うたのちから 沖音協(沖縄県労働者音楽協議会)

働きながら音楽をとおして仲間つくりを行っています。
「つくり・うたい・ひろげ、つなぐ」日音協の沖縄県支部です。

今日よりも、よい明日をつくるのが文化

2012年06月14日 | 活動報告



 今年の4月に沖縄県支部に入会したての泰です。90年まで全逓にいました。今は老人病院で認知症を患う沖縄のオジーやオバーの記憶を紡ぐことで「心穏やかに」暮していただく作業療法というものを生業にしています。小さな病院で組合組織も無いのですが、組織的な平和行進には2日間、個人で3日間をかけて沖縄本島を祈りながら縦断しました。心を引き裂かれるような基地被害、戦争の痛みの記憶がここには日々存在します。だから変わらず平和への願いを歌い続けている日音協の皆様との再会はとても心強かったです。平和行進の最中も、歌と伴奏で行進団を励まし続ける日音協のメンバーの力強い後ろ姿に、沖縄支部前会長の宮良さんのアコーディオンの伴奏と共に島中で歌い行動したことを思い出しました。あのころ『沖縄を返せ』という本土復帰を目指す活動の中で歌われ歌詞を私たちは『沖縄に返せ』と変えて歌っていました。でも主語が誰で、誰に対して歌っているのか心に落ちてきませんでした。平和行進でフェンスの側を歩いてみて改めて変わらない基地、そして痛みの記憶を実感しました。今回も歩いてみて私自身の、沖縄の未来への迷いは解決できませんでしたが、仲間と私達の歌の存在は実感できました。印牧(カネマキ)さんだったと思いますが、昔参加したはたらくものの音楽祭で「今日よりもよい明日をつくるのが文化だ、だから文化は本質的に平和を目指すものになる」というような内容のことを最後の挨拶で話されていたと記憶しています。平和を求める活動の側に、仲間と、それをつなげる歌がある。それを再び思い起こさせてくれた平和行進支援行動でした。多謝。


第45回はたらくものの音楽祭in小山

2012年06月10日 | 活動報告

第45回「働くものの音楽祭」に沖音協メンバーで参加しました。

日時:平成24年6月9日(土)~10日(日)

会場:栃木県小山市立文化センター小ホール

 沖縄からは、山城会長、平良さん、嘉数さん、わたし(泰)

 そして、スポットライトにゲストで みやぎこういちさん

 中年おやじ5名が参加。

 山城会長は、演奏だけでなく運営スタッフとして照明を担当しました

。 

 上の写真は沖縄メンバーの「しょういちバンド」

 震災後の日本復興のエネルギーを前向きにうたう

 オリジナル曲「ニッポンまだまだすてたもんじゃない」を 

 熱唱しました。

 

 

 この写真は舞台裏の出待ち風景-緊張感と一体感がいい感じ
  

 ゲストとして招かれた、みやぎこういちさんは

 「うたをうたおう」「グッバイアメリカ」「フェンスの中の沖縄」の3曲をうたいました

 URLクリックすると 見れます。 彼は、「アメリカがほんとの友だちなら対等だよね

『悪いことしたら それは悪いよ』って言い合えるのがほんとの友達だよ」と語るように

 うたいはじめます。

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