はがきのおくりもの

 思い出したくなったら、ここに帰っておいで!!!
 元気を補給したら、顔を上げて、歩いて行くんだよ!

元気の補給

2008年06月19日 | 柿の木高校物語 2001

 元気が出ない。心のエネルギーが低下する。いつも元気でいられるわけではないが、教頭がしょぼくれていては職員室が暗くなる。心のエネルギーの補給路を確保する必要がある。
 授業、学級、部活動。教諭の頃は、生徒と接する場面が三つはあった。いずれかで生徒たちから元気を補給することができた。では、教頭が元気を補給できるのは、どんな場面か。
 教頭が学校において元気を得ることのできる相手は校長、教職員、生徒の三者。どうしたら彼らから元気を得ることができるか。
 河合隼雄氏によれば、「人間の心のエネルギーは、多くの『鉱脈』のなかに埋もれていて、新しい鉱脈を掘り当てると、これまでとは異なるエネルギーが供給されてくる」らしい。
 校長先生の学校経営理念を伺う。先生方の授業への思い、学級経営での工夫、部活動に熱心に取り組む姿などを見聞する。生徒と話す機会を作る。新しい鉱脈は沢山ある。もっと職員室から出て歩き回ろう。
 そんなことを考えていたら、青木匡光氏から近況記事などの便りが届いた。
 「ギブ・アンド・ギブに徹しよう」の一文が心に止まった。「心ある相手であれば、そのまま見過ごすことは決してない。むしろ自分の出来ることで必ず返球しようとするだろう」。相手から対価を得ようとしない。返球があったときは僥倖。ただ与えるだけで元気が湧いてくる。人間もいいもんだと思えてくる。
 ぷらいど創造通信を息子にも見せていると話してくれた先生。生徒会役員は教頭のファンだと教えてくれた先生。こんな本も面白いよと貸してくれた先生。沢山の返球があったことを思い出した。ギブ・アンド・ギブと元気を与え続ける。それが一番の元気の補給路であった。そういえば、青木氏はいつも笑顔と元気を分けてくれる。
 ふと、元気の補給路を探しているときが華かもしれないと気づく。危機や困難に遭遇すれば、元気など気にしていられない。やるしかない。出番が来るまでの元気探しと思えば、ゆったりと元気が満ちてくる。<2002.1.15>



 そうですね。元気の補給路が必要ですね。
 課長なんてものをやっている奥井はどんな元気の補給路を持っているんでしょうか。

 私にはこのブログが補給路になっているかな~?
 毎日40~60人の方が読んで下さっているようなので、頑張っていますが、ほとんどコメントがないのでやめようかな~と思うことも度々です。どこかに元気の補給路を見つけないといけませんね。

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