今日は▲兜山を選択した。
途中で以前に登った▲鈴ヶ岳への道と別れて、林道を進むと終点付近が登山口になっていた。
[▲兜山への鍋床登山口]
[▲鈴ヶ岳方面だろうか?]
連休中の5/5子供の日でも、ここまで来るとさすがに静かである。
それでもすぐ後ろに一台のクルマが付いてきた。
地元の山好きの若者だったが、少し話して先に出発してもらった。
しばらく進むと、まずはピンク色のツツジが見られた。
次いで、今の時期にはシャクナゲが出てきた。
[咲きだしたシャクナゲ]
[真っ白なキクザキイチゲ]
だんだんと林相がブナ林に代わって来た。
隣の▲鈴ヶ岳も見事なブナ林があった記憶がある。
[ここのブナ林もいい感じである]
足元には、ピンク色のイワウチワが現れてきた。
[春の訪れを告げるピンク色のイワウチワ]
[若い樹林のブナ林]
次第にブナ林には、奇形ブナが目立ってきた。
[登山道途中の木々の隙間からは、4/10に登った▲鞍掛山らしい山が覗く]
そして何より素晴らしいのが、ブナ林の林床に散らばるイワウチワの群落の見事さである。
ここのイワウチワは、その花びらの大きさに驚かされた。
[よく目立つ、濃いピンク色のイワウチワ]
[ここの登山道は、正にイワウチワロードである]
[イワウチワが導く登山道が続く]
[ヤマザクラもちょうど見頃だった]
途中で、早くも下山にかかった先発の若者と会った。
[新緑のブナ林が清々しい]
長く続いたイワウチワロードが終わり、しばらくして残雪が残った▲兜山山頂に到着した。
[残雪残る▲兜山山頂]
山頂からは、白山方面の展望と▲加賀大日岳の一部が望まれたが、やや展望には乏しい感じである。
[木々の向こうに▲加賀大日岳が見える]
この山の持ち味は、やはりシャクナゲやイワウチワに代表される春の花々とブナ林だろう。
[しばらくして一人の若い美人ライダーがやって来た▲兜山山頂]
彼女と話すうちに、一週間前の九頭竜湖付近のトンネルで見かけたバイク事故の当事者と知り合いであることが分かった。
事故の当事者は、彼女の知り合いの知り合いらしいが、あの事故で亡くなったらしい(;_;)/~~~。
以前から荒っぽい運転だったという。
狭い退屈な山頂で、しばらく話相手になってもらった。
[山頂から見える付近の高山は、まだまだ残雪が多いようです]
[残雪タップリの白山方面の眺望]
[山裾を走る積雪道路は白山スーパー林道だろうか?]
その後はやって来る登山者もなく、登山道両側に咲くイワウチワを撮影しながら、ゆっくり下った。
五月の連休最中に、これだけノンビリ登山が出来るとは、さすが里山であります。
[登山道の両側に、ところ狭しと散らばるイワウチワ]
下山後は三たび大野市の「あっ宝んど」で入浴後、大野市役所の観光駐車場で車中泊にしました。
連休も終盤に入り、そろそろ南下する予定です。