなんとか誰でもイケそうだけれど、お年寄りの人の中には「そんなもん、要らん」という人がいそうです。
逆に、うどんなんかは、お年寄りは誰でもイケそうだけれど、子供の中に「そんなもん、イヤだ」という子がいそうだし。
そうやって考えると、ラーメンはやはり偉大です。
とりあえず、二、三歳児から百歳近いおじいちゃん・おばあちゃんまで、誰でもイケそうです。
でも、ラーメン一杯が千円近いというのは、どう考えても高いような。
ラーメンなんてせいぜい650円がいいところだと思うのだけど。

ラーメンといえば、ぼくはよく日清の「具多GooTa)」を食べます。
ただ、あれは確かに美味しくて、たとえば肉厚のトロトロのチャーシューなんかカップ麺のレベルを超越している(ヘタのラーメン屋のチャーシューより美味い)と思うけど、値段も超越しています。
普段は値段なんか見ずに他の物と一緒に買ってしまうから、全然知らなかったのだけど、この前何気なくレシートを見てびっくり。
つい反射的に「こんなにするのかよ。UFOならスーパーで三つ買えるじゃん」と思ってしまいました(貧乏臭い話でごめんなさい)。

それでも、やはりラーメンは好きです。

ショック。

2004年10月21日 | ニュース系
今年のダービーをレコードで制し、三歳ながら天皇賞・秋の有力候補だったキングカメハメハが、浅屈腱炎を発症し、長期戦線離脱を余儀なくされました。
最悪、このまま引退ということもあるそうです。
それにしても、ここ最近のダービー馬は、ダービー後がパッとしないです。
しかし、この馬は別格だと思っていたので、かなりショックかも。
無事に天皇賞に出走できていれば、おそらくは勝っただろうから、史上初の変則三冠馬誕生だったのに。
スピードと強さを兼ね備えた馬なんて、そうそういるものではないし、個人的には全盛期のナリタブライアン級だと思っていたので、ほんとうに残念です。
それにしても、これだけ調教施設とか、技術が発達してきているのに、屈腱炎でリタイアする馬は後を絶ちません。
たいした怪我もなく無事に競走生活を終えた強い馬というと、最近ではテイエムオペラオーくらいしか思い浮かばないし。
とくにダービー馬は、古馬になってからあまり活躍していないような。
タニノギムレットも強かったけれども、やはり壊れてしまったし。
やはり、三歳で究極的に仕上がる馬は、どこかに無理を抱えてしまっているのでしょうか。

参照記事:Yahoo!ニュース

ハマりそうな予感。

2004年10月19日 | 日記系
昨日の夜の19:00からテレ朝系で放送された「忠臣蔵」を、今日、ビデオで観たのだけど、久々にドラマにハマりそうな予感に包まれています。
初回なので二時間スペシャルだったのですが、相当面白かったです。
もともと赤穂浪士の話は好きなんだけど、今回は、出演している俳優陣が豪華で、なかなか骨太の作りになっています。
素人なので脚本の善し悪しとかはよくわからないのだけれども、物語としてしっかりしていたように感じたし、やはり、出ている役者さんがいいと、ドラマ全体が締まります。
とくに、伊東四朗さん演じる吉良上野介が最高です。
なんとも上手いというか(ベテランの俳優さんに向かって失礼ですが)、嫌味な感じがよく出ていて、小憎たらしいこと、このうえありません。
陰険で意地悪そうな吉良上野介は見事です。
もちろん、大石内蔵助を演じる松平健さんもカッコイイですけど、昨日の回に限っていえば、主役は「伊東さん演じる吉良」という感じでした。
他のキャストでは、自分的には、堀部安兵衛のイメージがちょっと違うかな、とは感じたのだけれども、それは決して宇梶さんがダメという意味ではなく、たぶん、観ていくうちに、次第に慣れてくると思うし、終わる頃には「しっくり」くるような気はします。
全体的に、とにかく良く出来ています。

それにしても、観ていた人ならわかるでしょうが、赤穂の殿様は、ほんと家来に恵まれています。
浅野内匠頭が、どれだけ吉良上野介に苛められても、家臣たちがしっかりとサポートしていく様子は、感動モノです。

真打ち登場。

2004年10月18日 | ニュース系
ついに、というか、ソフトバンクが福岡ダイエー・ホークスの買収に名乗りを挙げました。
プロ野球の新規参入に、満を持して真打ちが登場したという感じです。
でも、ちょっと前にヤフーの人が「ヤフーが球団を持つことはない」といっていましたが(記事はこちら)、ソフトバンクはそのヤフーの母体のような。
ヤフーが球団を持たない理由として、そのヤフーの人は「特定球団をサポートするというのは、既定路線として考えられない」といっていて、そのときは「もっともだ」と感心したのですが、母体となれば話は別なのでしょうか。

しかし、IT企業は金を持っているのだなあ、とつくづく感心させられます。
もうこうなれば、西武もなんかヤバいみたいだし、ダイエーはヤフー、近鉄はライブドア、そして西武を楽天に売っ払ったらどうなんだろう、と思ってしまいます。
そうすれば宮城で同業者同士が揉めなくても済むし。

それにしても、なんか当たり前のように一般市民が、球団を「何十億円」で「買う」とか普通にいっているけれども、冷静に考えたら、とんでもない話をしているわけで、ふと我が身を振り返ると、かなり虚しいものがあります。
一般的な庶民感覚だと、実際には「何百万」でさえ簡単には買えないのだし、一生かかっても「億」なんて金とは縁がないわけで、こんな話ばかりしていると感覚が麻痺してきそうです。
「40億の赤字くらい平気」なんて話を、安い居酒屋で酔っ払ったオヤジが得意げに喋っている光景とか、滑稽を通り過ぎて哀れに見えるから、ちょっと気をつけないといけません。

参照記事:Yahoo!ニュース

そこを突いてきたか、という感じ。

2004年10月15日 | ニュース系
プロ野球の新規参入の問題が、佳境に差し掛かってきているようです。
参入を申請しているライブドアと楽天の第2回ヒアリングが14日に東京のホテルで行われましたが、その席上で、ライブドアがアドルトサイトの問題について攻められ、苦境に立たされました。
機構側にはなんとなく「楽天」を参入させたい雰囲気があるので、傍から見ていると、「そこを突いてきたか」という感じです。
ライブドアがエロゲーを作っていたのは知りませんでしたが、ただ、アダルトサイトについては「どっちもどっちじゃないの?」という感じも。
このところのブログブームで、ライブドアはエログの大本山になっているけれども、楽天だって、ホームページ・サービスではかなり悪質な無修正画像のサイトなんかが野放しになっているし。
個人的には、どちらに決まってもいいのだけれど、こうなってくると、なんとなく「大人達にいいように弄ばれているヤンチャなライブドア」を応援したくなってきます。(あまり好きではないのだけど)
だいたい、アダルト・コンテンツの取り扱いについては、ホリエ先生が言っている「われわれは場を提供しているだけ。見逃しているわけではないが、排除は難しい」というのが、本当のところのような。
というか、アダルト・コンテンツについては、既存の球団だって、新聞社なんか怪しいし。
スポーツ紙なんかには、サラ金や風俗の広告が載っているけど、それらは青少年の健全な育成の妨げになっていないのか? と突っ込みたくなります。(ただ、エロゲーは作っていないけど)
それに、裁判沙汰云々だって、「係争中」と「一件もなし」では印象は随分違うけど、現実的には、新聞社とかテレビ局なんて、しょっちゅうどこからか訴えられているような気がします。
だから結局のところ、どうも結論が先にあって、そこに向かってわざと仰々しく事態を動かしているような感じがしてならず、性格的に自分はそういう「予定調和的な綺麗事」が大嫌いなので、いっそ、どっちも落としてしまえ、と乱暴に思ったりもします。
ただ、そういう弱点を突かれてしまったのは、明らかにライブドアの失敗ではあるのだけど。
喧嘩するときに相手の弱点を攻めるのは兵法の基本だし。

参照記事:Yahoo!スポーツ

サプライズ。

2004年10月14日 | ニュース系
オマーンを1-0で破り、W杯アジア1次予選突破を決めたサッカー日本代表のジーコ監督が、代表チームに三浦カズや中山ゴンを復帰させるという仰天プランを発表しました。
カズやゴンだけではなく、その召集メンバーのリストには、秋田や名良橋、相馬といったフランスW杯組の名前もあるらしいです。
さらに、中田ヒデや稲本も加わり、11月17日に埼玉で行われるシンガポールとのアジア1次予選最終戦を戦うとのことです。
とりあえず日本はもう一次予選突破は確定しているので、今度の試合は「消化試合」で、『事実上、長く日本代表を支えた彼らの“代表引退試合”』といわれているらしいのですが、それでも、日本サッカー界におけるこれまでの功労者を代表に召集するというプランは、浪花節的ではあるものの、なかなか心憎いというか、素晴らしいアイディアのような気がします。
こういうことは、やろうと思っても、なかなかできないと思うし、本当に実現したらかなり楽しめそうです。
カズやゴンは間違いなく一時代を築いた選手だし、二十代前半の選手と比べるとスピード面で劣ることは確かかもしれないけれど、それを補うに充分なサッカー選手としての「華」があります。

ただ、どうせなら前園も呼んでやってくれ、とは思いましたが。

参照記事:Yahoo!スポーツ

ネットで出会って。

2004年10月12日 | ニュース系
最近、アメリカの高齢者の人たちの間で、「出会いサイト」の人気が高まっているのだそうです。
離婚や死別でシングルになった男女がアクセスし、ネットで出会って、実際にゴールインを果たしたカップルもいるのだとか。
海の向こうには会員数2500万人という超巨大な「アイマッチアップ・ドット・コム(iMatchup.com)」という出会いサイトがあり、高齢者の利用者が増えているそうです。
日本で出会い系というと、売・買春の温床で、とかく悪いイメージが先行しがちだけれども、アメリカでは必ずしもそうではないような感じです。
といっても、インスタントな恋愛に対するニーズが全くないということはないように思うのだけど、そのへんのところは事情に明るくないのでよくわかりません。
でも、たとえば日本の55歳以上の人が「出会いサイトを利用している」といえば、十中八九「中高生を買ってるのか?」という反応が返ってくると思うのだけど(実際に携帯で買って捕まってるオヤジとかたくさんいるし)、アメリカでは少しイメージが違うような気はします。

参照記事:CNN

気持ち悪い。

2004年10月11日 | 日記系
先週テレビで放送されたウィル・スミス主演、1998年公開のアメリカ映画「エネミー・オブ・アメリカ」をビデオで観たのだけど、ヘタなホラーよりよほど怖いな、と感じました。
映画自体はこれまでに何度も観ているし、ストーリーや結末もわかっているのだけれども、ついつい引き込まれてしまいます。
ぼくは普段、それほど「個人情報」とかに対して神経質になっているわけではないけれども、さすがにコンピュータの端末をちょっといじるだけですべて丸裸にされ、人工衛星を使った追跡と捕捉までが可能となると、さすがに「おいおい」と思ってしまいます。
しかも、盗聴・盗撮なんて当たり前、電話の逆探知も、たとえ公衆電話からでも瞬時にして判明…なんて、どこまで現実にできるのかは知らないけど、怖ろしすぎです。
それでも、最近は、携帯電話で買い物ができたりするから、もちろんそれはとても便利なことなんだけれども、逆にいうと、データベースにその携帯電話番号を打ち込めば容易く「いつ、どこで、何を買ったか」がわかるようなものだから、こういう映画を観ると、ちょっと使いたくはなくなります。
だいたいが、この頃の役場の人間なんていい加減な奴が多いし(興味半分に女優の年金情報を覗く社会保険庁のバカとか)、情報管理なんて思いっきり杜撰っぽいから、信用できません。(もちろん、きちんとした人もいるだろうけれども)
確かに、テロリストや犯罪者を取り締まるうえでは、個人情報のデータベース化は有効だと思うけど、それを運用する人間がいい加減ではマズいような。
というのも、たまに覗くウェブサイト「Hot Wired」に、なんともタイムリーな感じでこんな記事があったので、ついこんなことを考えてしまったのだけど、プライバシーの線引きは、やはりなかなか難しいとしかいえません。
たとえば、何か事件が起きたとき、本人は犯罪とは無関係なのに、たまたまちょっとしたチェック項目に引っかかっただけでデータベースを参照され、会ったこともない役人に私生活を覗かれては、怖いというより気持ち悪いことこのうえありません。

しかし、映画のようなことが本当に実際に可能なら、ビン・ラディンとかなんて簡単に捕まえられそうな気がするのですが。

五万突破。

2004年10月09日 | ニュース系
ぼくが使っているこのブログはgooのブログなのだけれども、ブログの総開設数が五万を突破したのだそうです。
もっとも、その全部が定期的に更新されているわけではなく、放置されているアカウントもかなりあるだろうとは思うけど、それにしても五万ものブログがgooだけで存在しているとは、すごいことのような。
他にもブログのサービスはたくさんあるので、全部合わせるといくつくらいになるのだろう、とちょっと思ってしまいます。
しかし、これだけ多くのブログがあると、見る人はどこで探しているのだろう、と不思議に思います。
このところ試しにpingなるものを時々打ってみているのたけど、あっという間に流れてしまうから、たいして意味ないような気がするし。
まあぼくの場合は、自分のサイトからリンクしているので、ある程度の人の目には触れているみたいだけれども(PV数だけはログインするとわかります)、通常はブログだけを持っているという人が多そうなので、「せっかく書いても誰の目にも触れない」ということになりかねないような。
書いているネタが何か専門のカテゴリーに特化していれば、そのカテゴリー専門のディレクトリィ(Femdom系なら「mちゃんねる」とか)に登録することで、人の目に触れる可能性は高くなると思うけど、普通の「アレ買った、何食った、どこ行った」系の日記では無理そうだし。
かといって、ぼくが時々書いているようなニュースの「つまみ食い」系も、ネタとしてはありがちすぎて、目新しさは全くありません。
ただ、「日記」というのも、これが案外難しくて、書き方を一歩間違えると単なる自慢話になってしまうし、そもそも、ぼくの日常なんて非常にノッペリとしていて、たいして刺激的でもないので「どうしても時事ネタに走ってしまいがち」という点は否めません。
でも、「ホームページ」というとなんとなく身構えてしまって、リンクひとつとってもあまり気軽には出来ない感じだけど、ブログだとその辺はバンバンできるし、更新も頻繁だから、気に入るものさえ見つかれば、とても楽しめそうな気はします。
それに、作る側としても、いちいちソフトでページを作ってアップロードする「ホームページ」より、ブログは確実に手軽なので、ついつい手が出てしまいます。
とくにこのgooのブログは、カスタマイズ性はゼロだけど、自分が使っているもうひとつのブログサービス・bloggerに比べると、テンプレートの変更とかワンクリックで簡単だし、ひたすら本文を更新し続けるだけなら、とても使いやすいし、めったにトラブらないし、暇潰しとしては最適のような。

参照記事:Yahoo!ニュース

天秤。

2004年10月07日 | ニュース系
プロ野球の新規参入で、ライブドアと楽天の公開ヒアリングが行われましたが、どちらが参入を認められるのか興味はあります。
ただ、それでも、来シーズンからパ・リーグに興味を持つかときかれると、かなり疑問ではありますが。
しかし、両社とも、監督候補だのGMだの、着々と準備を進めているけれども、どちらか片方は却下されるわけだし、そうすると、ダメになった方の会社からオファーを受けていた人なんかは、ガックリきてしまわないのだろうか、と人事ながら心配になります。
たとえば誰かが内内に「監督をお願いします」と言われていたとして、「ごめんなさい、参入できなかったので話は無かったことに」なんてことになれば、本人は相当ガックリくると思うのだけれども。
(契約金とか年俸とか銭が絡む話でもあるし)
まあ、こういう過程は、公募のプレゼンとかと同じ感覚なのだろうけれど、どうも「旧態依然とした球界をかき回してやろう」と殴り込みをかけたのはいいけど、結局は狡猾なオヤジ連中の手玉に取られ、天秤にかけられ、とくにライブドアなんか、いいように弄ばれているような印象を受けます。
それに、なんとなく機構側は「参入を認めざるをえないなら、楽天に」という感じだし。
個人的には、楽天は「後だしジャンケン」のようでズルっぽいし、このまま楽天に決まってしまうと、ライブドアがまるでアテ馬か道化みたいで、ちょっとかわいそうだな、とは思うのだけど。
何といってもプロ野球への新規参入という風穴を先に空けたのはライブドアなんだし。
といっても、自分の場合、東北とは縁がないし、来季からパリーグを観ることはたぶん無いと思うので、まあどちらに決まってもいいのですが。

参照記事:Yahoo!ニュース