気象台も「過去に経験のない台風」と警報を出すほどの台風が続き、今も街路樹や信号も折れたり曲がったりしたままの沖縄です。
日米両政府は、県民の声を無視して、世界一危険な住宅密集地にある普天間基地に欠陥機オスプレイ配備を強行しました。しかし自然発生的に市民による普天間基地の全ゲート封鎖という平和行動が起こり今も沖縄は大きな風が吹き荒れています。私も職場が基地のすぐ隣ということもあり、封鎖に参加。武装する米軍と直接対峙し、ぶつかり合うという非日常的な経験もしました。そんな中、日音協の皆様からメッセージをいただき、平和への思いを同じくもつ仲間の存在を心強く感じました。ありがとうございました。
このような厳しい中にも今月は、うれしいニュースもありました。5月の沖縄平和行進の日音協オキナワ行動で一緒に舞台にあがった歌の仲間、本村さんと新垣さん2人が、結婚しました。ほんと素敵なナイスカップルです。また、今回、那覇市上下水道局で働く安里睦(あさとちかし)さんが、沖音協の加入の意思を示しました。
自然の台風にも、日米両政府の暴風にも、仲間の団結で跳ね返すために、「絆を深め合う第2回沖音協合宿」を、10月20日、21日の1泊2日で、海の綺麗な恩納村のペンションで行いました。みんなで、新しい歌を覚え練習し、夕食交流では、日ごろそれぞれが大切にしている歌を披露しあい、これからのそれぞれの生活や活動での決意表明をしました。
下の写真は、9月に入籍した新垣さんと本村さん、テレながらの報告です。
本村さんは、年明けの浦添市議選挙に立候補を予定しています。
沖音協に入会を決意した、安里睦(あさとちかし)さん,
公演レビュー目指して特訓中です。
合宿参加メンバー
写真撮影の安里さんを入れて8人が参加
取り巻く情勢は、ますます厳しくとも、信頼する仲間の存在は、逆風の中でも背中を支えあい、ときには押してくれています。活動をすることにより、仲間の輪の広がりも感じています。それが、文化の力でしょうか。