ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

『プロフェッショナル』の意味と流儀!

2020-02-02 09:48:00 | 日記

「プロフェショナル」と聞くと、卓越した能力やパフオーマンス力を持つ「専門家」「プロスポーツ選手」「音楽家・ミュージシャン」「エンタテイナー」「料理家」などのイメージがありませんか!

「プロフェッショナル」の語源は、ラテン語のprofessus。もともと宗教用語で、神に対して告白、宣誓した人や神の託宣を受けた人を指し、最初は聖職者のみを指していたようです。

Professesの「pro」は「前に」という意味の接頭語で「fessus」は「言う」という意味。
「前に、言う」つまり、人の前で公言をする、宣言をするということで、『高い倫理観と技能を有しているということを宣言する人』のことをプロフェショナルと呼びます。

「プロフェッショナル」『玄人』に対し「アマチュア」と言うと、『素人』と呼ばれます。あるジャンルの玄人、例えばプロ野球選手に対し草野球選手は素人!

一つの視点はパフォーマンスに対する対価(報酬)を得られるか否か。

プロ野球選手は、多くのファンに感動と喜びを与えて「興業ビジネス」が成り立っています。音楽や舞台の世界なども同様です。

卓越したプロ中のプロは、一般人とは比べようのない報酬を獲得して「憧れ」の存在となります。

でも、このような特別な人たちだけが「プロフェッショナル」なのでしょうか。

私は、「プロフェッショナル」とは、一部の卓越した能力を持つ人たちだけを指すのではなく、報酬を得て仕事をする人たちは全て「ビジネス・プロフェッショナル」であり、また、報酬を得なくとも、何らかの価値創造している人たち、例えば『家事労働者』もプロフェッショナルとしての誇りと自覚を持つこと、そして社会がそれを認識する事が大切!と思っています。

サラリーマンがプロ?

ルーティン作業者や現場労働者がプロ?

事務や販売仕事をしている人がプロ?

家事労働者がプロ?
などの常識感や思い込みありませんか!

私は全てYes!と思います。

社会価値を生み出し、人々に感動や喜びと愛情を伝え、幸福生活の基盤である幸せ笑顔を創り出す人たちは全て「プロフェッショナル」です。

「プロフェッショナル」にはそれぞれの流儀があるもの。
日々の研鑽と努力により、流儀に磨きをかけてゆくのが人生です。

結果はついてきます。
日本人初のミシュラン三つ星を獲得された小林圭シェフも、苦節10年の地道な研鑽を社会が認めたもの。日本人の誇りですよね。
おめでとうございます。