うたのちから 沖音協(沖縄県労働者音楽協議会)

働きながら音楽をとおして仲間つくりを行っています。
「つくり・うたい・ひろげ、つなぐ」日音協の沖縄県支部です。

2013連合平和オキナワ行動

2013年06月25日 | 活動報告

 毎年、6/23慰霊の日に合わせて、連合中央本部主催の全国平和行動のスタートを切る『2013連合平和平和オキナワ集会』が開催されます。沖縄県の条例では、「我が県が、第二次世界大戦において多くの尊い生命、財産及び文化的遺産を失つた冷厳な歴史的事実にかんがみ、これを厳粛に受けとめ、戦争による惨禍が再び起こることのないよう、人類普遍の願いである恒久の平和を希求するとともに戦没者の霊を慰めるため、慰霊の日を定める。」とあります。

 1945年6月23日に、第32軍司令官 牛島 満 中将 が自決した日をもって、組織的戦闘が終結したとされており、その日を慰霊の日とされています。
 沖縄戦において、豊見城の海軍壕で有名な「大田実海軍中将」は、『沖縄県民斯ク戦ヘリ』の惜別電文を打ち、玉砕前に戦後の沖縄県民に対して配慮の要望を記述したが、「牛島 満 中将」の最後の命令が「生きて虜囚の辱めを受くることなく、悠久の大義に生くべし」と、自分自身は、さっさと自決し、他の軍人には、最後まで闘うことを命
令した。鉄血勤皇隊や女子看護学徒隊、および日本軍と行動を共にした多くの県民が、この6月23日前後に、亡くなっている。
 もっと早く、降伏していたら、多くの命が助かっていたことだろう。

 毎年6/23には、糸満市摩文仁の平和記念公園において沖縄県、沖縄県議会主催の「沖縄全戦没者追悼式」が行われ、正午の黙祷などにより戦没者の御霊を慰めるとともに世界の恒久平和を願う沖縄県民の思いを世界に発信しています。 ことしは、自衛隊を軍隊にしたい 「安倍首相」をはじめ、防衛大臣や外務大臣も参加するそうです。
 沖縄に基地を押し付ける面々が何をしに慰霊の日に参加するのでしょうか。

 また同時に、沖縄県内に散在する各地の慰霊塔などでも一斉に慰霊祭が行われます。 写真の魂魄の塔でも、たくさんの県民がやってきて、その前で線香をたき、花を飾り、「清明祭(シーミー)」のように、重箱を広げる家族もいます。沖縄戦があったこの地に、広大な米軍基地の重圧を強いられ続け、さらにオスプレイまで配備される状況の中で、県民が慰霊の日で祈るは、基地のない平和沖縄です。 

 私は、6月23日の午前中、城岳公園にある二中健児の塔の慰霊祭に参加し、そのあと、対馬丸記念館を訪問、そのあと、『連合オキナワ平和集会』に参加しました。

 『連合平和オキナワ集会』では、
沖縄に、全国から約1500名の連合傘下の組合員が結集し、沖縄米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本的見直し実現に向けた決意を確認します。

 

『2013連合平和平和オキナワ集会』の最後に行われる、6月24日の県民広場の屋外集会のアトラクションに、沖音協メンバー5人で参加しました。今月からニューフェースの浜元さんがステージデビューしました。
 時間の関係で、用意した曲、全部できなくて残念でしたが、集会参加者が、平和歌集を見ながら聞いていました。
 曲は、「ニライの海」「フェンスの中の沖縄」「沖縄に基地はいらない」「あたりまえの地球」「ヒューマン・ライツ」です。
 7月からは、嘉数さんも復帰します。 ますます充実する、沖音協です。


日音協沖縄行動に参加して(秋田県支部・佐藤正和)

2013年06月14日 | 活動報告

 日音協機関紙に、今回の沖縄行動の参加者の感想がのっています。その中から、秋田県支部・佐藤正和さんの感想を紹介します。

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沖縄行動に参加した。5月15日、秋田県横手市から夜行バス23時40分に乗り込む。替えのパンツを忘れてコンビニで購入するが適サイズ外のMとLLだったというあわてぶり。 5月16日14時、雲で視界の効かない沖縄・那覇空港に着陸。梅雨入りしている。使い古されている表現だが私にはやはり哀しい沖縄の魂が流す涙としか思えない。 20年近く前に音楽サークルの取り組みの中で「りゅう子の白い旗」という儀間比呂志作版画絵本と「さとうきび畑」寺島尚彦作詞作曲という歌で構成した簡単な作品をつくるところから沖縄に関心を持ち始めた。 96年に普天間基地の整理・縮小の県民投票があった年9月、その空気を吸いに一人で沖縄に来た。そしてはたらくものの音楽祭の沖縄開催時。今回は3回目の訪沖となる。

 今回の参加の動機としては、小山市祭典に於ける宮城こういちさんの「フェンスの中の沖縄」を直接聞いた事によるものが大きい。 行動参加に当たって、サウンドデモをするからには楽器持参、暗譜でなければと構えた。が、ズルズルとしてその準備が出来ずじまい。日程が迫る、で決心が鈍る。では来年?と思い直して、今回は歌う事に専念し、歩く事で沖縄の心を身体に刻み込もうと決めた。 平和行進。荷は手提げバック一つで傘も雨合羽の準備も無い。17日は午前中、那覇市役所より南コース(9・8㌔)を歩く。帽子と薄地のウインドブレーカーで凌ぐ。

18日は沖縄市より7・4㌔を西コース。午前中をサウンドデモ。「アンプマン」と化す。音楽と運動そのもの。 送り出し演奏は3日間行いました。西コースと東コースの北中城村、いづれも役所前広場。デモ隊の顔ぶれは変わり新鮮。反応も微妙に違う。実は小さなタンバリンを準備してきたのだが「佐藤には叩かせない方がイイ」と取り上げられ、取り上げた人からも音が途絶えたので、「どうしたの?」と聞いたら「うるさいと言われた」と。

 本格的ドラムがいい効果。それにギター・ベース・アコーディオン。出発のタイミングにピッタリ合わせて演奏開始。曇り空を破るようで、気持ちがいい。 沖音協と交流を兼ねたファイナルステージ(宮城こういちさんのところ)でのミニコンサート。みなさんのていねいな声の出し方、楽しげな演奏に関心。私なぞはほうりっぱなしでぞんざいな自分の発した音に情けなさを感じた次第。

 残念だったのは集中するべく県民大会での日音協企画演奏に参加出来なかったこと。緊張感のある練習には加われてよかったのですが。 最後になりますが、準備をされた日音協事務局と沖音協の皆さん、そして一緒に参加したみなさん。そしてそして、宮城こういちさんに、このような機会を与えていただいて感謝しています。 沖縄からの帰り〝祭りの後の・・・〟を感じました。 笑われそうですが、来年は準備万端で、参加します。

(秋田県支部・佐藤正和)


 


「普天間基地ゲート前でゴスペルを歌う会」参加報告

2013年06月03日 | 活動報告
沖音協事務局次長の yasu さんは、職場が普天間基地ゲートに近いこともあり
いろいろなゲート前の行動に参加しています。
メールにて、「普天間基地ゲート前でゴスペルを歌う会」に参加した状況の報告があり
ましたので、ブログでも紹介したいと思います。
 
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いつもお世話になっています。
 
毎週月曜日の夕方に普天間基地野嵩ゲート前で
ゴスペルを歌い、オスプレイ配備撤回、普天間基地閉鎖を
訴える会があり参加しています。
 
 
主催者がたまたま私の同僚の旦那さんで
平和行進の際に琉球新報にとりあげられた
「平和の日々とりもどそう」の話に興味を
もっていただき、今日の集会で紹介して私が歌いました。
(今日は40名くらい参加)
 
「胸にジーンときた」と言ってくれて来週から皆で歌うことになりました。
(事後報告ですみません)
 
来月にも、ここにまたオスプレイが12機追加配備されます。
このうたで皆の心が穏やかになったり、勇気づけられたらと思います。
また報告します。
                          沖縄県支部 yasu
 
「平和の日々とりもどそう」
 
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連合沖縄平和集会

2013年06月02日 | お知らせ

 毎年、慰霊の日に合わせて、連合中央本部主催の全国平和行動のスタートを切る『2013連合平和平和オキナワ集会』が開催されます。沖縄に、全国から約1500名の連合傘下の組合員が結集し、沖縄米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本的見直し実現に向けた決意を確認します。

 連合メーデー集会のアトラクションに参加したことから、今回の『2013連合平和平和オキナワ集会』の最後に行われる、6月24日の県民広場の集会において、平和の歌を歌ってくれとの依頼が、連合沖縄から沖音協にありました。

 その練習を、6月8日(土)13:00から、那覇市職労の事務所で行います。沖音協のメンバーは、参加をお願いします。