うたのちから 沖音協(沖縄県労働者音楽協議会)

働きながら音楽をとおして仲間つくりを行っています。
「つくり・うたい・ひろげ、つなぐ」日音協の沖縄県支部です。

2016はたらくものの音楽祭 IN久慈

2016年12月23日 | 活動報告

第49回はたらくものの音楽祭 は、11月19日(土)、20日(日)日程で、岩手県久慈市のアンバーホールで行われ、会長の山城さん平良2人で初日(土)の最後に、沖音協として出演しました。


発表曲は、「沖縄を返せ」→「座り込めここへ」→「春よ」
沖縄と東北の連帯、仲間との団結をテーマに選曲しました。

「沖縄を返せ」は、復帰闘争のときに本土の仲間が作った曲です。個の歌詞の中に出てくる「民族」ということばは、作詞者からすると大和民族をさすと思われます。このうたは、誰が歌うかどこで歌うかで違った意味合いが出てきます。大阪府警が沖縄県民土人発言そしてそれを擁護する発言を見ると、大和民族の沖縄視観が改めて表明されているわけですが、アメリカに取られた植民地沖縄を大和に返せとも読み取れます。(作詞者は仲間ですからそうした意味でないと思いますが、そう思っている大和人が多いのではということです) 沖縄では、この「民族」を沖縄人をさすという意味でとらえていますが、「民族」が何をさすかが具体的に書かれていない以上、歌詞中の「民族」を「県民」にかえています。ここでいう「県民」は、沖縄に住んでいる沖縄人および移住者をさすと解釈されます。そして、「沖縄を返せ、沖縄に返せ」と...締めくくります。

「座り込めここへ」は今村一男さんが30年以上前につくり、沖音協の仲間YASUさんが、辺野古闘争現場や高江闘争現場で歌いだし、現在、全国の様々な場所で歌われている闘争の歌です。今度、日音協でCDも作成され、会場内で先行販売されました。

「春よ」は、秋田の桜庭智英さんが2010年ごろにつくった曲で、日音協ソングにも入選しています。

初日終了後の懇親会で、「座り込めここへ」をつくった今村さんとはなしをするきかいもありま

 


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