うたのちから 沖音協(沖縄県労働者音楽協議会)

働きながら音楽をとおして仲間つくりを行っています。
「つくり・うたい・ひろげ、つなぐ」日音協の沖縄県支部です。

2014年 うたのちから 沖音協総会報告

2014年12月29日 | 活動報告


沖音協(日音協沖縄県支部)総会 2014.12.27 活動報告

 沖縄県労働者音楽協議会(略称:沖音協)は、日音協沖縄県支部として、1987年の4月に、沖縄で初めて行われた第1回嘉手納基地包囲行動に合わせて4月に結成されました。また、2011年11月5日(土)に沖音協の再建総会が行われ、年間を通しての活動が行われて、満3年がたちました。
...
① 2013総会忘年会 2013年12月21日 銘苅のカラオケスナックで行いました。

② 第5回 笑顔笑顔のクリスマスコンサート 12月22日(日) 小一バンド、m&m 参加

③ 2月11日(火) 「高江サウンドパレード&県庁前Picnic !」 高江から ゆしりてぃちゃ~びたん!(寄りあつまってきました!) があり、沖音協として参加しました。

④ 那覇の国際通りトランジットモール路上ライブ
 2/23、6/8、9/14
「奇跡の1マイル」といわれ発展した国際通りを、世代をつなぎ、再度音楽をとおして活性化させようと、「国際通り県庁前商店振興組合」に沖音協も協力し、今年は3回実施されました。
常連:「みやぎこういち」「ヨシモトケンジ」、「カールテックス」「小一バンド」「m&m」

⑤  第4回脱原発オキナワ平和コンサート 3月9日  フクシマと連帯して脱原発・反基地を訴える場として活用することを目的とし、国際通りトランジットモール(守礼堂前)で行いました。出演したのは、沖音協加盟の「m&m」、「小一バンド」および賛同者の「カールテックス」「バディー」「ヨシモトケンジ」の5組のバンド及び個人でした。

⑥ 映画「標的野村」普天間上映会 4月12日 沖音協から、泰、山城、平良が実行委として参加し、毎週実行委員会を開催しました。沖音協は、当日、平和の歌を歌いました。プロジェクトオーのメンバーや多くの市民活動家と連携しました。

⑦ 5・15平和行進、日音協沖縄行動 5月16日~18日  今年で5回目となる、沖音協と日音協による5・15平和行進の取り組みは、最終の県民大会でのアトラクションをすべて任され、力を入れました。構成詩にも力を入れ『沖縄から反基地運動のうねりをつくり、護憲勢力の結集を!』を作り上げましたが、大雨で、残念ながら演奏はストップとなりました。

⑧  はたらくもの音楽祭in札幌 6月21日(土)~22日(日)  山城、平良、安里、嘉数、泰の5人が参加しました。沖音協、自治労音協、沖縄行動特別発表 に参加しました。

⑨ 絆を深め合う第3回沖音協合宿 9月27日、28日 8人が参加し、第一講座 宮城さんが作詞作曲した「奇跡の1マイル」の全体練習のあと、第2講座は、各グループや個人の持ち歌を披露しながら、宮城さんの指導と講評を受けました。

⑩  第6回笑顔笑顔のクリスマスコンサート 12月21日(日) 今回から沖音協が事務局を担い、実行委員会方式で行われました。愛心学園や少林寺拳法、新たなバンドなど9団体が参加しました。
⑪ 選挙闘争連帯活動日 1月の名護市長選挙に始まり11月の県知事選挙・那覇市長選挙まで路上PR活動や集会でのアトラクションに参加しました。

⑫  宣伝活動  沖音協ブログ「うたのちから」およびFB沖音協にて、活動報告を全国に発信しています。その中から、何度か日音協の機関紙「音楽運動」でも紹介されています。

⑬ その他  東京で行われる、オスプレイ配備への中央抗議集会や反原発金曜行動などに、泰さんや山城さんが連帯参加しています。

広がりを目的に月に一度のカラオケモアイを行っています。また、小一バンドは、独自の活動も行っています。泰 真実さんは、辺野古ゲート前の座り込みや各市民団体と連携した取り組みを行っています。

知念副会長が参加しやすい南城市での取り組みや辺野古ゲート前での定期参加は、実現しなかったことは反省します。
 
 
2015沖音協  活動方針及び 予定

日音協の方針に基づいて活動をすることを基本に、働きながら音楽をとおして「つくり・うたい・ひろげ、つなぐ」 仲間の輪を広げていきます。沖音協は、バンドや音楽サークルおよび個人会員の協議会とし、「小一バンド」「マーメイドG.S.」「m&m」の3バンドの活動と、沖音協としての活動を話し合いながら、進めていきます。モアイで意見交換をしながら、定例練習や活動を行います。 

1月 旗開きでの演奏など
3月11日(水)前後 第5回脱原発平和コンサー...ト(屋内ライブ)
4月 第3回 那覇市役所職員文化・音楽祭
  (実行委員会主催、市厚生会・市職労後援)
5月 メーデー、5・15平和行進日音協沖縄行動
6月 はたらくものの音楽祭(13~14日)佐賀市
6月 連合平和オキナワ集会(23日前後)
10月3、4日  絆を深め合う第5回沖音協合宿(場所:恩納村)
12月 第7回 笑顔笑顔のクリスマスコンサート
(那覇市国際通り県庁駅前商店街振興組合主催)
12月  冲音協総会
 ※トランジットモール路上ライブに協力する
 ※定例路上発表を予定する。(メインプレス前など)

会費について  沖音協の年間会費を2千円とします。

役員体制 について
 会長:山城文雄  副会長:知念昭則、平良彰一
 事務局長:平良昌史 副事務局長:YASU 会計:嘉数正光 
 
引きつづき「語りつぐ沖縄平和の会」と合同の忘年会を行い、今後の連携を確認しました。

2014年第6回笑顔笑顔のクリスマスコンサート、愛心学園のマーチングがすごい

2014年12月23日 | 活動報告
 
 
第6回笑顔笑顔のクリスマスコンサート
 日時 2014年12月21日(日)午後1時00分~
 場所 那覇市パレット久茂地前クリスマス広場
 

 
 
このコンサートは、沖音協のメンバー平良彰一さんが、国際通りでベロタクシ―を運営しているNPO法人の江洲さんと2人が中心で、那覇市国際通り県庁駅前商店街振興組合と連携し、①中心商店街の活性化アピール ②はたらくものの音楽活動の発表の場を作る目的で、5年前に初めて開催して以来、毎年12月に開催してきました。
 今年からは、ろうきん推進委員会が運営主体から実行委員会形式に変更し、国際通り商店街青年部と沖音協が事務局を担い、手作りの屋外コンサートにしようと、準備を進めてきました。
 
 

 沖縄県知事選挙から解散総選挙とあわただしい時期ではありましたが、実行委員会は3回開催し、①予算は、県からの補助金、労金からの広告料、那覇市職労からの協賛金の確保予算を確保 ②機材関係は、「カールテックス」の宮城さん、沖音協、商店組合の機材をそれぞれ持ち込むこと ③出演団体は前年度の参加グループに呼びかけることと新しい参加グループも探し出しお願いすること などを確認し、点検しながら進めました。

  

番目の出演は、那覇市首里鳥堀町にある愛心学園の子供たち30人によるマーチングです。第6回笑顔笑顔のクリスマスコンサート(12月21日(日))

愛心学園は、首里弁ヶ岳のふもとに産声を上げ、35年になります。教育目標は、心身ともに健やかで感性豊かな成長を願い、「心身一如(しんしんいちじょ)」の教育を目指しています。
特色として、音体教育、漢字教育、英語で楽しく を取り入れ、子ども達の素晴らしい才能をはぐくんでいます。

沖縄No1を誇る、子供たちの演技は、大人顔負けの演技でした。
演奏終了後に子供たちには、お菓子をプレゼントしました。
よろこんでくれたかな~!

2番目の出演者は、今回初参加、沖縄海邦銀行軽音楽倶楽部の皆様です。会員は、15人いるとのことですが、年末に向けて忙しい時期に何とか参加できる3人で参加したとのことでした。懐かしフォークを中心にしっとりと歌ってもらいましたが、ハウリングの関係で音響を大きくすることができなかったのが残念でした。

 

3番目の登場は、「igniter」の3にんです。バンド名は、英語で火をつける着火器という意味で、心に火をつけるのが目標です。

ギター 阿良克磨、ピアノ 金城正悟、ドラム 阿良克朗で、2014年8月結成、楽曲は3人の持つ音楽性をそれぞれの感性を織り交ぜ、生み出し、県内を中心に活動を展開、呼ばれたらどこでも行くそうです。

甘いスウィートな歌声でした。

 

4番目の登場は、「カールテックス」の皆様です。いつもは3人で協力いただいていますが、今回は、5人のフルバンドで参加していただきました。リーダーのアキラさんが、音響機材も提供してもらっています。
 カールテックス とは、復帰前のガソリンスタンドの代名詞です。ボーカルのNAOさんは、キッスばりのめいくをしていました。ポップスの熱唱に、通行人もしばし立ち止まって聞いていました。相変わらずの人気です。路上ライブでは、上手なほど立ち止まる人は多くなります。

沖縄民謡は那覇市役所の「ちんだみ会」と、国際通りわしたショップの職員「儀間 一」さんの1グループと個人が参加しました。
 沖縄民謡は観光客も立ち止り多くの観客が聞いていました。

 

私は、「m&m(まさし&もりみつ)」で出る予定でしたが、相方が風邪をひいて出れなくなりました。急きょ、沖音協会長の山城文雄さんにお願いして出てもらい、沖縄戦から今にかけての沖縄をうたった「ニライの海」、人の絆をうたった「手と手」、核のない世界を願う「あたりまえの地球」、自分たちの運動と仲間の絆をうたった「オン ザ ロード」の4曲を歌いました。山城さん、急なお願いを聞いていただきありがとうございました。

 

  今回は、9グループの参加ですが、そのうち 1 愛心学園、2海邦銀行軽音楽倶楽部、3 IGNITER 7 儀間 一 の四グループは初参加でした。これまでの路上ライブの取り組みで、バンドネットワークの構築が出来つつあります。2015年も、沖音協のメンバー平良彰一さんと那覇市国際通り県庁駅前商店街振興組合の江洲さんと2人が中心で、国際通りトランジットモール路上ライブを年4回開催することとしており、沖音協も取り組みに協力していきます。