うたのちから 沖音協(沖縄県労働者音楽協議会)

働きながら音楽をとおして仲間つくりを行っています。
「つくり・うたい・ひろげ、つなぐ」日音協の沖縄県支部です。

新しい仲間も参加、第6回沖音協合宿 

2016年10月30日 | その他

 はいさい! 日音協はたらくものの音楽祭in久慈をまじかに控え、第6回の沖音協合宿を、10月29日~30日の日程で、恩納村のコテージを借りて行いました。
 合宿は、仲間どうしの「絆を深める」ということをテーマにしています。今回は、新メンバーのファミリー参加も含め13人の参加でした。講師として、沖音協がいつもお世話になっています、「みやぎこういち」さんも参加しました。
 はたらくものの音楽祭で発表する、「沖縄を返せ」→「座り込めここへ」→「春よ」の音合わせをしながら練習しました。この3曲にしたのは、沖縄と東北、闘い、仲間の団結を考慮したうえでストーリーを考えてのことです。 

「沖縄を返せ」は、復帰闘争のときに本土の仲間が作った曲です。個の歌詞の中に出てくる「民族」ということばは、作詞者からすると大和民族をさすと思われます。このうたは、誰が歌うかどこで歌うかで違った意味合いが出てきます。大阪府警が沖縄県民土人発言そしてそれを擁護する発言を見ると、大和民族の沖縄視観が改めて表明されているわけですが、アメリカに取られた植民地沖縄を大和に返せとも読み取れます。(作詞者は仲間ですからそうした意味でないと思いますが、そう思っている大和人が多いのではということです) 沖縄では、この「民族」を沖縄人をさすという意味でとらえていますが、「民族」が何をさすかが具体的に書かれていない以上、歌詞中の「民族」を「県民」にかえています。ここでいう「県民」は、沖縄に住んでいる沖縄人および移住者をさすと解釈されます。そして、「沖縄を返せ、沖縄に返せ」と締めくくります。

「座り込めここへ」は今村一男さんが30年以上前につくり、沖音協の仲間YASUさんが、辺野古闘争現場や高江闘争現場で歌いだし、現在、全国の様々な場所で歌われている闘争の歌です。今度、日音協でCDも作成され販売の予定もあります。

「春よ」は、秋田の桜庭智英さんが2010年ごろにつくった曲で、日音協ソングにも入選しています。 今回は久慈大会、沖縄と東北の連帯、仲間との団結をテーマに選曲しました。

 この3曲を6分になるように歌をつなげていきたいと思います。

 講師の「みやぎこういち」さんからは、『昌史は歌よりも喋りで思いを伝えたほうがうまく伝わるんじゃないの』 悩ます講評がありました。

 

 11月は、「はたらくものの音楽祭」「那覇市役所職員音楽祭」、12月は「日音協総会」「笑顔笑顔のクリスマスコンサート」「総会・望年会」の取り組み確認も行いました。

  忙しい職場に配属され、合宿とは名ばかりの状況ですが、一番の目的である「仲間の絆」は固まったと思います。事前準備などは若い仲間にお願いし、完ぺきにやってもらいました。どうもありがとうございました。

 来年は、沖音協30周年です。 仲間つくりを大切にしながら、音楽運動を継続するための議論をしていこうと思います。

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