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フテイキログ

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引退。

2004年10月24日 | ニュース系
右前浅屈腱炎を発症したダービー馬のキングカメハメハは、結局このまま引退して、種牡馬になるようです。
その種牡馬としての期待は大きく、1株3500万円×60口の総額21億円のシンジケートが組まれるそうです。
これはナリタブライアンの価格を抜き、国内最高額です。
早々と引退してしまうのは、残念というか、惜しい気がしますが、この先、とりあえず治療をしても、完治するという保証はどこにもないし、もし復活できても、復帰後の成績が冴えなければ種馬としての価値も下がってしまうので、この時点での種牡馬入りも仕方ありません。
でも、カメハメハは非サンデーなので、交配相手の選択肢が多いし、社台でけい養されるので、おそらくサンデー産駒の超良血牝馬たちと交配しまくるだろうから、どんな馬ができるかという楽しみはあります。
何年か後のリーディングサイヤーも夢ではないような。

しかし、奇しくも今日は三歳三冠最後の菊花賞で、同期の馬たちがせっせと走っていたけれども、今更ながらカメハメハの次元の違いを思い知らされました。
勝ったデルタブルースは、道中五、六番手を追走し、最後の直線で前を行く馬を捕まえ、あっさり差し切るという王道のレースをして、確かに強い勝ち方ではあったのだけれども、なんといっても全体のメンバーが小粒というかショボく、レース自体も、なんとも不細工で、パッとしませんでした。
ぼくは、ハーツクライはいまいち信用できなかったし、コスモバルクはどう考えても3000向きじゃないと思い、だけれども「では何が勝つのか」となるとサッパリわからなかったので、結局馬券は買っていないのですが、正解でした。

参照記事:Yahoo!ニュース