0909(水)上川町〜
明日から週末まで、道内の天候が崩れる予報なので三日連続になるが、週末からマイカー規制に入る前に銀泉台に行って、日本一早いと言われる大雪紅葉登山をすることにしました。
長い未舗装林道の終点近くになって、前方に見事に紅葉した山肌が現れたので、停車して撮影した。
〈クルマの前方に現れた山肌の紅葉〉
縦走者のクルマが数台停まっている駐車場に到着した。
最初の登りで右側に見事に紅葉した山肌模様が現れた。
今後は、黄緑色をした木々が黄色く黄葉するのであろうが、今でも十分見ごたえのある紅葉絵巻でした。
山肌に陽が射せば、もう一段輝きを増したであろうと思われた。
台風余波による落葉が心配されるほどでした。
一昨日、昨日と足元のウラシマツツジによる紅葉が見られたが、木々の紅葉はここに来て初めての気がしました。
次に現れたのは、コマクサ平のウラシマツツジによる真っ赤な足元紅葉でした。
〈ここにもホシガラスが飛び回っていました〉
その後、地元の方の話を聞きながら、ゆっくりと急坂のガレ場を登っていった。
ここへ来たら是非とも▲白雲岳まで登って、パノラマ展望と紅葉の縞模様を見るように勧められました。
最後のガレ場の急登を登って▲赤岳に到着した。
風が強かったが、ここの岩場からのパノラマも素晴らしい。
軽食後、一昨日通った▲小泉岳山頂付近を通って、▲白雲岳を目指す。
次第に南西側の山々が見えてきて、まずは名峰▲トムラウシの特徴的な王冠のような山頂部分が目につき出した。
〈一昨日に歩いた時は、ガスでトムラウシは見えなかった〉
〈チングルマも紅葉していました〉
▲白雲岳の大きな噴火口のような縁をまいこむようにたどる登山道を進んで行った。
〈王者の貫禄十分です〉
〈バックには、石狩連峰から続くニペソツとその奥にウペペサンケ山が見えます〉
ガレ場の途中にも、リンドウなど小さな花が咲きだしていた。
〈この時期には、野鳥やシマリスがたくさん現れます〉
最後は、岩塊斜面を登って念願の▲白雲岳山頂に到着した。
ここへは二度目、以前来たときは初夏の花の時期だったが、小雨とガスで全く視界が無かった。
全方位の大展望で、特に山頂標識の向こう側のパノラマは全く素晴らしい。
紅葉の色味がまだ少し薄いが見飽きない風景である。秋は、この展望が大きな魅力である。
クマネシリ山群、石狩連峰に名峰ニペソツにウペペサンケの東大雪の山々、そして▲トムラウシを挟むように遠く日高山脈と十勝連峰、その奥に夕張山地と芦別岳まで見える。
そして近くには、色づき出した湖沼群、右側には裏旭を始めとする大雪の峰々が大きい。
去りがたい山頂を後にして、再び▲小泉岳に立ち寄ってから、往路を帰った。
再度、ガスりだした紅葉を堪能しながら無事下山しました。
北海道の山は、山の連なりは少ないですが、その広がりに感動します。
お手軽なマイカー登山記録ですが、暇つぶしにどうぞご覧下さいませ。