うたのちから 沖音協(沖縄県労働者音楽協議会)

働きながら音楽をとおして仲間つくりを行っています。
「つくり・うたい・ひろげ、つなぐ」日音協の沖縄県支部です。

9月14日(土)「さようなら原発集会(亀戸中央公園)」

2013年08月28日 | お知らせ

日音協としての取り組みの協力依頼がありましたので、お知らせします。

9月14日(土)の「さようなら原発集会(亀戸中央公園)」に参加して、うたいましょう。
たまたまこの日、東京近くに出かけるひと、そして、積極的に、自費で東京の大きな集会で反原発を叫びたい、うたいたい、という方、ご協力をお願いします。


9月3日のさようなら原発1000万人アクション実行委員会が終わったら、詳細の連絡が来ます。

●再稼働反対!9.14さようなら原発大集会in亀戸
 日時:9月14日(土)11:00~
 場所:亀戸中央公園(東武亀戸線「亀戸水神駅」2分、JR「亀戸駅」「平井駅」15分)


「絆を深め合う第3回沖音協合宿」

2013年08月25日 | 活動報告

  基地被害で苦しんでいる沖縄県民に、日米両政府は、県民の声を無視して、世界一危険な住宅密集地にある普天間基地に欠陥機オスプレイ配備を追加強行し、連日、労働団体、市民団体の波状的な抗議行動が、普天間基地のゲート前で、あるいは、宜野湾市役所前で行われています。

そうした中、第3回の合宿を行いました。(初期に一回行っています。、昨年が再建して一回目、通算で3回目となります)

 沖音協10人の会員の中で、8人が参加しました。女子の参加がなくて少しさびしいです。場所は、恩納村のなびービーチ、宿泊は、近くのホテルです。合宿といっても、まだまだ名ばかりで、「絆を深める」ということをメインテーマにしています。

合宿第一講座は、10月の「はたらくものの音楽祭」にむけて、舞台発表を行う「平和の日々をとりもどそう(沖縄に、日本に軍隊はいらない)」の練習です。今回、はたらくものの音楽祭に参加するのは、山城、浜元、平良昌史、泰の4人で、この歌は、泰さんのお気に入りで、普天間基地野嵩ゲート前の「ゴスペルを歌う会」といっしょに歌っているそうで、沖音協としても、ぜひ歌いたいことで、みんなで練習しました。

続いて第二講座は、日音協ソングとして申し込みをした「ニライの海」を、全体練習を行いました。この曲は、沖音協初期(1990年ごろ)に、泰さんが作った詩に、冲音協副会長の知念さんが曲をつけたものです。1番と2番しかなかったのですが、私(平良)が3番の詩をつけて、今年の、5・15平和行進県民大会の舞台で発表しました。モット、全国に広げたいので、今回日音協ソングに申込みしました。それを、冲音協の持ち歌として、しっかり練習しました。

2つの講座が終わった後は、それぞれの発表会を行いました。

そばで聞いていた女性が、手を叩きながら聞いていました。子供が、「あの人たちプロ?」と、そばのお母さんに聞いていました。お母さんが何て答えたかは聞こえませんでした。 日が暮れた後、ホテルに移動し、夜遅くまで交流しました。

交流会では、それぞれの想いと政治の現状を変えるためにいろいろな意見が出されました。出された意見を一つ一つ整理しながら、具体化していきたいと思います。夜食のラーメンを食べて、合宿は終了しました。

 、新しい歌を覚え練習し、夕食交流では、日ごろそれぞれが大切にしている歌を披露しあい、これからのそれぞれの生活や活動での決意表明をしました。

 


8・23オスプレイ反対断食座り込み 終結夕べのつどい

2013年08月22日 | お知らせ

 

太平洋高気圧が、日本を覆い、台風は北上できず、八重山方面に被害が集中しています。被害にあわれた皆様に、お見舞い申し上げます。

日米両政府は、県民の声を無視して、世界一危険な住宅密集地にある普天間基地に欠陥機オスプレイ配備を追加し、泰真実さんは、連日抗議行動に参加しています。頭が下がります。 8月23日(金)は、宜野湾市役所前で、ハンガーストライキをしている市民の激励行動を一緒に行うことにしています。

泰さんは、「すてきな方々と一緒に、平和を祈り、歌いましょう」 と、下記集会への参加を呼び掛けています。

オスプレイ反対断食座り込み 終結夕べのつどい
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日時8月23日(金) 午後7時~8時15分
場所 宜野湾市役所前...

出演 海勢頭豊さん
島袋艶子さん
知花賢招さん
ダンスパフォーマンス

野嵩ゲート前集会(平和運動センター主催)のあとは
ぜひ市役所前でハンストのテントへよって心をひとつ
うたを歌いましょう!

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翌日、8月24日(土)~25日(日)は、自然の台風にも、日米両政府の暴風にも、仲間の団結で跳ね返すために、

「絆を深め合う第3回沖音協合宿」を、恩納村のビーチおよびホテルで行います。参加者は、男性8人の予定です。

 みんなで、新しい歌を覚え練習し、夕食交流では、日ごろそれぞれが大切にしている歌を披露しあい、夜明けまで、

絆を深める予定です。楽しんだな~!


歴史を学ぶ、歴史に学ぶ(中国平和の旅に参加して)

2013年08月21日 | 近況報告

 

前事不忘後事之師  那覇市職労 平良昌史

沖縄は、琉球王国としての歴史、琉球処分と皇民化教育、悲惨な沖縄戦、米軍政による人権侵害、島ぐるみ闘争で平和憲法のもとに帰ることを目指した復帰運動、そして、復帰を実現したものの、平和憲法の上に日米安保条約があり、米軍基地を沖縄にだけ押し付ける日米両政府と沖縄の負担軽減に関心を示さない日本国民、私自身の、日本人・沖縄人としてのアイデンティティが揺れているなかでの、「第2次侵略を心に刻み語り継ぐ平和の旅」への参加でした。この旅は、平和友好祭運動の一環で、自治労有志の取り組みとしては22回目、自治労・日教組としては、2回目の取り組みで、私は、2つあるコースのうち、東北コースを仲間13人と周り、731部隊、南京大虐殺事件、平頂山事件などの日本軍の鬼畜の所業や、遺棄毒ガスで新たに被毒者になった人や、平頂山事件幸存者の胸を打つ証言を聞きました。

 人間は、だれでも組織の一員として、命じられるまま、非人間的な行為を行います。日本軍に限らず、ナチスドイツがユダヤ人に行ったこと、米軍が原爆を広島・長崎に使用したこと、教祖の指示を忠実に守り、サリンを作成し、多数の日本人を殺傷した人もいます。「国のため天皇のため」が、「教団のため教祖のため」にかわるのです。こうした、一つ一つの歴史的な事実とその背景を調査研究し、歴史の真実を直視し学ぶことが、今でも起こっている、国のため、組織のため、教祖のため、会社のための組織犯罪の防止のために必要なことだと思います。しかし、日本だけが国として、真実の解明を行わず、国が認めた残虐行為にさえ、被害者が望む対応をせず、歴史修正の妄言を吐く国の指導者たち。こうした日本の対応に、危機意識を持ち、残酷な事実を思い出したくない、人に知られたくない個人の感情を吐露せざるを得ない状況に追い込み、そして、その残虐な罪を犯した加害国日本の、私自身も国民のひとりであるということが私を戦慄させました。 

 日本が、事実を隠蔽する体質、再発防止に及び腰で、責任を取らない組織であることは、昔も今も変わりません。中国は、日本軍が行った鬼畜行為を、国としての過ちであり、加害者である軍人たちを温かく包み込み、残虐行為を悔い改めさせ、人間に帰る手助けをしました。そして、中国は、日本と平和的共存と中日友好を国の方針としてあげています。

 日本が泥沼の戦争に突き進んだのは、世界的な経済恐慌の中でした。一昔前に起こった経済問題は、いまも、現実に起こっています。資本主義社会である以上、業病として起こっています。日本は、貧富格差の増大するなか、少子高齢化が進み、さまざまな制度が見直しを迫られ、中国、韓国との領土問題、歴史修正主義者と排他的なナショナリズムの台頭、憲法9条を改悪し、戦争が出来る国つくりを進める安部政権に対し、仲間を大切にし、護憲勢力を再結集させ、日本から逃げることをせず、この国で生き、この国を良くしていく決意を固めました。